WTO提訴と曹長官の計略

皇紀2679年(令和元年)9月12日

韓国政府が日本をWTO提訴へ、輸出管理厳格化は「差別措置」

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の産業通商資源省は11日、日本が7月に始めた半導体材料3品目の韓国向け輸出管理の厳格化措置は「韓国を直接的に狙った差別的措置だ」として、世界貿易機関(WTO)に同日、提訴すると発表した。韓国政府が国際機関を巻き込んだ対抗措置に出たことで、悪化した日韓関係がさらにこじれる…

(産經新聞社)

 日本製産業用バルブに不当廉売(反ダンピング)関税を課している韓国を世界貿易機関(WTO)に提訴したわが国は、これに最終審で勝訴しましたが、なぜか韓国国内でも「大部分に於いては韓国が勝訴した」などと妄言を吐き散らしています。最終審は明確に「韓国の価格に影響を与えているとする根拠はない」とし、韓国に対して是正勧告したにもかかわらず文在寅(北朝鮮工作員)政権は、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)のためなら国際機関の決定も捻じ曲げるのでしょう。

 この最終審の判断が下った日、文政権下の産業通商資源部は、半導体材料など三品目の輸出管理厳格化措置をめぐり、それに報復するがごとくわが国を提訴しました。

 何度同じことを申しても一切理解しようとしない日米韓関係破壊工作政権を相手にするのは面倒ですが、この措置は安全保障問題に基づいたものであり、日韓併合条約締結時の韓国人高給労働者(俗称=元徴用工)について韓国側で創作された問題とは全く関係がありません。

 この問題に対する韓国国家権力のヘイト判断へのいわゆる「報復」は、まだ何も始まっていないのです。安倍晋三政権による報復は、いよいよこれからです。

 不正にまみれた曹国法務長官の任命強行の一幕を見てもお分かりの通り、青瓦台(大統領官邸)が司法権力(検察)に対して不平不満をぶつけ倒しています。文大統領は司法権力を完全掌握すべく、曹長官をどうしても使いたいわけですが、これができるのなら例の判決(複数のわが国企業の資産差し押さえ)を「国際法に基づく条約に違反している」と指摘したわが国に「司法の判断に何もいえない」などと行政権力がとぼけたのは、やはり「日韓関係を壊すためにわざとやっている」ということになるのです。もともと韓国に三権分立などありません。

 曹長官は、恐らくわが国企業の差し押さえられた資産を現金化するよう指示を出します。これで日韓関係は完全に終了するでしょう。それが文大統領の、曹長官任命のもう一つの目的です。

 第四次安倍再改造内閣はこれに備えねばなりません。私たち国民も一週刊誌が「日韓断交」を書いた程度で、言論弾圧の莫迦騒ぎをしている場合ではないのです。

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迷惑!勝手に謝らないで!

皇紀2679年(令和元年)9月11日

 安倍内閣の組閣人事も、第四次再改造まで進んでさらに酷くなっています。イメージ先行で中身のない某氏には、霞が関で文部科学省に次ぐ不要官庁の環境省へ飛んでいただく(原田義昭環境相には本来もっとよいポストについていただきたかった)として、内閣府特命(科学技術政策)担当相にあんな人が……。何かの悪い冗談にも程があるでしょう。

 ひたすら態度の悪い、優秀な秘書がついていなかったら今頃どうなっていたか知れない程度の国会議員が「IT担当」ですって? 桜田ナントカさんとは比べ物にならないほど質が悪いです。もうあんなのしか残っていないのが今の自由民主党なのでしょうか。

沖縄知事、訪韓に意欲 観光客減少で

 沖縄県の玉城デニー知事は6日の記者会見で、日韓関係の悪化に伴い韓国から同県を訪れる観光客が減少していることを踏まえ、「私自身もできるだけ早い時期に韓国を訪問させていただければと思う」と述べた。訪韓が実現すれば、韓国国内で関係者と会談するほか、商談会などにも出席…

(産經新聞社)

 さて、もっと酷いのがこの方です。沖縄県の玉城デニー(玉城康裕)知事は、中共だけでなく北朝鮮にも喰われているのでしょうか。韓国? 違います。対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)繫がりの方は、ほとんど韓国というより北朝鮮の関連人物です。

 韓国のほうから「来るな」「招かない」「行かない」といっているのに、わざわざわが国から「行きます」「来てください」というのは、現下の日韓関係が最悪に堕ちた原因を未だ安倍政権にあると勘違いしているのでしょう。北朝鮮の指令に従って日韓関係をわざと破壊しているのは、文在寅(北朝鮮工作員)政権のほうです。

 江原道原州市で開催されたダンスイベントに、突如招かれなくなったわが国の或るダンスチームが自費で渡韓の上、何やら「日本政府に代わって謝罪します」などといったらしいのですが、謝ってもらいたいのはこちらのほうであり、勝手なことをして文政権支持一派(親北派)を勘違いさせないでもらいたいものです。

日本ODAにNO報道の謎

皇紀2679年(令和元年)9月10日

 八日から九日にかけて関東・東北地方を直撃した台風十五号の被害に遭われた方がたに、衷心よりお見舞いを申し上げます。

日本のODAに現地から「NO!」

 「最後の巨大マーケット」と言われるアフリカ。日本政府は民間投資の拡大などに力を入れていますが、現地では日本が後押しする大規模な農業開発への根強い反発が続いています。何が起きているのでしょうか…

(TBS NEWS)

 これは、東京放送(TBS)の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)扇動番組「報道特集」の一コマのようですが、出演者は確かキム・ペイさんだったか何だか? よく覚えておりませんが、とにかくこの顛末は間違いなく中共の仕業です。

 阿大陸各国のいわゆる「開発支援アレルギー」は、中共の共産党利を最優先にした現地搾取型(かつての植民地支配型)の、しかも最もいい加減且つ杜撰な介入によってもたらされたものであり、わが国の政府開発援助(ODA)は、現地教育型というかつての皇民化政策型ですから、現地農家にこれほどの拒絶反応を示されるいわれがありません。

 しかし、彼らは本当に他国の開発支援に対して相当疑心暗鬼になっているか、或いはこの報道自体が安倍政権批判を扇動する目的で、意図的に日中を混同させた取材の手口によって、私たちにこう見せびらかした可能性があります。

 いずれにせよ、外務省所管の独立行政法人国際協力機構(JICAの評判とて必ずしもよいわけではなく、また私たちの血税を投じて阿各国の支持を得られないのであれば意味がありませんし、さらにわが国企業も参画して現地国の人びとと交流しなければ、血税を投入する意味もありません。政治家と官僚のカネの分配のためにODAをやっているのではないのです。

外相の交代は極めて危険!

皇紀2679年(令和元年)9月9日

 香港デモの件ですが、米国の介入が本格的だと思っていたら、どうも江沢民一派(上海閥)による牽引が相当あるようです。明らかに習近平国家主席体制への嫌がらせであり、だからこそ特別区行政長官の「撤回」会見が北京政府に何の相談もなくなされたのでしょう。

 よって、まだしばらくは終わりません。ここからの騒ぎは、私たちの知らない(関心がない)ことです。

外相に茂木氏固まる 経産・防衛は交代で調整 首相意向

安倍晋三首相は11日の内閣改造・自民党役員人事で、外相に茂木敏充経済財政・再生相を起用する意向を固めた。茂木氏が日米貿易交渉の大枠合意に導いた手腕を評価した。河野太郎外相に加え、世耕弘成経済産業相と

(日本經濟新聞 電子版)

 未だに目下史上最悪に堕ちた日韓関係の責任を「安倍のネトウヨ外交」のせいだといっている無知蒙昧な、或いは北朝鮮工作員(対日ヘイトスピーチ活動家)がいますが、日米韓関係を破壊する目的をもって行動する「北朝鮮の政治家」を公言してきた文在寅大統領にその全責任があることはわざわざ申すまでもありません。

 文政権は、駐日大使に「無礼でございます」と叱りつけたような河野太郎外相を目障りだと思っています。それでも康京和外交部長官と実は密に連絡を取り続けてきた河野外相のどこをとって「あんたのせいで日韓関係が悪くなった」と非難できますか?

 一日記事で申したようなことを踏まえますと河野外相の交代は、文政権への誤ったメッセージになりかねません。まるで日韓外交に於いて、わが国側に非があったかのような交代劇に見られてしまいます。極めて危険です。

 外相交代こそ「安倍晋三首相の党利党略外交」によって日韓関係をさらにこじれさせるでしょう。

鬱飲み屋まだ生きてたの?

皇紀2679年(令和元年)9月8日

宇都宮元日弁連会長「日本の企業は韓国最高裁の判決を受け入れるべき」

ソウル地方弁護士会主催の韓日共同シンポジウムで 「日本の輸出規制が報復措置であることは明らか」

(ハンギョレ新聞日本語版)

 あれ? 日本共産党から東京都知事選挙に立候補して落選したり、また立候補しようとして共産党らから袖にされたり、何かと莫迦らしい極左活動弁護士組織の元ボスって、まだ生きてましたっけ? とっくにお亡くなりに……いや、これは失礼しました。

 で、これが私たちの国の弁護士なのでしょうか。私たちの弁護はしてくれないのですか? あ、カネですか? 弁護料を支払わない限りはしない、と。では、韓国の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)団体からはカネをもらったので、あちらの弁護をなさっているわけですね。なるほど。

 わが国の企業で働いている私たち日本人を困窮させるようなことを平気でいう人が、都知事になって一体何をしようとしていたというのでしょう。少し考えれば本当に恐ろしいことなのです。

 ソウル特別市議会も釜山広域市議会もわが国企業の一部を「戦犯企業」などと規定するヘイト条例を可決させていることに、なぜわが国の新聞も弁護士も誰も闘ってはくれないのですか? 酷いじゃないですか!と叫んでみましょう。

 こういう連中は、私がこれまで主張してきたようなことをいうと頑なになるだけです。嘘でも泣きながら「しどい、しどいわ、もうイヤ、もうイヤこんな生活」と小松政夫さん風にいってみましょう。これが分かった方、ついでに「増えーる、増える、フエルアルバム」「悪ぃね、悪ぃね、ワリーネ・ディートリッヒ」を思い出した方は、確実に昭和世代です。

 もう疲れました。