爆発的感染拡大のデタラメ

皇紀2680年(令和2年)3月28日

 中共への渡航に制限を設けた時もそうでしたが、わが国政府のすることは、私たち国民の安全よりも「或る政治目標」のためにすべきことをせず、そして或る日、その目標が頓挫した途端「もういいわ」とばかりに「すべきだったこと」を慌ててし出すから手遅れになるのです。

 中共人の入国拒否は、習近平国家主席の訪日延期とともに遅ればせながら拡大し、私たち国民の感染確認と行動自粛は、夏季五輪東京大会(東京五輪)の開催延期とともに(これまでのダラダラとした自粛から急に強い要請を伴う自粛へ、感染者の急な増加へと)開き直ったがごとく始まりました。

 今さらにして感染爆発(パンデミック)が起き始めたのではなく、わが国はもうとっくにパンデミック状態に陥っていたのであり、東京五輪の今夏開催を目指していたころは、何が何でも感染者を少なく見積もり、主に欧州で始まった都市封鎖のような真似はしないと決めていたのでしょう。

 最近盛んに使われる「オーバーシュート」という言葉は、本来金融用語(相場などの行き過ぎた価格変動の意)であり、決して「爆発的感染拡大」などという意味ではありません。それをいうなら、かつて米映画のタイトルにもなった「アウトブレイク」という言葉を用いればよいのであり、この期に及んでまだなお実態隠し目的で持ち出されたとしか思えないのです。

 東京都も大阪市も、若者からお年寄りまでパンデミックを起こしています。もうはっきりそういうべきです。私もあなたも、恐らく既に感染してしまっています。症状が出ていないとすれば、新型コロナウイルス(武漢肺炎、またはチャイナ・ウイルス)のもつ特性でしょう。いつ出るか分かりませんよ。

 くどいようですが最も早い段階で「国封鎖」をすべきでした。島国であるわが日本は、それでかなり救われたはずです。中共や韓国のみならず欧米からもたくさんの人びとが流入し続けたわが国で、パンデミックを免れたわけがありません。

 本当に、私自身もう駄目だと思っています。いつ発症して死亡するかもしれないという実感しかありません。この大都市で、外国人観光客だらけの雑踏をかき分けて出勤し続けた日日を思い返し、死が目の前に迫っているかもしれない、と。もう十代や二十代ではありませんから。

 私の親しい「反安倍」を叩いてきた某新聞社記者は、いよいよ「安倍晋三首相の無能ぶりが際立ってきた。もう安倍内閣は完全にアウトだ」といっています。首相官邸の動きから、明らかに「何もコントロールできていない」というのです。

 国家安全保障に弱い内閣こそもう駄目です。今さら政府として緊急事態宣言を布告する(予定)だなんて、国民の生命より東京五輪開催のほうが大事だったといわれても反論はできませんよ、安倍首相。

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『爆発的感染拡大のデタラメ』に4件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    東京は現時点で、コロナの患者さんを受け入れるだけのベッドが不足しているそうですから、りっぱな「医療崩壊」です。
    今後は、選手村や民間のホテルなど、患者さんの「収容施設(療養施設)」として利用するのでしょう。

    或は、すでに、関東各県が東京在住の患者さんを受け入れる事態になっているのかも知れません。

    東京都 受け入れ病床確保に課題
    https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200327/1000046241.html

    関東各県の状況を見ると、通勤通学で都内へ通う人口は、東京に隣接し、アクセスのよい一部地域に集中しているようです。
    南関東でも農村漁村から都心へ通勤する人は稀なようです。
    少し手遅れかも知れませんが、「東京」および「各県の東京に隣接する一部地域」に「緊急事態宣言」を出すとよいのではないでしょうか?

  2. やす:

    緑の妖怪「久々に私にスポットライトが当たったわ 何か言わなくっちゃ」
    緑の妖怪「そうだわ オーバシュートなんてかっこいいわね ロックダウンなんかも良いわ」
    こういうくだらないことを緑の妖怪は考えたのではないかというくだらない勘ぐりさせるほど、例の記者会見は怒りしか湧いてこないです
    ハッキリ言います「お前は莫迦か さっさと死ね」
    悔しい事ですけど、トランプ大統領が二兆ドルの予算をつけて、お金を配る政策を見習って我が国も五十~六十兆の予算をつけてやればいいのではないかという、れいわ新選組の山本太郎代表の政策の方が遥かにマシです
    何度でも言いますが、こんな妖怪知事を生み出したのは東京都民です
    議会制民主主義の仕組みや恐ろしさを多くの国民は分かってなく、政治の責任は政治家ではなく国民にあるということを知らずに政治家選びを軽く考えている人が大半ではないでしょうか
    かつて私もそうでしたし、政治家なんて誰を選んでも同じだと考えていました
    他の方のコメントでもありましたが、四年前の都知事選では桜井誠氏という遥かにマシな候補者がいたんですよね
    今一番有効な政策は間違いなく山本太郎氏の政策だと私は確信を持ってますし、それを桜井誠氏が当選した時にやってくれさえすれば東京は救われると思います
    山本太郎氏では駄目ですし、MMT理論を悪用されて景気をコントロールされて一気に我が国の共産化が進むだけです
    経済の景気不景気は政府が紙幣を発行してお金を回すか回さないかだけで、単なるマネーゲームにすぎないと私は確信しています
    政策は大事ですが一番大事なのは人間性だと思いますし、戸塚氏が言っていた正しい精神の元に政治は行われるべきだという視点で政治家選びをしていかないと、今回の東京みたいになりますし、議会制民主主義を受け入れるなら、私達が賢くならないと我が国の未来はないと私は思います

  3. やす:

    連投失礼します
    遠藤さんが身の危険を感じる気持ちは私達も同じです
    根拠があるわけではないのですが、我が国の昔ながらの食事と十分な睡眠を取ってさえいれば感染しても発症することはないだろうと私は考えています
    世界的に見て我が国の死亡者数が圧倒的に少ないのは食生活にあると私は思ってます
    それ以外に清潔にするだとか生活習慣の要因もあるでしょうが、仕事が忙しく十分な休養が取れないのかもしれませんが遠藤さんのように毎日のように記事を配信してくれる方はそうはいません
    今最重要な支那の情報に関して、支那の専門家と言われてきたビジネス保守と呼ばれる人は大して記事は発信してなく、毎日のように発信してくれているのは私の知る限り鳴霞氏だけです
    どうか体を大事になさってください

  4. 奈々子:

    nanasa
    @77nanasa3
    3月27日
    テレビでは絶対に言われないが、厚生省のHPの数字を見ると意外な事実が分かる。 感染者の国内事例1349人のうち、日本国籍者は934人。割合として69%。 感染者のほぼ3分の1が外国籍者になる。 これは予防接種説(BCG説)、集団免疫説、日本人の習慣説など様々言われてるが、早急に解明して欲しい。 pic.twitter.com/dVktqjvg6Q

    鴉山凸
    @3BvUX6KZQMpldxw
    24 時間
    返信先: @sharenewsjapan1
    テレビは腐ってるなぁ。やってて恥ずかしくないのかね。