総連草案「丸写し」で可決
皆様は、北朝鮮と朝鮮総連(在日本朝鮮人総聯合会)が共同で製作した映画『東海の歌』をご存知でしょうか。これは、北朝鮮を「地上の楽園」と騙って総連が推進した帰還事業50周年記念作品だそうで、韓徳銖前議長(初代)をモデルにした主人公が登場し、総連の結成、教育援助費と奨学金による民族教育の発展と帰国実現までを描いているそうです。こればかりは、さすがに私の未見作であることをことわっておきます。
そもそも「東海」という海域など存在せず、正しくは「日本海」であるということも、はっきりとおことわりしておきましょう。
20日早朝、金賢姫元工作員が来日しましたが、朝鮮総連の日本人拉致事件への関与は、公安調査庁の調査や警視庁公安部の捜査によって明白であるという日本政府の公式見解があります。この事実を忘れてはなりません。
民主党が「子ども手当」とともに選挙対策でやった割には評判が悪く、ただ財政を圧迫させるだけの「高校授業料無償化」は、或る政治活動を後押ししただけでした。それが、朝鮮総連による朝鮮学校授業料無償化適用を訴える民族運動です。
これに対し、たちあがれ日本は高校授業料無償化そのものをやめると公約していましたが、確かにそのようにすべきだと思います。本件が持ち上がった際に私は、あくまで違法滞在ではない在日外国人に日本の公立学校への入学がまったく制限されていない(日本では人種による教育機会への差別はない)のにもかかわらず、前述のように民族教育の発展を目指して総連と北朝鮮本国が勝手に作ったのが朝鮮学校だと申しました。よって血税投入の対象になどする必要はありません。
いまや在日朝鮮人のみならず一部の在日韓国人も、この「各種学校」に通っているそうですが、一時の総連と韓国民団(在日本大韓民国民団)の異常な関係については、ジャーナリストの櫻井よしこさんが平成18年7月に指摘しています。
http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2006/07/08/post_454/
▲櫻井よしこブログ:『民団』団長就任後に続く異常事態発生の不可解 河丙鈺氏はいったい何者か?
さて、東京都小平市議会は先月29日、総連の準備した朝鮮学校への高校授業料無償化適用を求める草案をそのまま使用した意見書を可決していたことが19日、分かりました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100720/crm1007200132002-n1.htm
▲産經新聞:総連の草案“丸写し”意見書、小平市会が可決 朝鮮学校「無償化」要望
民主党会派や創価学会=公明党会派などの賛成多数だったそうですが、総連は民主党の地方議員に接近して可決を迫るよう工作の指示を出しており、これもやはり先月13日付けの産經新聞社配信記事によりますと、総連が朝鮮学校の生徒や保護者に対して文部科学省への「電話かけ」工作を、日本人になりすましてでもやるよう指示していたことが、すでにバレています。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100613/kor1006130120000-n1.htm
▲産經新聞:総連、朝鮮学校無償化へ攻勢「日本人になりすませ」文科省への電話指示、ノルマも
小平市といえば、総連と北朝鮮によって作られた東京朝鮮学園・朝鮮大学校のあるところです。民団の支援を受けて永住外国人(とはいえ在日韓国人・支那人のみ)地方参政権付与を実現させようとする民主党が、同じように総連に工作されてまんまとこのような意見書を可決させてしまうとは、何ということでしょうか。
北朝鮮と総連による日本人拉致事件は未だ解決していません。その厳然たる事実を肝に命じ、特に小平市民の皆様、私を含め全国の皆様、改めて地方議員のはたらきの重要性を認識すべきです。このようなことが現状でも起きるからこそ、外国人地方参政権など以ての外なのです。
靖國神社みたままつりのご報告
平成22年靖國神社みたままつりが16日、終わりました。真・保守市民の会は、会員皆様からのご寄付により、皆様の英霊への想いを込めて献灯させていただきました。18日付けで、当会ウェブサイトにてその模様を画像を交え、ご報告申し上げております。有難うございました。
真・保守市民の会代表 遠藤健太郎