日本のせいにする日韓関係

皇紀2679年(令和元年)8月26日

大韓航空が〝ドル箱〟日本路線を大幅縮小 収益低下で

 【ソウル=名村隆寛】韓国の航空会社、大韓航空は20日、日本と韓国を結ぶ路線を大幅に見直し、一部の路線を運航休止や減便にすることを発表した。日韓関係の悪化により、韓国では訪日を回避する動きが出ており、日本路線の需要減少が影響しているようだ…

(産經新聞社)

 二十日記事で申したように、大韓航空(韓進グループ)らの日本路線撤退・減便措置は、韓国の全ての航空会社が未曽有の大赤字に転落したからです。

 日韓関係の悪化によるといいますが、悪化させたのはお宅らの文在寅(北朝鮮工作員)大統領ですよ。もともと何らの経済政策も持ち合わせていなかった文政権が始まって、わが国に「ホワイト国」から外すとまでいわれ、ついにウォン安が加速して韓国国民には日本旅行がまたも高嶺の花になってしまいました。燃料費もウォン安の分だけ高くなります。

 産經新聞社記事では、大韓航空の言い分として「中共や東南亜路線を増やす」と伝えていますが、これまた十六日記事で申したように十月十日までという期限つきではあるものの韓国航空各社は、中共の民用航空総局(民航総局)から新路線の申請受付を拒否されています。増やしたくても増やせません。

 問題なのは、これで短期的に困るのがわが国の地方空港や観光地です。日韓関係の悪化という言葉で煽れば煽るほど、今度は地方の人びとが「安倍政権のせいでこうなった」といい出しかねません。現にもうそう思っている人たちがいるでしょう。

 北朝鮮工作員の狙いはそこです。わが国内で「安倍政権、何とかしろ」「もう韓国に折れろ」という声が扇動されるよう仕掛けているのです。そして、折れたとたんに北朝鮮と中共主導の対日ヘイトスピーチ(日本人憎悪差別)に満ち満ちた「歴史認識」なるものも当然呑まされ、争いを清算して対等を目指して闘っている日韓関係はまたも(何度でも私たち日本人が困らされる関係へ)逆戻りします。

 地方の観光地で旅館や飲食店、土産物店などを営まれている方がたや、大分空港のように韓国人観光客の増加で大増築工事までしたところは、本当に頭を抱えておられると思います。しかし、それは全て文大統領という稀代の大ボケ北朝鮮工作員によってもたらされた災厄であることを忘れないでください。

 攻撃対象を見誤らないことこそ私たちがこの卑劣な工作に打ち勝ち、他の国ぐにからの観光客を受け入れるよう官民を挙げて協力していくことに繋がります。

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韓国与党議員のヘイト行為

皇紀2679年(令和元年)8月25日

 本日は、韓国の文在寅(北朝鮮工作員)大統領を支える与党・共に民主党の閔丙梪国会議員がツイッターを通してばらまいている対日ヘイトスピーチ(日本人憎悪差別)行為を取り上げておきます。

 既に問題視されており、ご存知の方もおられるでしょうが、以下のツイートをご覧ください。

민병두ㅡ이오비 집사 (@bdmin1958)

방사능 올림픽을 우려하는 네티즌들 생각이 온세상에 퍼져나간다.올림픽 오륜기가 파시즘+방사능기가 되었다.

(Twitter)

 何と書かれているかと申しますと「放射能五輪を懸念するネチズンたちの考えが世界中に広がっていく。五輪の旗がファシズム+放射能の旗になった」とあります。

 五輪に放射線の危険を知らせるハザードシンボルと旭日旗が埋め込まれており、東京の文字がはっきりと書かれています。最近になって急に祝賀旗である旭日旗にいわれのない誹謗中傷を繰り広げ、わが国から韓国へ輸出される農産品の検査強化をいい出した彼らは、明らかに「何でもいいから日本と日本人に対する嫌がらせはないか」と思考を巡らせており、その挙げ句がこうしたヘイト・キャンペーンなのです。
日韓交流掲示板サイト カイカイCHより
 閔議員がツイートを削除して逃げる可能性もあるため、こちらにも画像(出典:日韓交流掲示板サイト カイカイCH)を貼りつけておきますが、見るに堪えない酷い代物です。仮にもわが国の与党議員が他国の催しをこれほどまでに揶揄すれば、下手をすれば議員辞職ものであり、決して許されません。

 このような親北派(韓国左翼)の工作によって日韓関係が著しく傷つけられてきたのです。

10月には東京で…

皇紀2679年(令和元年)8月24日

 都合により本日の記事配信をお休みさせていただきます。誠に申し訳ございません。

 政策研究のための会合日程が立て込んでおり、私の仕事との兼ね合いでなかなか時間を作れません。何卒ご了承ください。ただ、十月には東京で講演の予定が入りそうです。本年は選挙年ということもあり、また私の周りも何かと慌ただしかったことから、なかなか講演日程すらも組めなかったのですが、これだけは必ずお伺いしなければならないという講演依頼を賜っております。

 その際、また多くの皆さんとお話しすることができれば、と楽しみにしております。詳しいことが分かりましたらここでお知らせします。

共産党のための軍隊だから

皇紀2679年(令和元年)8月23日

香港に迫る習近平の軍隊、人民武装警察とは何者なのか 六辻彰二

 中国軍といえば人民解放軍だが、人民武装警察は共産党体制を脅かす少数民族や不満分子を武力鎮圧してきた「共産党の番人」。果たしてその実力は…

(ニューズ・ウィーク日本版)

 六月十七日記事の「日本が韓国を裏切った日」で申したように、わが国が中共と北朝鮮に配慮してよかったことなど一度もありません。安倍晋三首相は、政治的に安定を図った日中関係を誇示して何もいいませんが、中共の共産党が香港特別行政区の人びとに対して施した法的措置にせめて苦言ぐらい呈すべきです。

 本来であればいわゆる「逃亡犯条例」は、敢えて短絡的な表現を用いれば「犯罪者が香港から出ていく話」ですから、暮らしの安全を求める香港人にとって都合が悪いはずなどないのですが、要は共産党が犯罪者と規定する者が政治思想的に犯罪者とはいえず、よほど共産党のほうが信用のおけない暮らしの不安を招く存在でしかない、と多くの香港人は考えています。

 それで目下のデモ騒動になっているわけですが、香港人の「共産党こそ出ていけ」という声に対し、報道各社が「武装警察」としか伝えない第二の共産党軍が、隣接する深圳市に待機し、その訓練映像をわざわざ公開してみせたことは、明らかに(対応に失敗して北京政府を怒らせた)香港特別行政区政府への脅迫であり、共産党のために人民を虐殺する中共の本性をあらわにするものです。

 わが国の自衛隊は、私たち国民を守るための軍隊、と申すと現行憲法(占領憲法)を「憲法」とする限り違法になりますが、人民解放軍も人民武装警察も共産党を守るための軍隊であり、自衛隊が国民防衛のために外敵と闘う可能性を否定しないのに対し、共産党軍は共産党防衛のために自国人民と闘います。

 その顛末が六・四天安門事件でした。私たちはあの悪夢を忘れていません。今まさに香港人が弾圧されており、まもなく虐殺までもが始まるとするなら、何としても食い止めるべきです。

外国人受け入れと政治の闇

皇紀2679年(令和元年)8月22日

上野宏史厚労政務官の「口利き&金銭要求」音声 | 文春オンライン

上野宏史厚生労働政務官(48)が、外国人労働者の在留資格を巡り、法務省に“口利き”し、その見返りに金銭を求めていたことが「週刊文春」の入手した音声記録から分かった。東京都新宿区に本社を構える人材派遣会…

(文藝春秋社)

 外国人労働者の大量受け入れをシステム化した出入国管理法の改正は、一方で政治家にこのような斡旋利得の機会を設けたわけです。いえ、改正以前からそれはありましたが、安倍政権はまさにその規模を拡大したことになります。

 私は何度も「外国人をまるで『労働人材』という物のように輸入する政策」として「人権上問題がある」と指摘してきましたが、政治家にとっては「物」というより「カネ」でしかないのでしょうか。

 今回は自民党の政治家ですが、野党のナントカ民主党らも無関係な話ではありません。決して陳妙(誤変換→正しくは「珍妙」)なことを申すわけではなく福山哲郎幹事長や、少し深いガソリンプールだともう足がつかない安住淳でも元財務相らが「一般社団法人日本ミャンマー協会(日緬協会)」の理事を自民党議員らと共に務め、外国人実習生の斡旋利権に関与している事実を報道各社から指摘されたことがあります。

 このような政治家に「人権」を語る資格はありません。ここで大いに揶揄された紹介の仕方に「俺の人権は?」と悔しがるがよいのです。政治家が私たち人を道具にするんじゃない!