桁違いにヤバい中国の洪水

皇紀2680年(令和2年)7月21日

中国・長江流域の洪水、1500万人が避難

【7月17日 AFP】中国で6月から続いている豪雨による洪水で、長江(Yangtze River)流域の広範囲で冠水が発生している。

(AFP通信社)

 先週も少し触れましたが今年の長雨に祟られているのはわが国のみならず、その数十倍も中共で大惨事になっています。

 この約千五百万人の人民は、共産党から十分な支援や補償(わが国でいう激甚災害指定)を受けられません。よって人民の不満は、日に日に増大していくのです。

 長江中流域の湖北省宜昌市三斗坪にある三峡ダムは、その水位が百六十メートルを超え始め、排出(放流)してもまるで減りません。長江の氾濫状態を見ながら放流量を調整せざるを得ない今、ダムの決壊すらも見え始めているのです。

 そうなりますと、共産党中央が最も恐れる「香港とのダブルパンチ」で人民をさらに統制しなければならず、しかしながら国際社会の監視によってそれにも限界があり、中央はそのことを深刻に感じているでしょう。

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)蔓延の隠蔽問題、共産党人民解放軍系公司の「5G」問題、さらには南支那海や東支那海に対する侵略・領海侵犯問題も重なり、私たちが中共を徹底的に追及、且つ封じ込めねばならない問題が山積しています。

 共産党に「人権」という考え方はもともとありません。日中友好や反戦・平和、強い日本の全否定を掲げて中共に対する追及を批判するような人たちは、人民の人権を全く軽視しているのです。

 反戦・平和は結構ですし、わが国だけが強くなろうなどとは誰もいっていないでしょう。むしろ好戦的で人権無視の中共を国際社会が放置していてはいけないと申しているのです。この考えこそが反戦・平和です。

 自然に対する畏怖の念(自然祭祀)など欠片もない共産党は、何事も現世共産党員の理性と意思と心情によって統制できると思っています。だから平気で人民を殺し、体裁だけを整えようとするのです。

 そのような「この世の地獄」から人びとを救うべく、中共に対する攻撃の手を決して緩めてはなりません。安倍政権は今こそ、この方針を定めて他国と協力する必要があるのです。

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『桁違いにヤバい中国の洪水』に2件のコメント

  1. js:

    大河を自国に都合よいようコントロールして下流域の国家に対する脅迫の材料にしようとしたつけですね。まあ長江は下流域は自国領ですが上流は本当は自分のとこじゃないんですが
    すべての関係国に成り代わって、ざまあみろと言っておきましょう

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    日本並びに中国の水害で被害に遭われた全ての方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

    中国共産党は、香港民主派の反中・反共的な動きに対して「裏切者の独立分子」のレッテルを貼って14億人民の「民族主義」を掻き立てる方法に出たようです。

    正直言って、天安門事件以上に「一国二制度終了」は衝撃的です。

    天安門事件は、丸腰の学生に対する「虐殺事件」ですのでこれ以上ない悲劇と言えますが、当時の中国社会の民主主義に対する理解度や民度を想像すると、「民主主義は本当に根付くのか?」という疑問が湧かないでもありませんでした。
    この度は、大陸よりもはるかに自由で民主的で民度も高い香港が「力技」でねじ伏せられたので、ショックが大きいです。