江田・石井・藤井・与謝野

皇紀2671年(平成23年)1月19日

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110118/plc11011812440065-n1.htm
 ▲産經新聞:江田法相「マニフェストは(野党時に)心眼で作った」見直しへ

 つまり、民主党の政権公約「マニフェスト」なるものは、適当に作られたものだったということです。みんなの党の「アジェンダ」も似たようなものでしょうか。何か「公約」と言い切れない後ろ暗さが彼らにはあるのかもしれません。

 枝野幸男官房長官も昨年11月14日、当時幹事長代理として「与党になって、こんなに忙しいとは思わなかった。『政治主導』とうかつなことを言い、大変なことになった」などと発言してしまっていますから、民主党の「政権を任せてみて下さい」には、何の戦略と兵站も、国家的展望もなかったのです。

 なお、江田五月法相は同日、北朝鮮による日本人拉致事件の実行犯・辛光洙容疑者の釈放嘆願書に菅直人首相らとともに署名してしまっていたことについて、陳謝しましたから、是非とも閣僚の1人として拉致被害者の即時全員帰国に全力を注いで下さい。誰にでも過ちはあるでしょう。それは分かりましたから、現職の閣僚として謝ったからには責任をとって下さい。

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011700938
 ▲時事通信:普天間「ちっぽけな問題」=民主・石井氏
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011011900627
 ▲時事通信:藤井氏発言を批判=与野党協議にも否定的−野党

 もはや民主党は何もかも「ちっぽけなことだ」で誤摩化してしまうつもりでしょうか。石井一党筆頭副代表のおかしな発言(1票1万円買収発言など)・おかしな行動(麻生太郎首相への漢字試験行為など)は今に始まったことではありませんが、なるほど創価学会と公明党の関係も「ちっぽけなこと」ならば、今のまま追及しなくてもよいことになります。

 しかし、この方の発言以上に野党各党を怒らせたのが、藤井裕久官房副長官の、与謝野馨経済財政担当相と組んだ増税発言でした。民主党が徹底抗戦していたはずの平成21年度改正所得税法の付則(平成23年度までに消費税増税の法整備をすること)を、あっさり「順守すべきだ」と述べたので、皆が呆れ返ったのです。

 これは改造内閣発足時から予想されたことでした。与謝野担当相は18日に衆議院内会派「民主党・無所属クラブ」に入会していますから、もうなり振り構わないでしょう。彼らは、極めていい加減な公会計を財務省に許したまま、不透明で不毛な増税議論を繰り広げることになります。「埋蔵金」なるものが出てこなかった理由も分かっていないでしょう。

 何度でも申しますが、政府として多くの役割を約束しているのですから、わが国政府は来年度から「北朝鮮と同じ単式簿記」から複式簿記に改めて下さい。東京都はとっくにそうしています。それをせずに「埋蔵金」「無駄削減」なんぞと空約束をするから、自民党も民主党も信用されないのです。

統一地方選直前!2・13「日本よ、たちあがれ!」第二回決起集会
 http://www.shinhoshu.com/2011/01/post-173.html
▲詳細は上記リンク記事をご参照下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

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『江田・石井・藤井・与謝野』に1件のコメント

  1. ストリートマン:

    選んだ国民はこの「事象」?を良く見て、次の選挙には真面目に臨んでほしいものです。こんな連中に、大事な税金をタダ食いさせる悔しいでしょう。