全方位大失敗外交の韓国

皇紀2678年(平成30年)1月16日

【平昌五輪】韓国保守メディアを非難 北朝鮮、派遣取りやめちらつかせ「悪口」「盲動」「憤慨」

北朝鮮の朝鮮記者同盟のキム・チョルグク部長は15日、平昌冬季五輪への北朝鮮代表団派遣を巡り、韓国の保守系メディアが「(北朝鮮の)誠意をばかにし、冒涜する悪口」を…

(産経ニュース)

 平成二十九年十二月十日記事で申した段階では、まだ安倍晋三首相の平昌冬季五輪大会開会式欠席の可能性が表沙汰になっていませんでしたが、ここへきて「出席すべきだ」という意見が多数報道に載せられています。

 報道各社は、米国がマイク・ペンス副大統領の派遣をほぼ決め、中共共産党の習近平国家主席が出席するらしいと報じた上で、わが国がまるで「強情をはって孤立」するかの印象を私たちに与えようしていますが、実のところ習主席はまだ出席の回答を韓国にしておらず、ドナルド・トランプ大統領は欠席するのです。

 韓国は、露国のウラジーミル・プーチン大統領にも招待状を出していますが、禁止薬物の使用および隠蔽(ドーピング)問題で国際五輪委員会(IOC)との関係がこじれたため、欠席するだろうといわれています。

 つまり、現段階に於いて、日米露中の首脳に出席してもらいたい文在寅大統領の手元に、いずれからも出席の回答が届いていません。まして北朝鮮問題と必ず同じ工程になるよう動かしたいわゆる「日韓合意」に対する文政権の莫迦げた回答を前に安倍首相が出席すれば、文大統領に誤った意思(一部報道のいう意味不明な「大人の対応」とやら)を伝えることになります。

 北朝鮮は、対日ヘイトスピーチ(反日)で日韓合意を巧みにずらし、米国とも距離を置き、韓国内の保守派をすぐに壊滅させると期待していた文大統領をなお一層脅し上げ、北朝鮮工作員としての役割を果たすよう五輪大会を政治利用していますから、気がつけば文大統領は、日米露中朝の全てからそっぽを向かれるかもしれません。

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中国が微笑みかけたら危険

皇紀2678年(平成30年)1月15日

国税幹部の呼び出し 鳩山二郎氏秘書が辞任

自民党の鳩山二郎衆院議員(39)(福岡6区)の小沢洋介私設秘書(45)が、顧問を務める会社と関係がある免税店運営会社4社に対する税務調査について国税庁幹部に説明…

(産経ニュース)

 この件、どうやら国税庁から意図的に漏洩されていたらしいのです。学校法人森友学園問題なるものを創出し、安倍晋三首相を嵌めようとした財務省の、当時説明の矢面に立たされた佐川宣寿長官絡みで、行政権力から立法へ「財務省に難癖をつけるならこのような目に遭わせます」という見せしめだったかもしれません。

【あめりかノート】米中関係が険悪になると二階氏が訪中…その裏に潜む危険 ワシントン駐在客員特派員・古森義久

米中関係が険悪となり、日米同盟が強化されると、自民党の二階俊博氏が北京に姿をみせる-。日米中の3国関係のうねりを長年、観察していると、こんなパターンがあることに…

(産経ニュース)

 さて、産經新聞社の古森義久駐米客員特派員の記事に難癖をつけて大変申し訳ないのですが、日米中関係の見方がずれています。少なくとも自民党の二階俊博幹事長(和歌山三区)への取材が全く足りていません。

 保守派を中心に二階幹事長を非難する声は、もうずいぶん前から沸き起こっており、国想う団体に東京都内や和歌山県内で取り囲まれたりもしましたが、本当に中共共産党へ魂を売り渡したのは福田康夫元首相です。

 二階幹事長は過去、福田元首相に頼まれて日中間の調整役を担ったことが何度もあり、頼まれれば何でも引き受けるのが二階幹事長の政治家としての基本姿勢なのです。よって二階事務所は、陳情に行っても粗雑に扱われることがないと有名です。

 安倍首相が二階幹事長を重用するのは、そのためであり、二階幹事長も特に三年前の五月の訪中で、実は訪中団の人が集まらなかったところを助けられ、習近平国家主席へ宛てた親書まで用意してくれた(面子を保ってくれた)安倍首相をもう絶対に裏切りません。だから中共に厳しいことも発言するようになりました。

 昨年の訪中から帰国し、中共共産党が覇権掌握を目的に企む「一帯一路」へわが国も参加するよう促したのも、インド(印国)と同様に潜り込んで策略が頓挫していくのを確認したい目的があるようです。

 しかしながら「口利き」が得意な二階幹事長は、わが国もおいしい汁だけ吸えればよいと思っているようで、そこが相変わらず危険なのですが、ご本人は「(中共は)とんでもない国。だからみんな嫌がる。だから自分がやる」とごく近い人物には吐露しており、安倍首相と組んで日中の間合いを計っているのは間違いありません。すっかり中共に心酔してしまった福田元首相とは全く違います。

 小森氏に強く書いておいてほしかったのは、むしろ中共共産党の思惑のほうであり、現下の韓半島(朝鮮半島)の有り様を見ても分かる通り日米離間のために平気で歓待のふりをする中共に、決して私たちが騙されてはならない、と。

 福田元首相のように、熱烈歓迎にやられる「甘い日本人」の何と多いことでしょう。安倍首相も二階幹事長も分かってやっているのに、民間のほうが訳も分からず中共へのめり込んではいけません。

 とはいえ政府・与党に先述の「相変わらず危険」な側面もあり、ゆえに一帯一路への批判の手を緩めず、中共に進出したわが国企業がどんな酷い目に遭わされてきたかを取り上げ続けねばならないのです。

日本企業が勝てない理由か

皇紀2678年(平成30年)1月14日

JR信越線15時間立ち往生 乗客集中で運転強行か 新潟県は自衛隊要請検討もせず

東光寺駅側にバックするという選択はなかったのか。踏切の警報トラブルや後続車と衝突する危険性もあり、同支社は「後方に戻るという認識はなかった」とする。ただ、鉄道技…

(産経ニュース)

 まずJR東日本の信越線が大雪の中、約四百三十人もの乗客を閉じ込めたまま約十五時間も立ち往生したと聞いた時、運行判断の甘さうんぬんはさておき、車両ごと東光寺駅へ戻るよりもドアを開けて乗客を降ろし、線路を歩かせて駅へ退避すべきだったろうと思いました。

 反対意見があるのは承知です。大雪の中を歩くことによる危険が生じますし、よってJR東は考えもしなかったのでしょうが、自家用車で迎えが来た乗客以外を頑なに降ろさなかったのには、もっと構造的な問題、すなわちわが国企業の基本的な体質に問題があるように思えてなりません。

【信越線立ち往生】運転士が一人で除雪作業、乗客から「頑張れ!」とエール…ツイッターでの現場報告が話題に 

JR信越線の普通電車が新潟県三条市で約15時間半、立ち往生したトラブルで、乗客の男性がツイッター上で「JRの方の苦労、ありがたみや頑張りをすごく身近に感じました…

(産経ニュース)

 この記事を読んでも「まだいうか」と批判されそうですが、むしろストックホルム症候群にも似た症状が出る状況に乗客が置かれていたという認識を増幅させる証言でしかないのです。

 大雪の中をもし乗客を歩かせて線路上で転倒し、怪我でもさせたらどうなるかということに固執し、結局は車内に閉じ込めて数人を体調不良に陥れたわけですが、それは「仕方がなかった」「体調に変化のない乗客がほとんどだった」で済むと考えるのが企業側の論理で、常にこのような危機対応しかできないことで大丈夫なのか、と。あえて問題提起しているのです。

 助かるために立ち向かっていくか、助かるために何もせず留まるか。まるで映画『ポセイドン・アドベンチャー』のようですが、菅義偉官房長官がJR東の対応を批判した内容は、あくまで行政側として当然のこととしても、私は「わが国企業に潜む危機対応のバリエーションのなさ」が既に国際社会の競争の荒波に、いざとなると勝てないで帰ってくる原因の一つではないかと思えてなりません。思考回路が固定化されすぎていて、柔軟性がないと申すより「生き残りたい」という本能の叫びが全く感じられないのです。

 四日に亡くなられた星野仙一氏は、かつて「成功の反対は、失敗ではない。何もしないことだ」とおっしゃいましたが、必死に雪かきをした運転士や水と非常食を乗客に配った車掌の労はねぎらうとしても、結果として何もしなかったのと同じではないでしょうか。

 車両がいわゆる「スタック」した以上、先の帯織駅へは進めないにしても、東光寺駅までわずか三百メートルのところで、約十五時間も乗客を閉じ込めたわが国企業の危機対応は、少なくとも私たち自身が大いに議論すべきです。

市民団体が騒いでいるだけ

皇紀2678年(平成30年)1月13日

10億円、日本に返還を=「慰安婦合意はごみ箱へ」-韓国団体:時事ドットコム

 【ソウル時事】「10億円、直ちに(日本に)返還せよ」。日韓両政府間の慰安婦合意に反対している民間団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」などは10日、ソウルの日本大使館前の少女像脇で水曜恒例の抗議集会を開き、学生ら数百人が気勢を上げた。 マイクを握って演壇に立った挺対協の尹美香常任代表は、韓国外務省作業部会による合意の検証結果発表で、「『不可逆的な謝罪』ではなく『不可逆的な解決』という日本側の主張をそのまま受け入れたことが分かった」と指摘。「少女像の撤去を裏合意に盛り込み、『挺対

(時事ドットコム)

 韓国の文在寅(北朝鮮工作員)政権は、韓半島(朝鮮半島)の南北対話と、いわゆる「日韓合意の扱いをどうするか問題」を見事にリンクさせ続けましたが、そこに日米韓離間の意図があることは申すまでもありません。

 そうです。北朝鮮が、というより韓国自身が、すなわち北朝鮮工作員の文大統領が当然のように自ら日米韓離間を画策して動いているのです。そのことに日米双方が気づかねばなりません。

 お詫びをいって出されたお金を受け取り、半分以上も使っておきながら、或る日突然に「うちのバアさんが『いらん、返してこい』というので」と突き返せば、さて返されたあなたはどう思いますか? この質問を、むしろ韓国人にしたいものです。著しく礼を失するというのは、このような態度のことを指すのです。蒙古力士のほうしか見ていない池坊保子さん、分かりましたか?

 日ごろから「礼を重んじる」と胸を張る韓国人であれば、お分かりのはずです。そもそも顔を合わすたびに「おまえのジイさんがうちのジイさんの足を踏んだ」「いや、うちのバアさんはおまえのバアさんのことを嘘吐きといっている」といい合っていて、ご近所づき合いができますか、と。だからもう「日韓合意」でお互いいい合うのをやめましょうと全世界の見ている前で決めたのです。

 わが国は、その合意を全て履行しています。さぁ、韓国が約束を守る番です。私たちにとって、その十億円がどうなろうと、合意によって設立された韓国の財団がどうなろうと、知ったことではありません。日韓基本条約および日韓請求権協定締結時、わが国が韓国に当時約八億ドルもの莫大な「戦後賠償」と称されるものを(日韓併合条約を締結していたのであって日韓戦争でもしていたわけではないのに)支払ったのがどうなったかも、それは韓国国内の問題であって私たちは知りません。なぜなら口をはさむべきではないからです。

 既に日韓基本条約(請求権協定第二条第一項)を破った韓国に、もう二度と破らせないための合意でこの始末なのは、どうしても北朝鮮の工作機関である韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)に韓国政府が屈するか、歩調を合わしてしまうからにほかなりません。

 実に七割もの元韓国人妓生(俗称=元慰安婦)とされる老婆たちが合意に賛同し、わが国から拠出されたお金を受け取っているのに、この人たちはどうなるのでしょうか。挺対協は北朝鮮の工作機関ですから、全くお構いなしです。

 挺対協は、わが国に「十億円を突き返してやる」といって募金活動をしていましたが、ふたを開ければたったの約七千四百万円しか集まらず、目標の約一億一千万円にすら届きませんでした。韓国国内でも「日本大使館前で、少女像前で騒いでいる連中はおかしなやつらだ」という人が多いのを、私は知っています。

 これほど少数の異常な集団に政策を左右され、韓国はまだ国際社会で恥をかきたいのでしょうか。「再交渉を求めない」といいながら新たな要求をする頭のおかしな韓国現政府を、絶対に認めてはいけません。特に沖縄県内で騒ぐ異常な少数の団体に、わが国政府が揺るがされるとすれば、私たち日本人も「頭のおかしな人たち」といわれるのです。

中国の恥…幼稚な強がり

皇紀2678年(平成30年)1月12日

尖閣:「日本艦が進入」従来の立場強調 中国外務省 – 毎日新聞

 【北京・浦松丈二】中国艦船が沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったことについて、中国外務省の陸慷(りく・こう)報道局長は11日の定例記者会見で、事実関係について「本日午前、日本の海上自衛隊の艦艇2隻が前後して赤尾嶼(せきびしょ)(大正島の中国語名)北東側の接続水域に進入し、活動した。中国海軍は日本側の活動に対して全行程の追跡、監視、抑制を実施した。現在、日本側の艦艇は接続水域を離れている」と、尖閣諸島を自国領とする中国側の立場から説明した。

(毎日新聞)

 泥棒が「私の(盗りたい)ものがあの家に占有され、居間に置かれているのを、私は監視している」といっているようなもので、とても聞いていられません。ならばグズグズいっていないで早く盗ってしまえば、警察に逮捕されて終わります。

 沖縄県石垣市尖閣諸島が中共共産党の領土だったことは、国際法上ただの一度もありません。それを力で強奪する、或いは「自分たちの領土だ」というのなら、堂堂と入ってくればよいでしょう。

 わが国領海の外側にある接続水域に、二年前の六月以来二度目となる共産党人民解放軍海軍艦と潜水艦を侵入させ、海上自衛隊艦艇二隻を見てすぐに出て行く有り様から、もう既に尖閣諸島及びその周辺海域が中共の領土・領海ではないと認めたようなものです。にもかかわらず何でしょうか、このくだらない強がりは。

 しかしながら私たちは、現行憲法(占領憲法)を放置してしまっている(護憲)ため、実際に共産党軍が乗り込んできた場合、わが国では対処できません。防衛出動を閣議決定することもできないのです。

 だからこそわが国は、米国が尖閣諸島を日米安全保障条約の対象とすることにこだわり、必死になってその言質を取りました。事実上の米軍基地提供条約にすがる私たちの、本当は知りたくない現実です。

 とはいえです。中共共産党は、このすべてを知っています。だから盗りたくても盗れず、失笑ものの見解を誇示するほか手がありません。もし尖閣諸島を強奪し、日本政府が米政府に泣きついて、米政府に騒がれでもすれば、いわゆる「日韓合意」と同様に国際社会の舞台へ引き上げられ、非難の集中砲火を各国から浴びてしまいます。

 そうすれば経済が停滞し、習近平国家主席は、たちまち失脚するのです。下手をすれば共産党支配が崩壊するかもしれません。

 現在の外交部は、北京政府の中でも力のない省庁であり、あまりくだらないことをいって騒ぎを大きくしないほうがよいでしょう。中共のためになりません。老婆心ながら陸慷報道局長の粛清をお勧めします。数ある報道官の妄言の中でも、中共人民にあるまじき最も幼稚な類いで、二度と目にしたくありません。