「創価学会、日教組」斬る
11日に投開票された第22回参議院議員通常選挙に関し、テレビメディア各局が編成した特別番組の中で、テレビ東京系「池上彰の選挙スペシャル」に対する評価が非常に高いのだそうです。
私はこの日、特にゆっくりこの番組を見ることができませんでしたが、元NHKの池上彰氏は、民主党の輿石東参議院議員会長が日教組(日本教職員組合)の山梨教組出身で組織票が堅く、組合の加入率が高い県は組合と教育委員会がズブズブで、組合幹部の出世がある、と解説したといいます。
また、テレビ東京は公明党候補の街頭演説に突撃し、創価学会で動員されたと見られる聴衆に「学会員の方ですか?」と尋ねてまわる場面を放送しました。そして、池上氏は山口那津男代表に対して「学会が菅直人氏や仙谷由人氏を嫌っているから民主党と連立しないという声があるが」と質問し、政教分離がどうのと、山口代表の答えが訳の分からないものになる事態を引き出したそうです。
http://www.j-cast.com/2010/07/12070908.html
▲J-CASTニュース:池上彰の参院選「タブーに挑戦」 「創価学会、日教組」に絶賛の声
池上氏がぶつけた質問や解説は、今さらながら当たり前のことばかりなのですが、この当たり前を「タブー」としてきたテレビメディア各局にあって、開票中も我関せず旅番組か動物番組をやっているかと思いきや(それがよいのですが)、さすがはテレビ東京と申しておきましょう。或いは、池上氏がこのような斬り口の方とは存じ上げませんでした。
選挙期間中、産經新聞社政治部の阿比留瑠比記者が(恐らく)山梨教組が一斉送信したと思われる「民主党の輿石東」へ投票するよう呼びかけたメールを入手し、公開しています。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1690398/
▲国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:クイズ・ある教員からの一斉メール
阿比留氏が言及しておられるように、このような行為は教育公務員特例法違反です。私が追及してきたのも、このような活動にうつつをぬかして児童・生徒がほぼ放ったらかしにされている現実でした。教員たちのプライベート……などという程度ではありません。
輿石議員を辛勝に持ち込んだ宮川典子氏(自民党公認・たちあがれ日本推薦)との差の約3700票こそが、日教組票の呪いです。私たちはそれを覆すことができませんでした。まだまだ日教組による「日本解体工作」や、それを黙認している文部科学省への問題意識は大きな票に結びついていません。
大日本帝國憲法下でも、教職員たちは自由に教育方針の在り方を語り合い、団結することが認められていましたが、特に「個人」の主権をうたう占領憲法下では、日教組のような「教員個人の勝手」を徹底的に許してしまいます。だからこそ、自前の憲法たる大日本帝國憲法の復原とその改正なくして教育再生・日教組問題は解決しないのです。
民主党は「子育て支援」を言いますが、最大の子育て支援は、1万数千円や2万数千円を行政コストをかけながら(血税を投入しながら)バラまく(さらに血税を投入する)ことではなく、義務教育で十分な学習を政府が保障し、国際競争力の高い人材を育成することであり、子供たちが自然と触れ合えるよう設計された保育園や幼稚園の各地拡充で本能を鍛えさせることに違いありません。これが血税を投入(政府が人へ投資)する本当の意義である、と私は思います。
※複数の読者の方々より、やはり「政治ブログランキング」への登録を残しておいて欲しいとのご要望を賜り、5月22日より「映画ブログランキング」との2カテゴリー登録に直しました。皆様にクリックしていただくその一票は分散されますが、今までより一層のご支持を賜われるよう努めてまいります。
自前の憲法が暮らしをよくする!
靖國神社みたままつり
平成22年靖國神社みたままつりは、7月13日から16日までです。真・保守市民の会は、会員皆様からのご寄付により、皆様の想いを込めて献灯しております。
真・保守市民の会代表 遠藤健太郎