皇紀2680年(令和2年)1月8日
北朝鮮拉致情報、政府高官が封印 田中実さんら2人生存、首相了承
拉致問題を巡り北朝鮮が2014年、日本が被害者に認定している田中実さん=失踪当時(28)=ら2人の「生存情報」を非公式に日本政府に伝えた際、政府高官が「(2人の情報だけでは内容が少なく)国民の理解を得るのは難しい」として非公表にすると決めていた…
(一般社団法人共同通信社)
グレゴリオ暦ではありますが「旧年末」に踊った記事の中で、最も私たちの神経を逆なでしたのがこれです。
まず、日本国民を拉致した「犯人」である北朝鮮が、わずか二人の情報しか出さなかったこと。
そして、それを拉致事件解決こそ最重要課題とうたってきた安倍政権が非公表としたこと。
最後に、拉致被害者が「日本に帰りたくない」といい始めていること。
わが国が金大中事件や文世光事件を経て、まさに旧年六月十七日記事で申した「日本が韓国を裏切った日」から北朝鮮の増長が始まり、日本国民の生命をカネに替えた福田政権もあって、ついに北朝鮮が日本国民を拉致して工作活動に利用するようになり、その事実をわが国政府が長らく認めてこなかったことで、救出・原状回復が遅れた分だけ「彼らの祖国は日本ではなくなっていった」のです。
拉致事件の解決を目指したところで、これでは公表したくても出来ません。安倍政権の苦悩はそこにあり、もはや事件解決が絶望的になり始めています。遡って申せば、北朝鮮や中共に配慮した間違いが数十年の時を超えて私たちを酷く苦しめ続けているのです。
このことは、私たちが肝に銘じなければなりません。
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皇紀2680年(令和2年)1月7日
トランプが52カ所攻撃するなら、イランは300カ所攻撃する
<米軍による司令官殺害に対して報復を誓うイランに対し、トランプはアメリカを攻撃したら文化遺産を含む52カ所を徹底攻撃すると「戦争犯罪」実行を宣言>ドナルド・トランプ大統領とマイク・ポンペオ国務長官がイランに対する威嚇をエスカレートさせる一方で、奇妙な沈黙を続けているのが米国防総省だ…
(Newsweek日本版)
最初てっきり米軍が誤爆したのかと思いました。ところが、米国防総省が示した作戦案のうち、最もありえないと思って提案したもの(斬首作戦)をドナルド・トランプ大統領が了承してしまったというのですから驚きです。
これは、決して破壊活動(テロ)組織の首謀者を殺害する作戦とは違います。主権国家の国軍幹部を殺害してしまったのですから、とんでもありません。この決断の背後にも、邪悪極まりないシオニストのジャレッド・クシュナー上級顧問がいるのでしょう(本日の独り言「貴様が死ねばいいのに」)。
米義関係の緊張は、そのまま世界の緊張へと発展しますが、ともすれば朝鮮労働党の金正恩委員長(金豚三世)に対するトランプ大統領の発言の意図的な変化から、米国とイスラエルの共同斬首作戦が金委員長を対象に進んでおり、今回の卑怯卑劣な殺害には、それを見せつける目的も含まれていたかもしれません。
現に恐怖に怯えてか金豚三世が旧年大晦日以来、公に姿を見せていないといいます。
このようなことから、わが国がトランプ政権の対イラン(義国)方針を容認しがちですが、北朝鮮みたいなものと義国を同じにするのは、何度も申しますが間違っています。日義関係は良好に維持すべきであり、安倍晋三首相が立て続けに日義首脳会談を開いたのは正解です。
ただ、その実績を言い訳にして「話し合ったが駄目でした」を演出するなら、とても支持できません。そのようなことをするくらいなら、犯罪人のカルロス・ゴーン被告を匿ったレバノンの基督教利権代表のミシェル・アウン大統領を殺害する計画でも立てたほうがよろしい。
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皇紀2680年(令和2年)1月6日
刑事事件で起訴されたカルロス・ゴーン被告が出身国であるレバノンへ逃亡した事件は、あらゆる意味でわが国の危機をさらけ出しました。さまざまなことが報じられていますが、問題点を整理してみましょう。
・保釈中の逃亡
ゴーン被告は八日、恐らくわが国に於ける監視体制に「非人道的なものがあった」とか何とかぬかすでしょうが、東京都港区内の自宅から関西国際空港(大阪府泉佐野市)まで簡単に逃げられたことから、彼の訴えは既に通用しません。
・抜け穴だらけの出国
ゴーン被告が音響機器などを入れる大型ケースに身を隠し、自家用機(プライベート・ジェット)に乗り込んで関空から出国してしまえたことは、まず自家用機の荷物検査が事実上「顔パス」状態であることを意味しています。これは、逃亡に米陸軍の元特殊部隊員がチームを組んで計画し、実行しえたことからも、これまでもこれからもわが国は工作員(スパイ)天国であることを意味しているのです。
・レバノンは引き渡さない
わが国とレバノンとの間にいわゆる「犯罪人引き渡し条約」は締結されていません。ましてレバノンに多額のカネを流してきたゴーン被告を、決してレバノンが手放したりはしないのです。逃亡劇にレバノン政府高官が空港で出迎え、その日のうちにミシェル・アウン大統領と面会できた彼は、このままレバノンの庇護の下で刑事被告人の立場を免れるでしょう。
わが国の司法権力が起こした大失態ですが、行政権力と一致団結してレバノンを非難し、わが国史上前例のない最大限の報復措置をちらつかせてでも犯罪人を取り返さない限り、夏季五輪東京大会の開催も危ぶまれるという覚悟を持つことです。
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皇紀2680年(令和2年)1月4日
本日は、奏事始です。
内廷の掌典長が年始にあたり、伊勢の神宮および宮中の祭事について天皇陛下に申し上げる行事です。これまた今ではすっかり報じられることがありませんから、皆様方にまずはお知らせ申し上げます。
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皇紀2680年(令和2年)1月3日
本日は、元始祭です。
天皇陛下が宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)に於いて、皇位の元始を祝ぐ儀式を執り行われます。今ではすっかり報じられることがありませんから、皆様方にまずはお知らせ申し上げます。
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