日本領空の近く飛んだだけ

皇紀2679年(令和元年)7月24日

 ようやく統一地方選挙から参議院議員選挙の流れが終わり、落ち着きを取り戻したいところなのですが、都合によりしばらく短文配信となりますことをご了承ください。

ロシア外務省、韓国への領空侵犯を否定

【7月23日 AFP】(更新)ロシア政府は23日、同国軍機が韓国領空を侵犯したとする韓国軍合同参謀本部の発表について、国際空域で予定通りの演習を実施していたと反論した。

(AFP通信)

 この報に触れ、誰もが二つのことを思ったはずです。まず「竹島は日本領なのに韓国軍が出てくるのはなぜ?」と、そして「日本の航空自衛隊機は緊急発進(スクランブル)しなかったのか?」ではないでしょうか。

 ともすれば露国軍は、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の近くを飛行すると「日韓のどちらが出てくるのか」とでも思ったのかもしれませんが、実はこれまでも空自がスクランブルしています。

 つまり、露国はこれまでの経緯から明確に竹島を「日本領」と認識しており、今回は露国外務省が主張する通り韓国の領空を侵犯していないにもかかわらず、いきなり韓国軍機が出てきて計約三百六十発もの警告射撃に及んだということになるのです。

 しかし、韓国側のこれら主張を露国側は否定しています。なぜならわが国が防空識別圏に入ったことを確認しており、認めれば日本政府の抗議を受ける(現に抗議された)からです。警告射撃もなかったといい、韓国空軍に対して「しょっちゅうこんな失敗をしている」とまで指摘しました。

 わが国政府は、露国だけでなく韓国にも抗議しています。早い話が「おまえんとこの領土でもないのにしゃしゃり出てくるんじゃねぇ」という主旨です。ともすれば今回の件、米露中(共産党人民解放軍機も公海上を飛行)で話し合って「文在寅(北朝鮮工作員)政権を潰そう」と決めたがゆえの行動かもしれません。

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日米韓関係破壊の総仕上げ

皇紀2679年(令和元年)7月23日

 やはり自民党は、消極的勝利しかできませんでした。読者の方もご指摘の通り、このあまりにも低い投票率が全てを物語っています。

 しかしながら、その主義主張(というより支援組織が極左暴力集団)はともかく約九十九万票を獲得したれいわ新選組の山本太郎候補が落選し、約一万五千票しか得票しなかった公明党(創価学会)の塩田博昭候補が当選してしまうというわが国の選挙制度には、少なからず問題があると申さざるをえません。

 このようなことは、米大統領選挙の制度でも起きるのであり、私たちが「民主主義」と呼称しているもののいかがわしさをこそあぶり出すべきです。

徴用工問題「説明した」=安倍首相発言に反論-韓国:時事ドットコム

【ソウル時事】安倍晋三首相が徴用工問題に関し「韓国側が答えを持ってこなければ、建設的な議論にならない」と批判したことについて、韓国大統領府報道官は22日、「これまで韓国政府がしっかりと返事をしなかったという話なのか問いたい」と不快感を表明、「(韓国)最高裁の判決を根拠にして説明した」と反論した。

(時事ドットコム)

 さて、韓国大法院判決に基づく説明というものは、あくまで韓国国内向けに有効なのであって、何ら関係がないわが国に対する説明としては全く無効である、ということが分からない青瓦台のスタッフは、完全に頭が悪いとしか申しようがありません。

 或いは、もう文在寅(北朝鮮工作員)政権の連中は、明確に日韓関係を悪化させる目的を持って行動していますから、何をいっても無駄なのです。

 産業通商資源部の兪明希通商交渉本部長が次官級協議を米国に申し入れ、本日から訪米しますが、訪日中のジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は本日より訪韓します。

 このすれ違い具合も、対北強硬派のボルトン補佐官を恐れて避けたのか、そもそも米韓関係も悪化させようとわざとやっているのか、呆れて開いた口がふさがりません。米国は既に、韓国のわが国への対抗措置に「NO」を突きつけています。米中貿易戦争の最中、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直しなどという文政権の提案は、中共の共産党を利する危険な考えです。

 文政権はもう、米国が味方してくれないことを恐らく知っているでしょう。よって韓国国民に努力アピールをし、それでも助けてくれない米国に反感を抱かせようとでもしているに違いありません。

 これで見事に日米韓関係を破壊した北朝鮮工作員として、文大統領が北朝鮮に称えられる、いや何としても称えられたいということなのでしょう。文政権は、関係破壊の総仕上げに入りたいものと思われます。だから文大統領は危険人物なのです。

安倍内閣は維持なのだが…

皇紀2679年(令和元年)7月22日

 実はこの配信記事は、十九日の金曜日に書いています。にもかかわらず「こんな表題をつけて大丈夫なのか」と思いながら、只今移動やら何やらで、とても記事を配信できません。

 四年ごとの統一地方選挙に国政選挙がかぶりますと、どうしても一年の前半以上が吹き飛んでしまいます。何卒ご理解を賜り、ご了承くださいませ。

 また申すべきことは、明日にでも改めさせていただきます。

 しかしながらこれでわが国経済は、韓国なんぞとは一切関係なくまたも崩落を始めるでしょう。とんでもないことになりました。

島崎遥香、優先席に座る会社員に「何で平気で座ってられるんだろう」

 元AKB48の女優、島崎遥香(25)が16日、ツイッターを更新し、優先席に座る会社員に苦言を呈した。 島崎は「お爺ちゃんが子供に席を譲ってあげてるのに優先席に座ってる会社員の人たちは何で平気で座ってられるんだろう」と指摘し、「韓国は素敵だったな~。健康な若者はみんな立ってた。優先席はガラガラでした。色んな国へ旅して素敵なところを沢山吸収したいな」と…

(サンスポ 産經新聞社)

 昨日記事で、六月六日記事を再度お読みくださいと申しましたが、これはそもそも同月三日記事の関連であり、そこで前日に行なったと申した政策提言の議論に於いて、実はこの「ぱるる」こと島崎遥香さんのツイートと全く同じことが既に議題に上がっていました。

 つまり、絶望的な高齢化が進行してしまったせいで、島崎さんがつぶやいたようなことをいつまでも絶対的価値観、或いは世の正論にし続けますと、働き盛りの現役世代はえんえんと電車の席にも座れなくなるのです。

 しかも、到底支えきれない数の高齢者たちの年金支給を賄うため、働けど働けど自分の手元に残せるはずのお金が消えていきます。これが現行の年金制度を放置し続けた十年後、二十年後のわが国の姿です。これでどうして内需が回復しますか? 儒教に縛られることの真の問題をご存じない島崎さんが「見習え」とばかりに例示した韓国は、実はもっとわが国より悲惨な一途を辿ります。しかしながら、それは韓国政府の問題として置いておきましょう。

 高齢者向けの新商機があるといえど、ただの高齢化ではなくわが国の場合は「絶望的な」高齢化です。失われた三十年で行き場を失った団塊ジュニア世代とその下の世代の多くには、お金がありません。政府に見捨てられた世代は、そうして結婚することも、次世代を授かることも避けて生きてきました。もうわが日本に、回復するはずの内需など残っていません。

 にもかかわらず、電車の席にも座らせてもらえないのです。これからも、島崎さんのようなことをいっていますと、働いて疲れて帰る現役世代はさらに疲弊し、席を譲られたがらない高齢者がどこへ急ぐでもなく車内を混雑させるだけさせ、呆然と皆が立ち尽くして生気を失っていくような光景を、私たちは何度でも目にすることになるでしょう。わが祖国で、この祖国で。

 むろん、これは極端な表現かもしれません。しかし、あまりの危機感のなさが、年金制度に「打ち出の小槌はない」といい、消費税率の引き上げにも無気力に従う安倍内閣に表れています。

 日本はこのままでは終わるのです。日本民族にもう将来はありません。そこへ中共が人口侵略を図り、軍艦も弾道弾も必要としないまま二十年でも三十年でも時をかけて日本を乗っ取るのです。

 最大の安全保障は何かと申せば、民族の命を守ることであり、それは祭祀であり、国民の暮らしの安定を図り、命の継承が再び生き生きとすることにほかなりません。

 勇ましく「日本の国防力」を語る以前の段階にあるのが現在の私たちなのです。

さぁ、投票に行こう!

皇紀2679年(令和元年)7月21日

 本日は、参議院議員選挙の投開票日です。

 対日ヘイトスピーチ(日本を貶める言動)を許さないが消費税率の引き上げはもっと許せない、という方にすれば、もうどこにも投票すべき政党がありません。

 どうせ自民党が一定の議席を獲得して終わります。しかし、読者の方がコメント欄にご意見をくださったように、一矢報いるには投票を放棄してはいけません。

 さぁ、投票に行きましょう!

 その前に、少し六月六日記事の「人生百年という絶望」を再度お読みください。特に「現在の政府には、その生き地獄が見えていません。ましてナントカ民主党の連中になど見えているはずがないのです」「そんなことも怖くてできなかった長妻昭元厚労省が居座るナントカ民主党になんぞ『まっとうな政治』はできないのです」の部分は重要です。

 明日には、この記事を踏まえて、さらに申したいことをまとめます。

反社会勢力とれいわ新選組

皇紀2679年(令和元年)7月20日

【要拡散】

連帯労組の幹部(執行委員)である西山直洋なる人物と参議院議員の山本太郎氏
良識の府たる参議院議員が反社会的行為で起訴された人物と仲良く写っていますね

(渡邊臥龍@watanabegayou)

 まず初めに断っておきますが、以前にも申したように私は、役者としての山本太郎さんを高く評価していました。深作欣二監督の『バトルロワイアル』や伊丹十三監督の『マルタイの女』などで異彩を放ってきた彼は、もっと評価されるべき役者だったと思っています。

 それに彼が一個人として、わが国の現行憲法(占領憲法)体制丸出しの日米原子力協定による現行軽水炉型原子力発電の継続(協定延長)に異議を申し立てるのにも、私自身は一定の評価をしています。或る部分に於いて彼の主張は正しいのです。

 しかし、彼は参議院議員になってしまいました。現実の国民生活を守らなければならない立法の一員として、わが国の電力供給を維持するほかの有効且つ具体策を示さなければならないところを、今なお「ベクレてる(放射能汚染されているの意)」などといい放った当初から何も変わっていないのです。

 極めて無責任な言動で人びとを一瞬感動させてはみせても、あなたはもう「議員役を演じる役者」ではなく議員そのものなのですよ、と。まるで独ナチス党のアドルフ・ヒトラー元総統のように演説が巧いだけでは、国民国家を滅ぼすのです。

 目下数名の芸能人が反社会的勢力との関係を指摘され、おまけに所属事務所に内緒の「闇営業」をしていた問題で、活動自粛や引退騒動に発展しています。

 政治家は特に、さまざまな人から声を掛けられ、つぎつぎに写真を撮られることから、必ずしも「この人と一緒に写っていた!」ということで非難される筋合いはないでしょうが、主張を同じくして密接に、議員本人が誰と一緒に写るのか確かに認識していた場合、その相手が反社であれば、やはりそれも反社との関係を疑われるでしょう。

 山本さん、ではなく山本議員と、十七日にまたまた恐喝容疑で逮捕者を出した全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関西生コン支部)幹部との前出写真は、まさに反社との関係を指摘せずにはいられません。

 山本議員は、東京の選挙区で圧倒的人気を誇っています。これは、たとえ山本議員を嫌っている方が全国的には多くても、東京の選挙事情の現実なのです。

 とはいえ東京の皆さん、いや、だからこそ東京の皆さん、今一度よくお考え下さい。