露は日本攻撃を計画したか

皇紀2682年(令和4年)11月26日

 参議院議員や東京都知事を歴任した舛添要一氏は、本当に残念な人だと思います。昨日記事に関連した愚かな発言を我慢できなかった程度だからこそ、わが国で政治家として受け入れられなかったのです。

 自らを「広い視点の持ち主」とでも誇示したいのか、現地の清掃ボランティアが感謝を示した行為を否定することで私たち国民の倫理観を非難し、なぜ廃棄物の不法投棄(ゴミのポイ捨て)を叱らないのか、私には理解できません。

 私たちが不法投棄をやめ、ゴミ拾いをしたところで、お仕事としての清掃はなくならないのです。

ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた…FSB内通者のメールを本誌が入手

<ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日本との局地的な軍事紛争を…

(Newsweek日本版)

 さて、米民主党寄りのニューズウィークがどこまで本気でこれを書いたのか分かりませんが、大きな出鱈目の中に真実が一つあります。

 或いは、その真実を除いて多くは出鱈目でしょうが、米民主党のジョー・バイデン大統領が次男の醜聞(ウクライナ電力会社の横領事件)隠しを、無能がバレて支持率が致命的低落していたウォロディミル・ゼレンスキー大統領に持ち掛け、露国のウラジーミル・プーチン大統領にウクライナ侵攻を決断させることで両者の思惑を達成した現下、露国がわが国に怒っていたのは間違いありません。

 そのことは、ここでも何度か指摘しています。いわゆる「制裁の嵐」の中、ことのほか露国がわが国に怒りを示していたのは確かなのです。

 しかし、わが国に侵攻する一歩手前だったのをウクライナに目標を変えたというのは、恐らく出鱈目です。

 正しくは、露国はもうずっと前からわが国を攻撃対象にしていました。

 もしこの記事に驚いた日本人がいたとすれば、とんだ「現行憲法(占領憲法呆け」です。日露講和を先延ばしにしてきた露国は、未だわが国を「敵国」扱いとし、いつでも大東亜戦争を再開させるつもりだったと考えないのは、まさに韓国戦争(朝鮮戦争)がただの休戦でしかないことを忘れかけている韓国人に似ているとも申せましょう。

 だから私は、ことあるごとに日露講和が未達成であることを適示し、千島列島全島と南樺太を取り返しに行け(四島返還はその結果でしかない)、と論じてきたのです。

 申すならば米民主党が千島列島と南樺太を露国に差し出したようなもので、占領統治の基本計画といいその歴史的経緯から、このニューズウィーク記事は、今月八日投開票の中間選挙で解党的大敗を免れたバイデン政権の擁護記事(伏線貼り)にしか見えません。

 ウクライナ侵攻を扇動したことの正当化、ウクライナ側に立ったことへの再支持要請、そしてバイデン政権がウクライナ支持から順次手を引くことの示唆です。

 いかにも戦争を引き起こして無責任に去っていく米民主党らしい態度を、リベラルを標榜する報道権力が無批判であること(リベラルの正体)のほうが遥かに恐ろしいのです。

スポンサードリンク

W杯努力する人を嘲る反日

皇紀2682年(令和4年)11月25日

 昨日記事冒頭で取り上げましたが、国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)でわが国代表が独国代表に初勝利したことを「残念というほかない」などとツイートした東京都中野区議会の羽鳥大輔議員は、日本共産党員です。

 私が指弾した欧州各国の傲慢な偽善をそのまま踏襲した浅はかなこと極まりない議員で、まだ若いからなのか、共産党に入信してしまう程度だからなのか、あまりにも頭が悪すぎるとしか申しようがありません。

 とても蹴球に強い関心があるとは思えず、運動に励んで努力する人びとを(競技内容への批判などではなく)根底から否定した発言には、政治家としての資格のなさが伺えます。

 勝利を共に喜んでくれなどとは申しません。蹴球に興味がないのなら、社会学者の古市憲寿氏のように情報番組出演中、その話題が扱われた約五十分間にも及んで沈黙していればよいのです。政治家の余計な一言が多くの人びとを傷つける、と言ってきたのは誰どもですか。

 綺麗事莫迦(ポリティカル・コレクトネス)に慣れ、その愚かな綺麗事を絶対的価値観のように他者へ押しつけていく手口は、ほとんど犯罪と申して過言ではありません。多様性(ダイバーシティ)が聞いて呆れます。

 回教国側に問題がないとは申しませんが、欧米型権利闘争共産主義に結びつくという私の指摘を、いみじくも共産党の羽鳥議員が示しました。

 そのような権利闘争では、世の中の著しい混乱と不安を増幅させ、人は決して幸せになれないのです。

実業家・井川意高氏「清掃人の仕事を奪ってる」W杯での日本代表&サポーターの清掃活動に私見

 実業家の井川意高氏が24日、自身のツイッターを更新。サッカー日本代表がドイツ戦の後に更衣室を清掃したことに異議を唱えた。…

(スポーツ報知|報知新聞社)

 もう一つ残念だったのは、大王製紙の井川意高前会長(創業家三代目)がいわゆる「労働者階級」に「仕事を与えてやっている」感をツイートで全開にしてしまったことです。彼の発言の底意には、それがありありと表れています。

 日本代表が更衣室を使用後、できるだけ片づけて退室し、清掃員に感謝の手紙まで置いていくことは、以前からよく知られていますが、今大会の選手たちもこれに倣ったようです。おまけに折り鶴まで添えてあったといいます。

 私も宿泊施設などを退室する前に、ゴミの分別や洗濯物を一か所にまとめるなど、清掃員が作業しやすいようにしていますが、それが彼らの仕事を奪うことになるはずなどありません。仕事の時間も内容も、大抵は決まったものです。ならばしやすいようにしておけばよいではありませんか。

 かねがね申していますが「はたらく」とは、はた(周りの人びと)を楽にすること、楽にしてくれることへの感謝であり、それが私たち民族の考え方です。欧米型権利闘争を生んだ宗教原理に於ける「労働は罰である」という考えは、私たちに全く馴染みません。

 日本人だからこうするのです。それを「気持ち悪い」と断じるなら、自らが欧米型権利闘争の価値観に染まり果ててしまったことを自覚すべきでしょう。哀しいことです。

 開催国の人びとへの感謝があればこそ、競技場の観戦席を自発的清掃していく日本人たち。これは権利ではなく、自由という責任です。国民の自由を尊重するのが政治ではありませんか。

ワクチン接種後死者膨大に

皇紀2682年(令和4年)11月24日

 二十一日記事で、国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)に於いてわが国代表が「予選敗退するのでは」と申しましたが、一部お詫び申し上げます。

 もちろんまだ分かりませんが、これまで二度の国際親善試合で一敗一分しかしたことのない独国代表に勝つとは思ってもみませんでした。あの「ドーハの悲劇」から二十九年、まさにドーハの奇跡が起きたのです。

 邪推かもしれませんが、二十二日記事で申した開催国・中東カタールに対する回教国虐待文化侵略を無自覚に披露し、同性愛等擁護を表す虹色腕章の着用を禁じられた独国代表が試合前に口を手でふさぐパフォーマンスに出るなど、余計なことに神経を取られたせいにも見えます。

 独国内でも試合中継を拒否する文化侵略活動が盛んに行われ、いつもの国際試合と同様に応援している私たち国民との温度差も影響したかもしれません。

 現地に駆けつけわが国代表の勝利に歓喜した日本人の、それでも変わらぬ「ゴミ拾い昨日記事参照)」は、またも現地報道や国際報道の注目を浴びました。そうした応援団の善行が代表選手たちを大事な初戦の逆転勝利へと導いたに違いありません。

 そもそも回教徒の同性愛忌避を、基督教に侵されたのちの欧州各国がとやかく言えたものでしょうか。かつて同性愛者というだけで多くの人びとを処刑した「黒歴史」を持つ国ぐには、そのような歴史を持たない祭祀の国・日本の姿勢に(自国尊重が過ぎるにしても)倣うべきです。

 わが国は、他国の文化も尊重します。こちらが文化侵略を受ければ相手をなじってでも抵抗しますが、欧州選民意識で構成される国際団体がカタールでの開催を決めておきながら、現下の醜い抗議活動は、一体何ごとでしょうか。

 それが共産主義にも通じる権利闘争です。無関係なはずのわが国にも持ち込む権利活動家の迷惑により、国柄まで否定される不具合が起きれば、そのまま社会不安を起こします。それが世界の現状です。

 中共が許されないのは、共産党軍によって呑み込まれた旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)らが文化侵略まで受けているからであり、欧州各国のこの有り様を見る限り、彼らにウイグル人を守ることはできないでしょう。

ワクチン接種後死亡、神奈川で105人 因果関係は不明 新型コロナ | カナロコ

新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県は21日の県議会新型コロナ対策特別委員会で、医療機関から報告された副反応との関連性が疑われる事例のうち、接種後に死亡した県内在住者が105人いたことを明らかにした。いずれも接種との因果関係…

(神奈川新聞社)

 その中共では、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の過剰対策(ゼロコロナ)が人民を著しく苦しめており、弾圧されるのを承知でも抗議活動が止まりません。

 習近平国家主席が「正しい」と言っている限り都市封鎖はなくならず、本当にもう中共をあらゆる産業の供給網(サプライチェーン)から外すしかないのです。

 一方、その決断も鈍いわが国では、よく分からないワクチンの接種に血道を上げた結果、厚生労働省も報道権力各社も隠蔽するうちに接種後急変死者が莫大な人数に及んでいます。

 全国有志医師の会による緊急記者会見をただの「反ワクチン」扱いしかできない私たち国民の思考も停止しており、医師や専門家の間でもことほど左様に意見が二分している現実を直視できません。

 もうあと一歩深く考えてみるということができない人は、回教国の歴史と文化を平然と踏みにじっていることにも気づかず、財務省の出鱈目な財政論をも妄信し、正体不明なものを体に打ち込んでも何とも思わなくなってしまうのです。

W杯で韓国の反日ビジネス

皇紀2682年(令和4年)11月23日

 事あるごとに対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)を扇動する「歴史学や政治学の学位などない徐坰徳客員教授」活動家は、中東カタールで開催中の国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)に於いて、私たち日本人の応援(サポーター)が旭日旗を掲げないよう大規模なヘイト活動を展開すると予告しました。

 活動内容は、一つでも旭日旗を見かければ直ちにFIFAへ告げ口し、外信記者たちに働きかけて世界中で報道させるというものです。

 旭日旗は、わが国の祝祭旗(或いは大漁を祈る旗として広く用いられてきたもの)であり、このような憎悪扇動の対象にされるいわれはありません。

 人権がどうのと言うのなら、この「憎悪差別犯罪(ヘイトクライム)」に全世界の毅然とした対処を求めます。

 カタールへ応援に赴いた日本人たちは、試合終了後の観戦席がゴミだらけになっているのを見て、みなでゴミ拾いをしていることが現地報道、国際報道に「この日本人たちを見よ!」と取り上げられました。

 国内でも平気でゴミの不法投棄(ポイ捨てを含む)に及ぶ「ならず者」はいますが、国際試合などの会場を「きれいにして帰ろう」という心を一に衆に及ぼす博愛行動は、かの国の醜く腐り果てたヘイトと大違いです。恥を知りなさいと言いたい。

慰安婦運動の背後に北朝鮮か 日本大使館前の少女像守る「大学生団体」は従北政党メンバー 韓国人ジャーナリストが欺瞞性を激白(1/2ページ)

 韓国人ジャーナリストが、慰安婦運動の欺瞞(ぎまん)性を激白した。ソウルの日本大使館前に設置されている「平和の少女像」を守る活動を行っていた「大学生団体」が、…

(zakzak:夕刊フジ|産經新聞社)

 韓国が本当に恥を知らねばならないのは、日韓の歴史を捏造または歪曲して対日ヘイトに興じてきたこれまでの国史認識の過ちです。

 読者諸氏ならこうした対日ヘイトを韓国で主導してきたのが日米韓関係の破壊を目論む北韓(北朝鮮)であることは、もうとうにご存知でしょうし、さらにその背後から操縦しているのが中共であることもご存じのはずです。

 韓半島(朝鮮半島)の赤化統一を目指す破壊工作の一つとして、日韓併合条約締結以後の歴史認識が特に歪められてきました。問題は、韓国がこの「恥」に気づくかどうかです。

 現下の韓国は、北韓工作員(文在寅前大統領)をまんまと大統領にしてしまうに堕ち、ともすれば北韓工作に屈することを恥と思いません。いわゆる「多様性(ダイバーシティ)の一つだ」とでも考える国民が出現しているのです。

 民度の堕落とは、かくも恐ろしいもので、わが国も他人事ではありません。

 併合による民族の存続を願った大韓帝國の判断に納得せず、抗日を掲げもした韓民族男子が婦女子を大日本帝國軍人(?)に連れ去られて黙っていたはずもなく、もしそうであるなら尚間違いなく民族の恥であり、韓国国民が名誉を取り戻す作業こそが「対日ヘイトの一切をやめること」だと気づくべきです。

 太極旗を拒絶してろうそくでデモをする北韓工作に嬉嬉として参加する国民と、それを礼賛するハンギョレ新聞社のような工作紙が意気揚揚としているようでは、私たちの相手(韓国)が目覚めることを期待するだけ時間の無駄なのかもしれません。

欧米も中国も文化侵略する

皇紀2682年(令和4年)11月22日

 インドネシア西ジャワ州チアンジュール県付近で昨日午後一時二十分ごろ、マグニチュード5.6の地震があり、百六十名以上の方がたが亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。わが国も大きな地震には要警戒です。
————————————

 森喜朗元首相を擁護する義理は全くありませんが、ウクライナの「ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、大統領として多くのウクライナの人たちを苦しめている。のみならずポーランドをはじめとして、欧州にいるかつての仲間の国ぐにもみな苦しんでいる」という発言のどこが失言なものでしょうか。

 十八日に東京プリンスホテル・鳳凰の間で開かれた鈴木宗男衆議院議員の「叱咤激励する会」での発言だったこともありますが、露国軍の通常訓練をウクライナ侵攻へ扇動したゼレンスキー大統領と米民主党のジョー・バイデン大統領による戦争犯罪であることを思えば、まさにウクライナ国民が犠牲になっているという指摘は正しいのです。

 煽られるがまま侵攻を決意したウラジーミル・プーチン大統領に対する批判も免れませんが、この森元首相発言は、決して「また失言」「老害」「いい加減に口を閉じろ」などと言われる筋のものではありません。

 無気力且つ無思考に対岸の火事を眺めている人びとの偽善的発言こそ、侵攻がなぜ起きどうすれば停戦できるかなど考えもせず、ただ「戦争反対」「ウクライナがかわいそう」と言っているにすぎないのです。

 ポーランドに着弾した迎撃弾がウクライナから発射されたものであるにもかかわらず、シラを切り続けたゼレンスキー大統領の出鱈目こそが長引く戦禍の原因なのです。

<特報>ワールドカップ開催国カタールの光と影 人権問題に欧州批判も

中東初となるサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は2200億ドル(約30兆円)とされる膨大な「オイルマネー」が投じられ、豪華なスタジアムが各地に建設さ…

(産經新聞社)

 さて、昨日記事冒頭で少し触れましたが、国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)が中東カタールで開催されていることについて、特に蹴球の盛んな欧州各国が強烈な批判を続けています。そこで、視点ごとに主な問題を整理してみましょう。

【カタールの問題】
 ・招致活動に不正がなかったか
 ・開催費用が巨額に及んだ
 ・競技場などの建設に外国人労働者を著しく酷使・搾取した疑惑
 ・飲酒制限を開幕前日に発表した

【FIFAの問題】
 ・開催地決定に不正がなかったか
 ・今回の批判を受け「北韓(北朝鮮)でも開催できる」とは正気か

【欧米各国の問題】
 ・回教国の教義や習慣を頭ごなしに否定している
 ・欧州各国の価値観を絶対とするような物言い
 ・競技観戦と飲酒を執拗に一体化する

 申し訳ありませんが、欧州各国が今さらカタールにしていることは、ほぼ中共が旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)、チベット(チベット自治区)や南蒙古(内蒙古自治区)にしている文化侵略と同じです。

 ヒジャブの問題にしても、欧米型女権闘争の舞台に上げて騒いでいますが、回教徒の歴史と習慣を一切無視した「人権植民地支配」と銘打つものでしかありません。ヒジャブを法で禁じた仏国は、その法自体が人権上不法なものです。

 欧米人が酒を飲みながら観戦したいからといって、開催国が「やめてくれ」と言っているならやめるしかありません。それより欧州各国の暴徒化集団(フーリガン)問題は、どうなっていますか?

 国際五輪委員会(IOC)にせよFIFAにせよ、大会招致と開催地決定に巨額の不正がつきまとい、結局開催国がこれまた巨額の不正にまみれて大会を運営することになります。

 権利闘争としての人権を叫び散らす前に、欧州の選民意識が生み出した国際競技大会組織の問題を詳らかにすることが先決です。

 これだから中共に「人権を言われる筋合いはない」などと開き直られるのであり、欧米各国が同じ罪を犯していることにまず気づかねばなりません。

 グローバリズムという致命的出鱈目で文化侵略を繰り返す欧米各国に、わが国の先人たちがかつて欧州の選民意識といかに闘ったか、私たち日本人なら今回の問題を正しく指摘できるはずなのです。