人を圧迫し続けるリベラル

皇紀2682年(令和4年)10月30日

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱に踊り狂った「医療関連利権政治」に、いよいよ私たち国民の多くが不満を爆発させています。私が警告した通り、財源が利権に散った数多の中途半端な経済対策などを言い訳に、財務省誘導の政府(内閣府)税制調査会で消費税率引き上げが議題に上がったせいもあるでしょう。

 今月に入って突然のように早くも冬がやって来たことから、季節性インフルエンザとの比較で武漢ウイルス「コワイコワイ病」に対抗しますと、公式の統計により以下のようになります。

 季節性インフルエンザ 重症化率0.08% 死亡率0.09%
 
(平成二十九年九月以降三年間の合算)
 武漢ウイルス 第七波 重症化率0.03% 死亡率0.08%

 よって「もう新型コロナではないと認めろ」との声がSNS上に上がりました。日本感染症学会も「普通の風邪とあまり大きな差はない」と既に認めています。

 武漢ウイルスについては、その重症化率が1%を超えていたのは第五波までです。にもかかわらず岸田文雄首相は、もうとっくに意味をなしていない「新規感染者数」の再増加が見られた場合の政権批判(利権要求圧力)を恐れて収束宣言をしません。

 私たち国民の「生殺し」は、最も子供たちの精神状態に負担が大きく、文部科学省の統計でも不登校児と虐め(暴力行為)の件数が増加しています。この世代を犠牲にし続けてはいけません。ほんの数年から十数年後の、わが国の経済を始めさまざまな世情に必ず悪い影響が出てきます。

女性の社会進出の加速が必要─ヒラリー・クリントン氏 : 出産・育児退職は国家の損失

ヒラリー・クリントン元米国務長官は10月20日、都内で講演し、女性の社会進出を加速するべきだと訴えた。日本については、男女とも高い教育水準を維持しているにもかかわらず、「女性が結婚・出産を機に仕事を辞めるようなことがあっては、個人のみならず国家の損失だ」と述べ、育児をしやすい環境の必要性を強調した。講演は、クリントン氏の来日に合わせ笹川平和財団が依頼して実現、中満泉国連次長の質問に答え…

(nippon.com|公益財団法人笹川平和財団)

 そして、もう一つの懸念は、女性の自殺が増えていることです。その要因を一元化して論じることはできませんが、そもそも女性に対する社会的負担が増していた可能性を考えられないでしょうか。

 私が米民主党を信用しないのは、大東亜戦争の敵(かたき)だったという以上に権利闘争主義で「リベラル」を語る、実のところ「似非共産党」と呼称するにふさわしいようなところがあるからです。

 ヒラリー・クリントン元国務長官の主張は、どこか立憲民主党や日本共産党の女性議員たちがおかしな目つきで語り上げる女権論に通じています。

 中学校や高等学校、大学を卒業後に「男性は就職しなさい」とされ、かつて「女性は嫁ぎなさい」とされたものの、今や「女性の社会進出」が謳われ、性差の垣根はなくなりつつありますが、女性には選択肢があるのに対し、男性にはないことへの議論は一切ありません。

 これが女権論のいつも勝手なところです。私たち個人の自由と社会通念は別物で、この社会通念が政府の各種制度設計にも関わります。女性が出産に加えて労働も当然とされれば、そのような制度設計になっていくのですが、それを女性が本当に望んでいるのか、私はどうしても疑問に思うのです。

 そこで出産を取り除こうとする女権論が登場するのですが、それではもはや動物の本能を拒絶した異常思考であり、私たちは絶滅していくほかありません。わが国の女権論者たちは、むしろそれを活動目標にしている節があるのです。

 なぜ出産と育児を奨励しないのでしょうか。これをして何人かの男性政治家が(言い方が悪いせいもあって)袋叩きに遭いましたが、そうした態度は、少子化対策の制度設計論議を放棄しています。

 最大の少子化対策が内需回復にあることは、ここで何度も申してきましたが、男性の稼ぎでは暮らしていけないがゆえに女性が社会進出せざるをえなくなったという事情を考えねばなりません。働きたくて働いている女性はよいのですが、その限りではないのです。

 米国の「リベラル原理主義者」の典型をわざわざわが国に招いた笹川家の怪しさはもとより、権利闘争として自由を勝ち取るやり方は大抵の場合、勝ち取ってしまったほうの負担が増大し、次第に人の精神を蝕んでいきかねません。

 形式や数字(社会進出度統計など)だけで女性の人生を振り回す思想に、何より政府が振り回されてはいけないのです。

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不公正を自覚する報道記者

皇紀2682年(令和4年)10月29日

「中間中立で報道しているという気は確かにない」と記者が公言…沖縄の地元紙は本当に“偏っている”のか? | 文春オンライン

夕刊フジに興味深いコラムがあった。『玉川氏とひろゆき氏に“あおり芸”の共通性問題は「炎上」に乗っかるカッコ悪いテレ朝、本当にその路線でいいんですか?』(10月20日)書いたのは「報道ステーション」など…

(週刊文春|文藝春秋社)

 ならば「報道」であることをやめねばなりません。彼らの所業からして「オピニオン紙」や「機関紙」を名乗ればよろしいのであって、上記記事中にもある「不偏不党、報道の自由と公正」という琉球新報社の社是を、記者たちが破り続けているではありませんか。

 社是として「中間中立」を掲げないのは、どの報道権力も「社説」を論じる自由があり、読み手の私たち国民は、ここでその社の思想傾向をはかります。ただ、報道それ自体には「公平と公正」が絶対に求められるのです。

 不偏不党といいながら対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)集団とその政党に与し、著しく公正を欠いた世論誘導を企む報道権力の危険性、及び犯罪性は、極めて高いと指弾しなければなりません。

 沖縄タイムス社ももちろんのことながら、各地方紙への記事提供で知られる共同通信社朝日新聞社毎日新聞社といった報道権力の不公正は、私たちの頭の中に手を突っ込んでくる暴力そのものです。

 時事通信社讀賣新聞社産經新聞社もそのそしりを免れず、わが国の企業と人の「中共流出」を扇動した日本經濟新聞社に至っては、目下私たち国民が苦しめられている給与下落・物価上昇(スタグフレーション)に重大な責任の一端を感じているのでしょうか。その気配もありません。

 報道記者というのはこれほどまでに、時に人の生死をも左右するほど難しい職業です。公務員もしかり裁判官もしかり、権力の末端となる者の覚悟をあまりにも知らなさすぎます。嫌なら記者にならなければよろしい。

 それでも「思い通りに書いて何が悪い(報道の自由)」などと言える記者は、私たち国民の多くが自らの仕事を全て好きでやっているとでも思っているのでしょうか。

 社の方針や顧客の要求などに従い、思い通りにいかないことばかりです。そこへほんの少し、自分の意思を加えてまとめてみたり、そのような日日を生きるために過ごしています。記者で言えばそれが社説に当たるでしょうか。それ以外は、ほとんど自らが選んだ職責をこなしています。記者にはそれができないのですか?

 ならば初等教育から受け直せ、と言いたい。人として「半人前以下」の者が偉そうに国家や人権や平和を語るな。

ドイツ、中国勢の港湾権益取得承認 当初案下回る24.9%=関係筋

[ベルリン 26日 ロイター] – ドイツ内閣は26日、中国海運大手の中国遠洋運輸(COSCO)に対して、ハンブルクにあるドイツ最大港のターミナルの権益24.9%の取得を承認した。複数の政府関係者がロイターに明らかにした。…

(ロイター通信社)

 さて、ここで政治家の職責について指摘しておきましょう。英国の与党・保守党は、私が一貫して批判してきたリシ・スナク元財務相を首相にすることで、国際金融資本の思惑に迎合しました。

 そこで幅を利かせている投資家(賭博師)のほとんどが屈中の徒(チャイナ・マネーに敗れた者)どもであり、ゴールドマン・サックス出身のスナク氏は、そもそもエリザベス・トラス前首相の巻き返しさえなければボリス・ジョンソン元首相を引きずりおろしてすぐ首相になるはずでした。そのためにこそジョンソン首相を真っ先に裏切ったのです。

 トラス前首相の「史上最短で降板劇」は、こうした邪な思惑によって主導された英国政界の転落劇であり、英国の危機に当たります。

 独国もまた、中共に呑まれる危険を回避できませんでした。それによって失われるのは、独国民の利益です。それを守る責務を果たさなかった政治家は、果たして後世何と罵られるでしょうか。

 わが国の閣僚・国会議員にも、何のためにその職責に就いたかを忘れている者が数多います。私たちは、彼らにそれを思い出させねばならないのです。

中国の遣いなんか要らない

皇紀2682年(令和4年)10月28日

「キツネ狩り作戦」関与の中国スパイら訴追…FBIの二重スパイから偽情報つかむ失敗も

【読売新聞】【ワシントン=蒔田一彦】米司法省は24日、中国の情報・治安機関のメンバーや協力者らが、司法妨害やスパイ活動などに関わったとして、三つの事件で計13人を訴追したと発表した。 発表によると、このうち中国の情報当局者2人は、…

(讀賣新聞社)

 これが国民を危険から守れる自立した国家のあるべき姿なのです。むろん米国も、わが国を含む同盟国からでも平然と機密情報を収集しますが、中共による主権侵害に気づいて対処できるのは、そうした能力を法的にも有するからにほかなりません。

 高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相がさかんにこうした危機対応の問題を提起し続けるのは、相手が米国でもお構いなしの中共による工作活動が常態化しているためです。諜報工作はまさに戦争であり、とっくに始まっています。

 ということは、スパイ防止法もないわが国では、既にやりたい放題にやられています。露国による対日工作の例を七月三十日記事で挙げましたが、東京都港区新橋というのは、本当は露国よりも中共と北韓(北朝鮮)の工作員がよく潜んでいた場所で、ここが最もわが国の企業戦士や国家公務員を捉えやすいのでしょう。

 実は、少し前に「あれは間違いなく中共の工作員だった」と思われる危険な場面に遭遇した某官僚の話を直接耳にしました。正確に申しますと、その方の体験談から私が「危ないから二度と接触しないように」と指摘したのですが、その舞台もやはり新橋の或る居酒屋だったのです。当人は大変驚いていました。

 警察の公安が異例の措置として民間企業へ危険を呼びかけたのは、私たち国民を犯罪から守るためです。こうした取り組みから岸田政権も国会(立法府)も学ばねばなりません。

 引き続き、法案名は何でもよいので「スパイ防止法」の成立を各所へ強く訴えていきます。公明党(創価学会)の横やりを許しません。

WHO葛西氏の任務代行 人種差別発言の内部告発で

 【マニラ共同】世界保健機関(WHO)の葛西健・西太平洋地域事務局長に人種差別的な発言などがあったとする内部告発を受け、フィリピン・マニラにある同地域事務局の参加国は25日に特別会合を開き、ヤカブWHO副事務局長が当面、葛西氏の任務を代行すべきだとの結論に達した。…

(一般社団法人共同通信社)

 そこでもう一つ。共同通信社のこの報道だけでは何が何やら分からず、国際機関の日本人が中韓から嫌がらせでもされたのかと思いきや(この記事自体は共同の嫌がらせですが)実は、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(WPRO)の葛西健事務局長の「中共べったり」ぶりに、事務局本部があるフィリピン(比国)の現地職員に内部告発されてしまったのです。

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)対応をめぐり、これをバラ撒いておきながら情報隠蔽を図った中共を決して批判せず、中共をひたすら擁護する発言で(中共がおかしいと指摘する)職員たちを威嚇したというではないですか。

 岸田内閣の林芳正外相や河野太郎デジタル相らもこれと同類で、屈中を貫いて人びとを危険に晒すとんでもない輩です。この告発内容が事実であればまさに「日本の恥」であり、比国の皆さんには、日本人として申し訳なく思います。

 しかしながらこの事実を「中共の犬」と糾弾されたテドロス・アダノム事務局長に報告し、対処を求めた皮肉は、現下の国際機関が中共のカネに堕ちた惨状を物語っており、そのうちスリランカのごとく破綻していくのでしょう。

 葛西氏は、医学者でありながらほとんど「役所畑」の人間ですから、中共の工作に篭絡された典型的木っ端役人の類いとも疑われます。これが霞が関の現状なのです。

 本当に危ないですから、よく知らない人間(中共人とは限らない)との接触には警戒してください。

自民党を打ち負かせぬ理由

皇紀2682年(令和4年)10月27日

 七月八日に暗殺された安倍晋三元首相の追悼演説(衆議院)をゴチャゴチャ言っているうちに今頃(二十五日)になってやるわが国は、はっきり申し上げてどうかしています。元首相が暗殺された当事国にもかかわらず、しかも報道権力各社の扱いの何と小さいこと。

 しかしながら野田佳彦元首相に依頼したのは正解でした。全文を拝読して痛感しましたのは、財務省に騙された野田元首相が「安倍元首相も同じくだったのでは」と感じているように思えたことです。

 旧民主党政権末期の平成二十四年八月、政権維持を賭けて消費税率の引き上げで腹を括った野田元首相は、旧民主党への国民的失望から政権維持は不可能と知りながらエサ(増税との取引)をぶら下げた財務省にまんまと騙され、そのまま失脚しました。

 安倍元首相は、この時成立した法律の施行を内需回復のために二度も延期して財務省を苛立たせ、例の森友問題(理財局・近畿財務局と大阪府の大ポカを主計局と主税局が安倍夫妻の名を出して悪用した事件)を捏造されましたが、被害者のはずだった森友学園理事長夫妻(当時)を篭絡してまで「反アベ」の材料にした極左と協調した立憲民主党の莫迦議員たちを横目に、ともすれば野田元首相は、同じ党ながら全く違う心境でこの莫迦騒ぎを眺めていたのではないでしょうか。

 いつかの予算委員会で、自身の喫煙開始年齢を尋ねられて思わず「十八……いや二十歳です」と答えてしまった野田元首相は、どこか実直な大人なのだろうと思います。なぜ立民なんぞに在籍し続けるのでしょうか。

 現行憲法(占領憲法)の枝葉末節論に固執してまともな問題提起もできない野党の群れにあって、立民の泉健太代表と日本共産党の志位和夫委員長がツイッター上で批判合戦を繰り広げています。

 これに対し、泉代表を「辞めさせろ」とわめく連中は、やはり野田元首相の追悼演説にも難癖をつけていました。わが国の病巣(占領憲法)を取り除く手術に死に物狂いで反対し、私たち国民が病気のまま弱って死んでいくのを待つ対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)一派がその正体を剥き出しにしていると申せましょう。

韓国の前駐日大使「日本30~40代政治家は韓国に憧れ…60代とは違う」(1)

韓国の姜昌一(カン・チャンイル)前駐日大使(70、在任期間2021年1月~2022年7月)が日本赴任当時に体験したことを紹介してくれた。これまで歴代駐日大使は平坦だったことがほとんどないが、姜氏はとりわけ激動の時間を送…

(中央日報 日本語版)

 以前に、立民議員らが国会の内外で下品なプラカードを掲げて審議を妨害したりわめいてみたりするさまを「いつからわが国の国会議員は韓国の国会議員と同じことをするようになったのか」と批判したことがありました。

 北韓(北朝鮮)工作員の文在寅前大統領がわが国に送りつけてきた姜昌一前大使の話に出てくる若い世代の日本の国会議員というのは、この立民議員らのことを指しています。

 他人よりも大きな声でわめかないと話が通らないというような韓国社会のやり方を、そのままわが国に持ち込んだ枝野陳謝(枝野幸男代表・福山哲郎幹事長・謝蓮舫代表代行)前体制は、文字通りわが国の政党ではなかった所以です。

 それをして的外れな話しかできない姜前大使といい、岸田内閣(林芳正外相)を見て「日本の態度が肯定的に変わってきたと思う」などと勝手な話を続ける朴振外交部長官といい、そう思わせたわが国にこそ大きな責任があることを私たちが自覚しなければいけません。

 立法能力のない無駄な者を当選させ、無能な売国奴に外交を任せるようでは、韓国の「勘違い」を誘発してしまいます。岸田内閣がこれほど使い物にならないのに、とはいえ決して立民や維新では政権が取れません。

 私たち国民の多くがもう野党に政権を任せられないことを学んでしまったため、自民党にしっかりしてもらい、党内で健全な政権交代を望んでいます。

 間違っても河野太郎デジタル相を「次の首相」に挙げてはいけません。こういうことは折に触れて繰り返しておきますが、経済政策が今一つとはいえ高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相をお忘れなく。

木原のカネ周りで叩き出せ

皇紀2682年(令和4年)10月26日

 いろいろあって取り上げるのが遅くなりましたが、二十三日に投開票された沖縄県那覇市長選挙で、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)連合である立憲民主党、れいわ新選組らと玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事らが推した翁長雄治候補(故翁長雄志前知事の次男)が落選しました。

 翁長前知事が自民党を裏切って「オール沖縄」なる出鱈目な団体を組織して以来、これが県民の支持を得続けてきたなどというのは、それこそ全くの出鱈目です。

 むしろ県内の潮流は、これに対抗した保守系の「チーム沖縄」にあり、全十一市のうち九市で保守系の市長が当選しています。

 オール沖縄が敗戦続きなのは、翁長知事時代にも「利権繫がり」と指摘したように土建屋上がりの金秀グループと、ホテル経営のかりゆしがオール沖縄からカネと人を引き上げたためです。

 結局はそれだけのことで、彼らに思想信条も「へったくれ」もありません。現実の沖縄振興にまったく着手できない対日ヘイト連合に着いても、まるでカネにならないのです。

 かえすがえすも玉城氏の再選を止められなかったことが悔やまれます。あれが居座っている限り、沖縄の経済振興は絶対にありません。それどころか増長を続ける中共に呑まれて悲惨な末路を迎えかねないのです。

 毎度申しますが、大日本帝國海軍の大田実中将が遺された「県民に対し後世特別の御高配を」に従えば、誠に申し訳のない惨状を繰り広げています。何度も愚者を首長に据え、県政を荒廃させているからです。

 県外はおろか国外からも極左工作員、対日工作員の侵入を許し、末端級(低級)破壊工作を野放しにしている不作為は、文字通りわが国政府の失態であり、石垣市尖閣諸島防衛の覚悟といい、スパイ防止法の議論さえもままならない現状は、沖縄を不幸にしています。

 在日米軍普天間基地返還をこじらせた旧民主党(鳩山由紀夫元首相)の勢力が未だ無責任に基地問題を語ることも決して許されず、沖縄を防衛と貿易の拠点にするといった振興策が定まらないのは、まさしくそのような連中の妨害によるものと思い知らねばなりません。

新しい資本主義、司令塔が退場 現場は悲鳴「大混乱だ」 山際氏辞任:朝日新聞デジタル

 山際大志郎経済再生相(54)が24日、辞任する意向を明らかにした。岸田政権の看板政策である「新しい資本主義」や新型コロナ対策を担う担当閣僚として、重要なポジションだっただけに、政策面でも影響が出るの…

(朝日新聞社)

 ところが、朝日新聞社、沖縄タイムス社や琉球新報社といった報道権力、いや報道テロ企業は、的外れな政府批判を繰り返し、真に政府が何をすべきかにはむしろ導かないよう危険思想で世論を操作しています。

 ここでも岸田内閣の出来損ないとして山際大志郎経済再生担当相の名を挙げたことがありましたが、これが事実上の更迭で内閣を去るからといって「現場は大混乱」とは大袈裟すぎでしょう。

 たった一度の経済財政諮問会議の延期程度で内閣府の職員が大混乱に陥るわけもありません。無能な大臣の退場を非難したいだけの朝日は、岸田文雄首相が掲げている「新しい資本主義」という名の「これこそが天下の愚策」の本当の司令塔を知らないのでしょうか。

 最初から申しているように後ろで旗を振っているのは、偉そうなだけで調整能力も何もない木原誠二内閣官房副長官です。

 山際氏の退場など内閣にとってほぼ無傷であり、木原氏に関連する地方土建の醜聞が出て、それがどう発展するかにこそ注視していただきたい。まもなく出ますので。