安倍外交が日露交渉に失敗

皇紀2679年(平成31年)1月23日

重要会談前に期待感打ち消し…露の常とう手段

 【モスクワ=畑武尊】ロシアのプーチン大統領の狙いは、領土問題の決着を先送りし、平和条約締結を優先させ、日本から経済協力を引き出すことだ。ここに来て、ラブロフ外相らが領土問題で厳しい発言を繰り返すなど、交渉のハードルを上げているのは、日本を揺さぶることで実利を手にしようとする戦略とみられる。

(YOMIURI ONLINE(読売新聞))

 未だ安倍晋三首相を絶賛支持する方がたには大変申し訳ないのですが、これは「完全に失敗した」と認めなくては、ますますこの先がありません。

 最初から一貫して申しているように、国際法上今もって有効な千島列島全島と南樺太の領土帰属がわが国にある根拠(樺太・千島交換条約)を示し、大東亜戦争の結果がそこから一歩たりとも動いていないことこそを「露国が認めなくてはならない」と強く出なくてはいけませんでした。

 にもかかわらず、わが国が武装解除中に日ソ不可侵条約を破って当該領土を不法占拠したことを「第二次世界大戦の結果だ」などと露国側にいわれ放題にされたため、安倍首相が解決に胸を張った日露講和交渉は、とうとう暗礁に乗り上げたのです。

 そこでわが国の報道は、あたかも露国のウラジーミル・プーチン大統領の都合ばかりを強調するのですが、或いはわが国保守派も「露国が悪い」といい、自分たちの何が招いたこの結果なのかを直視しようとしません。

 交渉というのは、まして「領土を返せ」という限りは、腑抜けた態度で相手に臨むことを許さないものです。日韓のあらゆる交渉に於いても同様で、これは韓国の文在寅大統領が決定的に北朝鮮工作員であるがために、これを潰す目的をもってまして強い態度で迫らなければなりませんが、首脳会談を重ねたプーチン大統領を相手にしても、いわば「引く時」「押し倒す時」をなくして交渉などありえません。「仲良しごっこ」を続けて領土を取り返すことなどできないのです。

 旧ソヴィエト連邦発足時の地図にさえ、当該領土は「日本国」と記述されていました。武力の結果が現状だなんて、とんでもありません。

 あくまで米軍による占領統治から脱しない現行憲法(占領憲法)を護り抜く頭のおかしなわが国の政治に、そもそも米国にそそのかされ、または米国の動きに焦らされて不可侵を破ってサン・フランシスコ(桑港)講和条約に参加しなかった露国が不信感を抱き続けてきた結果、七十年以上にわたって日露に講和が成立しないという異常事態に陥ったのです。旧ソ共産党の卑劣さはともかくとしても、よって当該領土が「ソヴィエト領」といい張られるに堕ちました。

 安倍首相は、共産党(ユダヤ系)と闘って勝ったプーチン大統領のような愛国者と交渉することで、この異常な歴史を劇的に転換させようと努め、その契機も十分にあったのですが、結局は相手に強く出る時機を逸して失敗したのです。また、プーチン大統領が懸念した対米従属の不信を払拭することにも失敗しました。

 今回の首脳会談をもって、年内六月までには解決の道筋を示したかった当初の計算は致命的に狂い、逆に今夏の参議院議員選挙に影響しないよう交渉を先延ばしにする方向へ努力するという、最も望ましくない展開になることが分かりました。プーチン大統領の「ご都合」を語るなら、安倍首相の「ご都合」にも言及すべきです。

 いつまでも占領憲法の護憲政治をやっていますと、かつて先人たちがわが国の国家主権を諸外国に認めさせようと血と汗を流した歴史も忘れ、ことほど左様にあらゆる交渉を頓挫させます。

 これで韓国の北朝鮮工作員政権にまで敗れれば、もう安倍内閣は退陣するほかなくなるのです。特に安倍首相の支持者の皆さんは、この問題で強い拒絶反応を示してください。何が許されないことなのか、安倍内閣に分からせねばなりません。お願いします。

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日韓、政治レベルの対決へ

皇紀2679年(平成31年)1月22日

「同意なく7本抜歯」と国提訴

強制退去を命じられ大阪入国管理局に収容中の韓国人男性(35)が施設外の歯科医院(大阪市住之江区)で2016年に治療を受けた際、同意なく7本以上抜歯され、精神的苦痛を受けたなどとして国と歯科医院に計約1100万円の損害賠償を…

(ロイター)

 人道的措置としての緊急治療すらも、強制退去を命じられるような違法行為に及んだ韓国人にかかればのちのちこの有り様です。ならば痛がってようが死の危険があろうが、そういっている間に強制退去にしてしまえばよかったということになってしまいます。

 日韓併合条約も、朝鮮人妓生の保護も朝鮮人労働者の雇用も、或いは日韓基本条約および日韓請求権協定も、全て今ごろになってわが国が悪いようにいわれており、日韓双方の先人たちが互いに積み上げてきた苦労も何もかも、韓国人こそがなかったことにしているのです。

防衛省、レーダー照射で韓国との協議打ち切り「継続困難」 新証拠の「音」公開

防衛省は21日夕、韓国海軍艦艇による海上自衛隊機への火器管制レーダー照射問題に関する「最終見解」を公表し、防衛省のホームページ(HP)に掲載した。これまでの韓国側の対応について「客観的かつ中立的な事実認定に応じる姿勢が…

(産經新聞社)

 なかったことにしようとしているといえば、やはりこれです。この動かぬ証拠にさえ、韓国側は「何の証拠にもならない」などと強弁していますが、パルス・ドップラー式の火器管制レーダー(韓国海軍側)が哨戒機(海上自衛隊側)の正面を向いて追尾している様まで映し出され、哨戒機が退避しており、いよいよ照射されたパルス繰り返し周波数の音声化したものまで公開されて、これで全世界の軍関係者を欺けるとでも思っているのでしょうか。もう韓国は逃げられません。

 それでも北朝鮮指令で従前より明確にして厳然と対日ヘイトスピーチ(反日)行動をとり、日米韓関係を破壊する目的をもって動いているのが文在寅政権です。

 防衛省が「これほど会話が成立しないやつらともう話してられるか」と実務者レヴェルの協議を打ち切ったということは、いよいよ協議が政治レヴェルへ格上げされます。いえ、そうでなくてはなりません。

 わが国が政治決断として、文政権に対し制裁措置をとる時が来ました。そして、ここまで「さすがにこれは韓国が悪い」といってきた報道権力やその御用有識者、ジャーナリストたちが制裁には「大人げない」などと反対し出す時が来ます。

 二十日記事でも申したように韓国を裏切る韓国の大統領を野放しにすることが、果たして本当に「大人げない」行動なのでしょうか。厳しく当たらねばならない時にしそびれると、のちのち後悔することになります。

 私たち国民は安倍政権に対し、北朝鮮工作員政権を徹底的に追い込むよう求めましょう。

「文在寅」が増えていく…

皇紀2679年(平成31年)1月21日

 東京都立町田総合高校(町田市)で、五十代の男性教諭が一年生の男子生徒の顔を殴っている場面を写した動画がTwitter上で拡散された問題ですが、これは明らかに生徒に問題があります。この生徒は、わざと暴言を吐きまくって教諭に殴らせるよう仕向け、その様子を別の友人に動画に撮らせて公開したのです。

 かつて「不良少年」という言葉がありましたが、ここまでする未成熟な男子を前にしても、なお口頭のみの注意で終わらせることが教育だと思いますか? ならば教育とは何でしょうか。

 そもそも体罰とは、教育を目的とした有形力の行使として有効であり、敢えて申しますと、理不尽なことをすれば理不尽に(感情的に)殴られても仕方がないものだと知ることも教育の成果なのです。成人がこれと同じことを街中ですれば、相手が悪ければ殺されてしまうかもしれず、己の身を守らせるためにも「こんな莫迦なことをしてはならん」と身をもって知らせなければなりません。

 人間は本能でそれを回避できるものですが、この生徒は明らかにこの教諭という一人の人間を莫迦にしているのです。

 それを口頭注意のみで穏便にすませたとして、この男子は何を学びますか? 無理が通れば道理が引っ込むと知らせて生徒のためになるとでも? この体罰を否定する者は、教育を語る資格がありません。東京都の小池百合子知事は、この件の何が「残念」だったのか責任をもって説明してみよ!

韓国前最高裁長官の逮捕状請求 徴用工訴訟先送り疑惑で検察

 【ソウル=桜井紀雄】韓国のいわゆる徴用工訴訟に絡み、日本企業に賠償を命じる確定判決を朴槿恵(パク・クネ)前政権の意向で故意に先送りしたとされる疑惑で、ソウル中央地検は18日、梁承泰(ヤン・スンテ)前最高裁長官に対する職権乱用容疑などでの逮捕状を裁判所に請求した。最高裁長官経験者の逮捕状が請求されるのは初めて…

(産經新聞社)

 さて、表題の件はこれなのですが、「無理が通れば道理が引っ込む」の典型が韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)であり、あの男子生徒をそのままにしておけば、将来恐らく文大統領みたいな腐った大人になるに違いありません。「文在寅」を増やしてどうする!

 未だに韓国の三権分立を前提に議論する人がいますが、そのような説明は韓国の実情をまるで知らず、間違っていると思ってください。三権を一人の大統領が全て掌握するからこそ韓国の歴代大統領は末路が哀れなのです。絶対権力を奮い、それに群がる者たちに喰い物にされ、汚職にまみれて逮捕、亡命、自殺という異常な顛末を迎えます。

 旧年十二月五日記事で、文政権が検察に対して大法院の朴炳大前判事の逮捕状をソウル中央地方裁判所に請求させたことを取り上げましたが、今度は梁承泰大法院長を逮捕させようとしています。

 そうまでして日韓併合条約下の朝鮮人労働者(謎の俗称=徴用工)に関連し、北朝鮮指令で対日ヘイトスピーチ(反日)行動を貫徹したいのでしょう。かつてそれを邪魔した司法の責任者までもを政治的に抹殺しようとしているのが文大統領なのです。

 大法院の経験もない金命洙前春川地方法院長を現大法院長に任命したのは文大統領であり、これほど異常な人事を押し通した大統領が「日韓対立は本意ではない」と思っていると本気で説明する人は、莫迦か工作員のどちらかに違いありません。気をつけましょう。

韓国軍が救助した工作船?

皇紀2679年(平成31年)1月20日

 九日記事で先んじて申したように、防衛省は米国と連携できています。その成果が以下の記事に出ました。

レーダー照射“衝撃事実”!? 韓国救助漁船は「北工作船」か 日米情報当局分析…SOSなぜ韓国だけ察知した?

 日米情報当局が、衝撃的な分析をしていることが分かった。韓国海軍の駆逐艦が昨年12月、海上自衛隊のP1哨戒機に「敵対行為」といえる火器管制用レーダーを照射した際、同艦が「人道的な救助活動」をしていたという北朝鮮漁船が、「北朝鮮の工作船」に酷似しているというのだ…

(夕刊フジ 産經新聞社)

 むろんこれはまだ私自身が事実確認できていないため、間違いないとまでは申せませんが、全てに於いて可能性があります。重要なのは、日米双方が韓国軍の行動を怪しんでいるという一点に尽きるでしょう。

 精神疾患を抱え、自分で何をいっているのかすぐに分からなくなる韓国の文在寅大統領は、司法を操縦してわが国企業から在韓資産を強奪しようとして他人事のような顔をし、軍を操縦して北朝鮮の違法行為を後方支援しているのです。

 再度確認しておきますが、韓国の三権分立ほど体裁だけの出鱈目はありません。だからこそ歴代の大統領が哀れな末路を辿るのであり、それほど韓国では大統領が絶大な権力を掌握してしまいます。

 よって軍も思いのままであり、しかしながら在韓米軍との兼ね合いがあって、わが国よりも実態のある軍事同盟たる米韓同盟が足かせとなる場合もありますが、文大統領はその隙をかいくぐって海軍にこれほどまでのことをさせていた可能性が出てきました。

 これが事実であれば、日米韓に対する裏切り行為です。すなわち、日米はもとより韓国の大統領が韓国を裏切っていることになります。国民は今すぐにでも立ち上がらねばなりません。

 私たち日本国民も、このような現状を把握し、韓国政府に強く当たらねばならないのです。

これがホントのアベ政治だ

皇紀2679年(平成31年)1月19日

 本日は久しぶりに、国内にのみ目を向けてみます。

玉城沖縄知事、浦添埋め立て「やむを得ない」

 沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は16日、同県浦添市の松本哲治市長と県庁で会談し、那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)を浦添市の米軍牧港補給地区沿岸に移設するための埋め立て計画について、経済波及効果など将来性を考慮すれば自然破壊はやむを得ないことなど3項目を確認した…

(産經新聞社)

 これは完全に、中共福建省福州市名誉市民だった故・翁長雄志前沖縄県知事の「矛盾した県政」を引き継いだものです。在日米軍普天間飛行場の移設に反対する論理の一貫性を一方で著しく欠いた態度ですが、なぜか大きな問題にされません。

 玉城デニー知事は、そのおかしな県政をそのままやり通すというのです。浦添市の牧港沿岸は「やむを得ない」といい、名護市辺野古沖は「絶対に認めない」というのなら、認めないとするほうに関してさらなる説明が求められます。しかし、誰も何もいいません。

 こんな知事で大丈夫だと、本気で思っているのでしょうか? ……と尋ねたいのは、玉城知事を選挙で支援した野党に対してです。

【野党ウオッチ】立憲民主党・枝野幸男代表のお伊勢参り、ネットで炎上したが…

 立憲民主党の枝野幸男代表(54)が4日、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝したことが波紋を広げている。平成29年10月の結党以来初めての参拝だったが、社民党出身の阿部知子衆院議員(70)や支持者がツイッターなどで公然と批判。参拝には夏の参院選に向け保守層にも支持を広げる思惑があったようだが、党の支持層の左派体質が改めて浮き彫りに…

(産經新聞社)

 それがこの始末。ナントカ民主党の一つが「内ゲバ」の様相を呈しています。革マル派だの陳ナントカさんだのが伊勢の神宮に参拝したら、八百万の神神の御怒りに触れたといったところでしょう。

 なるほどと思うのが同党の阿部知子衆議院議員(神奈川十二区)の「伊勢神宮なんかに参拝して」という捨て台詞でした。産經新聞社記事の通り、この政党がどこまでいっても(左派というのは不正確で)対日ヘイトスピーチ(反日)体質に満ちていることを、率直に表してくれたと申せましょう。

 これが本当の「アベ政治を許さない」であります。

 わざわざ沖縄県に乗り込んだ反日扇動行為が道路交通法に抵触し、かつて社民党の福島瑞穂参議院議員と同様、沖縄県警察機動隊に羽交い絞めにされ排除される不祥事を起こしたばかりのアベ氏ですが、保守層に「助平心」を出した莫迦どもに対して彼女だけがいわば「平常運転」なわけです。両者とも莫迦なことに変わりはありませんが。

 ともかく、神宮をこのような「ゴミみたいな政党もどきの争い道具」に貶めたナントカ民主党の連中は、もう二度と首相の神社参拝について議論をする資格がありません。安倍晋三首相は、堂堂と靖國神社を参拝すればよろしい。

 どうせ中共も韓国も「敵対目的で敵対してくる国」なのですから。