安倍元首相に感謝します

皇紀2682年(令和4年)7月8日

 安倍晋三元首相が本日午前十一時半過ぎ、奈良市内の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中に銃撃され、午後五時すぎ、救急搬送された橿原市内の病院で亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 私は仕事を終え、帰宅の途につく中、安倍元首相のご逝去を知りました。まさかと思いましたが、銃撃後には大量出血と共に既に心肺停止だったとのことで、どうしても救えなかったのだと思います。無念です。

 安倍元首相を暗殺した山上徹也容疑者は、任期(三年間)付の元海上自衛官とのことで、奈良県警察の発表では「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相と繫がりがあると思い、殺そうと思った」と供述しているといいます。

 それ以上の詳細は、現時点で伏せられていますが、統一教会(世界平和統一家庭連合)のことでしょうか。だとすればとんでもないいいがかりであり、彼が狙うべきはその団体の代表なり何なりのはずです。

 わが国に於いて、過去六人の歴代首相が暗殺されています。現職では、原敬元首相、犬養毅元首相、浜口雄幸元首相が、元職では、伊藤博文初代首相、高橋是清元首相、斎藤実元首相が暗殺されました。ここに安倍元首相が加わってしまい、歴代七人の元首相が暴力に(五・一五事件や二・二六事件を含むが)倒れたことになります。

 私が真っ先に思い出しますのは安倍元首相が、現行憲法(占領憲法新無効論に対するご理解を賜りたく私が声を届けた際、熱心に耳を傾けて「その通りだ」とご同意くださったことです。

 安倍元首相は、讀賣テレビ放送系の某討論番組で「今の憲法は無効にできる」と発言したことを、ここでも何度か取り上げました。決して人の話を聞かない方ではありません。

 野田民主党政権で成立してしまった消費税法等の改正で、消費税率の引き上げが既定路線になったところを二度に渡って保留してくれたことも、実にありがたかった反面、そのせいで財務省理財局の致命的ミスを主計局と主税局に「森友学園問題」として仕立て上げられ、現在に至るまで安倍元首相を苦しめてしまったことを、今この瞬間に私は悔いています。

 間違った陳情をしたとは思いませんし、安倍元首相ご自身の英断こそ正しかったのですが、とんでもない「反アベ」「アベガー」を誕生させ、延延と調子に乗らせたことは、今更ながら私自身も責任を感じます。

 それでも多くの政策で安倍元首相を批判もしてきました。何もかも「私の思い通り」など存在しませんから、これもやはり仕方のないことでした。

 ご自身の第一次内閣を含め、一年ごとに首相が変わる日本の信用失墜に、第二次内閣以降をもって歴代最長政権で国際的信用を復活させた安倍元首相に、改めて感謝申し上げます。

 まだ六十七歳、本音では「道半ば」だったと思います。憲法問題も北朝鮮による拉致事件の解決も、本当は全て手をつけたかったでしょう。悔しいです。

 さんざん安倍元首相に呪いの言葉を発してきた連中は、これで満足ですか? 

 これは今回の訃報とは別に申しますが、恐らく十日投開票の参議院議員選挙は、自民党が勝つでしょう。状況が変わりました。自民党員は、安倍元首相への感謝を忘れないように。「命にかえて勝たせてくれた」と思いなさい。

 本当に悔しい。

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日台連携で海自を台湾海峡へ

皇紀2682年(令和4年)

 英国のボリス・ジョンソン首相が七日、与党・保守党党首の辞任を表明しました。

 その直接的原因は、同党院内副幹事長が党会員制の「カールトン・クラブ」で男性二人に性加害した問題の認識を問われ、ジョンソン首相の発言が二転三転したため、保守党内で大問題化したせいです。実は、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱下の「パーティー出席」が原因ではありません。

 後者も批判は浴びていましたが、これは何とかやりすごせていました。要は、保守党の建前として、同性愛の上での性犯罪を見過ごして副幹事長に指名したジョンソン首相の認識が問われたのです。

 これで米国のドナルド・トランプ前大統領に続き、いわば「自主独立・自国第一」的指導者がまたも引きずり降ろされたことになります。それを回避しようとウクライナに立ち寄ってみたりもしましたが、やはり潰されました。

 彼は、もともとよくない英仏関係を過去最悪にしたといわれますが、そもそも仏国のエマニュエル・マクロン大統領こそとんでもない無能ですから、特にジョンソン首相が悪かったとは思いません。脊髄反射的非難でとうとう彼を辞任に追い込みましたが、英国はこれでよかったのでしょうか。

中国「とやかく言う権利ない」 日本の抗議に反発

 【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は4日の記者会見で、中国海軍のフリゲート艦が沖縄県尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことに対する日本の抗議について「釣魚島(尖閣の中国名)は中国固有の領土だ。とやかく言う権利は日本にはない」と述べた…

(一般社団法人共同通信社)

 さて、中共の北京政府「最底辺職」こと外交部の生意気な副報道局長が、沖縄県石垣市尖閣諸島近海を徘徊する共産党人民解放軍を叱った岸信夫防衛相に対して「とやかくいう権利はない」ですって? その汚い口が開かれるところを二度と目にしたくないわ。

 こういわれて黙っていてはいけません。

 わが国として台湾政府と連携し、いよいよ海上自衛隊の護衛艦などを台湾海峡へ差し向けねばなりません。米太平洋艦隊との共同航行でもよいでしょう。

 中共に配慮する必要など、もはや微塵もないのです。これまで中共に配慮して台湾海峡の航行を見送ってきたわが国に向かってこの態度ですから、だから「中共に配慮してよかったことなど一度もない」と何度も申してきました。

 これを岸田文雄首相が最高司令官として決断できますか? いや、しなければならない時が来たのです。

 今しなければ、本当に沖縄は県民ごと中共に盗られ、彼らが虐待死させられておしまいです。その次に殺されるのは、一体どこの人びとでしょうか。

 私たち国民の暮らしを第一に考えるのが政治です。そう謳いながらよその国のほうしか見ていない政党だらけでは困ります。自民党とて、本気で国民の生命と財産を守る気があるのでしょうか。

 一つの外交・安全保障政策案として、これは明確に訴えていきます。できない首相には降りてもらいましょう。

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騒ぐ知事は「コロナ利権」

皇紀2682年(令和4年)7月7日

愛知:感染2481人 知事「第7波が襲来」:地域ニュース

県内では5日、新たに2481人の新型コロナウイルス感染と1人の死亡が確認された。前週から1000人以上増え、1日当たりの新規感染者数は15日連続で前週の同じ曜日を上回った。記者会見した大村秀章知事は「感染の第7波が襲来…

(讀賣新聞社)

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)感染の重症化率・致死率が明らかに低いと判明してからも、なお何度でも騒ぐ政治家は、同じく騒いでみせる医師や医師まがいが味をしめた医療利権製薬利権を延命させる「壊れた装置」でしかありません。

 医療現場では目下、六月中にわが国の大半が梅雨明けし、酷暑が襲ってきたことから、熱中症患者の救急搬送が激増しています。その際、余計なことにPCR検査を実施し、陽性判定者を即「コロナ患者」に仕立て上げるそうです。

 それが突然の「感染者数倍増」に繋がっていると考えられます。患者本人は、武漢ウイルスの症状などなく、熱中症に対する処置を施されて回復すれば家に帰れるというのに。

 確かに「莫迦は一生やってろ」とここで申しました。しかし、本当に何度でも騒ぎ、一生やるつもりですか? そこまで本物の莫迦だったとは。

 それにつられて騒いでしまう私たち国民の一部は、武漢ウイルスだけが特別に恐ろしいように述べて平然としていますが、そのような医学的証拠はもうどこにもありません。感染確認の初期段階(ウイルスが変異を重ねる以前)とは違います。

 わざわざインフルエンザウイルスの感染者数を毎年・毎月報じますか? 報じません。武漢ウイルスの「感染者数」と仮定される(そもそもこの仮定も不明ですが)「新規陽性者数」に、もはや報道価値はないのです。

 この莫迦騒ぎを延命させたのが岸田文雄首相です。あれほど多方面から陳情しているにもかかわらず、指定感染症(二類感染症相当)指定をインフルエンザなどと同等の五類に一刻も早く指定し直さないからこうなりました。

 十日投開票の参議院議員選挙に於いても、自民党候補者の武漢ウイルス対策は、五類への引き下げを拒否する者が多いようです。東京選挙区の二人の候補が中日新聞社・東京新聞のアンケートに、一言一句ほぼ同じ回答を寄せた騒動でも判明しています。

 総裁(首相)があのザマですから、党がそのような模範解答を用意していたのでしょう。何も考える能力のない類いがそのまま書き写したようです。

 それに乗じて「リバウンドだ(六月三十日)」「リバウンドではなく第七波だ(七月六日)」などと騒ぐ愛知県の大村秀章知事は、以前m-RNAワクチンを「打って打って打ちまくるしか」などと無責任に述べた莫迦の極みです。

 ワクチンの多重接種に、もはや何らの(感染予防はおろか重症化予防の)効果もないことは、接種を先行させたイスラエルや欧米各国で判明しています。それどころか接種者のほうが感染しやすい可能性が高まり(そこで厚生労働省も「新集計」と称して隠蔽してきた統計をこっそり修正)、よってこれらの国ぐにでは、もう接種を推奨していません。

 東京都の小池百合子知事といい、無思考・無批判・無気力に騒いでみせる政治家は、一切の医学的根拠もなく私たちを脅し、服従させようと躍起です。

 もし本当にそれほど恐ろしいのなら、直ちに外国人に再解放した入国・再入国をもう一度厳しく制限してみなさい。世界各国から笑い者にされますが、どうぞ。

 私たち国民にまたも「動くな・遊ぶな・働くな」と脅すつもりだというのなら、まず外国人の入国を禁じてもらわねば、国家の正常化を願って「よく分からんもの」を接種した八割もの国民はどうすればよいのですか?

 私たちの不安は、もうとっくに感染そのものではなく経済に移行しています。一部の医療法人隔離措置関連の利権で儲ける連中のためだけに私たち国民が貧困化させられるのは、もはや絶対に許しません。

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皇統の将来と危機で大論争

皇紀2682年(令和4年)7月6日

 多くのいわゆる「特撮映画」で特技監督だった中野昭慶氏が先月二十七日、亡くなっていたことが分かりました。最近、著名人の訃報が相次いでいますが、衷心よりお悔やみを申し上げます。

 中野監督は、昭和四十八年公開の映画『日本沈没』、『連合艦隊』や昭和五十九年公開の『ゴジラ』などを手がけました。特撮映画好きの間では「爆発の中野」といわれ、一瞬青い閃光が走ってから大きな火球が炸裂するといった演出をします。

 先人の円谷英二監督が亡くなり、映画産業が斜陽化してから、本来予算のかかる特撮を任されることになった(そもそも特撮志望ではなかった)中野監督ですが、その圧倒的表現力は、燃え盛り崩れゆく街や、沖縄防衛に後一歩届かず鹿児島県坊ノ岬沖に散った戦艦大和を主人公にしてしまうほどでした。

 また、北朝鮮が怪獣映画『プルガサリ』を製作すべく、中野監督率いる当時の東宝特撮班を招聘した話も有名です。ちなみに、本作の申相玉監督は、韓国から北朝鮮に拉致されて製作させられ、撮影終了後に米国へ亡命しました。よって監督の名義変更がなされています。日本人拉致事件の主犯である金正日軍事委員会書記(当時)が製作総指揮した作品でした。
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 さて、前回の衆議院議員総選挙でもさんざん申しましたが、ほとんどの選挙区で公明党(創価学会)は、もはや自民党公認候補の応援などしていません。政権維持のために連立を組むべき相手ではなくなっています。

 特に「創価学会の支援などいらない」と腹を括った小野田紀美候補(岡山選挙区)に対しては、露骨な対立候補への応援を仕掛けているほどです。集票力が低下しているともいわれる創価との「縁切り」こそ、自民党の課題かもしれません。

 そのような選挙戦の最中、読者からのご質問にもありましたが、参政党神谷宗幣候補(元大阪府吹田市議会議員)に対し、竹田恒泰氏が「女性天皇」の是非を問うて議論になっています。

 私の答えは以前から申していますように、まず現行典範(占領典範)ではなく皇室典範天皇陛下に御返しすることが先です。

 その上で、首相程度が議長の皇室会議ではなく、皇室のことゆえ天皇陛下に御決めいただく皇族会議を復元し、国史に従って、皇統は男系男子を原則としながら(親王殿下が御即位になる適時の宝算まで待たねばならないなどの事情により)男系女子の御即位を可能とするかどうか御議論いただかねばなりません。

 男系女子の天皇陛下は、過去十代八方おわします。すなわち神谷氏らが「女性天皇」を認めたからといって、何かとんでもなく国柄を壊すようなことをいったわけではありません。

 国柄を壊すのは、俗に「女系」と「天皇」という結びつかない言葉を結びつけた存在(女系男子? 女系女子?)を容認する態度です。これでは、神武天皇以来の皇統ではなくなってしまいます。

 竹田氏は、今上陛下にあらせられましては愛子内親王殿下の御即位を願われているのではないか、或いはそこから皇統が文字通り崩壊し、日本が消滅する将来を危険予測しているのではないでしょうか。その危機感はごもっともです。

 つまり、お二人とも間違ったことは何もいっていません。ただ、竹田氏は皇室破壊工作の危機を述べ、神谷氏は、国史の事実に従って将来可能な選択を述べたまでで、ご本人曰くの「それ以上でもそれ以下でもない」と思います。

 一つ予測するとすれば、「女系」「天皇」と「女性天皇」の違いも分かっていない人びとに向け、参政党がその認識を改めるよう議論を喚起しているのではないかという気がするのです。

 また、皇統にまで持ち込まれる「男女平等」という無関係な権利闘争を払いのけるべく、典範改正の選択として男系女子を挙げたような気もします。

 とにかく非常によくないのは、こうした議論でいちいち参政党の揚げ足を取り、どうせすべて思い通りの理想的政党も政治団体も存在しないのに、保守層の投票行動が散漫化(仲間内対立で消耗)することこそ、極左・対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)層がほくそ笑むことはありません。経済も外交・安全保障も何もしない岸田政権に喝を入れる(政権は自民党でも「おまえじゃないよ」と示す)こともできないでしょう。

 ちなみに、高市早苗政務調査会長も女性天皇の議論を可としています。皇統の存続によってわが国を護り抜かねばならない今、神谷氏も指摘している通り旧宮家の皇統復帰は必須です。旧華族の皇位継承権者の御子息にも、再びそれを明記して御控えいただくべきでしょう。

 それだけいわば「手数」を拡げてなお男系女子に御即位願うような状況は、実はどなたも想定していないと思います。それなのに「女性を認めるようなやつらには投票しない」といい出してしまえば、保守層に対する世間(特に男女平等だと勘違いさせられている人びと)の一方的あらぬ誤解を招き、あるべき皇統護持の議論さえ失いかねません。

 創価の支持など「いらぬわ」と構えた小野田女史のごとく、私たち国民ももっと大きくドーンと構えて「女系? 君は阿呆かね」くらいいい放って国を護りたいものです。

 追伸)以前に竹田氏と何度かお会いしていますが、その場に神谷氏もおられました。国史研究に於いてそう違った認識をもって対立しなければならないことはないと思います。どうか皆さんも穏便にご対処願います。

中国の危険な動きに要注意

皇紀2682年(令和4年)7月5日

 台風四号が本日午前、九州に上陸しました。まもなく温帯低気圧になる予報ですが、近畿地方を縦断する見込みのため、引き続き大雨や土砂災害に警戒してください。

比中関係「より高いレベル」に マルコス氏中国側との会談で

 ボンボン・マルコス新大統領は30日、就任式後に行われた中国の王岐山(おうきざん)国家副主席との会談で、比中の二国間関係を「より高いレベル」に引き上げる意向を示し、両国が「地域の課題に対処するため」手を…

(日刊まにら新聞)

 さて、警戒すべきは、中共の動きです。むろん沖縄県近海に於ける共産党人民解放軍の示威行動もそうですが、ここ数日の東南亜外交には、わが国と米国の太平洋防衛戦略を崩す具体的思惑が透けて見えます。

 比国のフェルディナンド・マルコスJr.(ボンボン・マルコス)大統領に対し、中共が王岐山国家副主席を差し向けたのは、かつて比国の独裁者だったフェルディナンド・マルコス元大統領が屈中の徒だったことと無関係ではありません。

 いわばわが国の「真の屈中の原因」たる福田康夫元首相から福田達夫自民党総務会長へ襷が渡されるようなものです。中共は、こうした親子関係を決して逃しません。

 私がマルコス氏の大統領当選に苦言を呈したのも、こうした背景があったからです。南支那海の共産党軍侵略行為に対し、越国(ヴェト・ナム)らが抵抗してきた流れに悪影響を及ぼすのは、ほぼ間違いありません。中共にカネを撒かれたら終わりです。

 さらに中共は、王毅外交部長を緬国(ミャンマー)へ送り、国軍による暴力革命で再び国力が失墜したことに対し、王部長は「理性的な協議を続け、政治的和解を実現するよう期待する」などと表明しました。

 要は、中共が背後について国軍を支援したことから、緬国民の民意を抑えつけて「事態を収拾せよ」といっているわけです。いかにも「国民」を何とでも操縦してきた(実は失敗していますが)中共らしい態度です。

 緬国の致死的混乱を煽ったくせに「よくもこんなことがいえるな」と思いますが、それが中共なのです。

 首相官邸も外務省も、今後の太平洋防衛戦略に支障が出たことを重く受け止めているでしょうか。比国には、やはり屈中の林芳正外相程度しか送らなかったことから、中共に先手を取られたといえるでしょう。

 日米関係だけで亜州を守れると考えるのは、極めて危険です。だからこそ、安倍晋三元首相も麻生太郎元首相も安全保障の大きな枠組みを構想したのであって、東南亜諸国の一国一国では守れない、日米豪らの大きな力が必要なだけに、東南亜諸国の対中危機感を束ねなければなりません。

 先日も申しましたように、豪州の政権交代も頭の痛い問題です。労働党のアンソニー・アルバニージー首相が中共へ寄ってしまう前に、わが国が先手を打たねばならないのですが、そのような動きは未だ見られません。

 私たちの国内経済が脆弱化している中、何もかも中共に「盗られる」ことは、このまま経済も中共に依存し続け、さらに弱体化していくことを意味します。

 「何もしない岸田政権」の正体を見抜き始めた私たち国民は、これ以上の無策を許しません。