皇紀2677年(平成29年)1月3日
http://www.sankei.com/politics/news/161225/plt161225……
▲産經新聞:有能な在日外国人、在留1年で永住権 対象の3分の2は中国籍か 政府が規定緩和検討
私は、旧年の締めくくりの中で、わが国の将来に対して私たちが抱える漠然たる不安の一つに「無秩序な外国からの労働力輸入(いわば「日本の植民地化」)」を挙げましたが、なぜこれがそれほど不安をかきたてるのでしょうか。
私たち一人一人がわが国に自信を持っていれば、大きな不安材料にもなりえないのでしょうが、つまり多くの国民が「何か怪しいよね」と感じ始めているわけです。
それが民進党の蓮舫代表が起こした「どこの国の人が日本の参議院議員になり、公党の代表にまで上り詰めたか分からない」事件に対する多くの反応にも表れています。まず立法・行政のすることが信用できないのです。
私たちの頭越しに特に中韓朝を讃え、明らかに私たちに向かってヘイトスピーチ(日本人差別発言)を吐きかけてくる国や地域の人たちとわが国の政治家が並んで笑っているさまを見せられると、本当にこのまま外国人を政策的に大量受け入れして大丈夫なのかと考えさせられてしまいます。
外国人を安い労働力として物のように輸入することは、間違いなく人権問題だと申した上で、安倍政権が「移民」という言葉を使わないよう事実上の移民政策を遂行しようとしていることも、国民的不信を煽り、素直に諸外国の人たちと交流したい気持ちを削ぐのです。
そこで私たち自身も、諸外国の人たちにわが国のこと(国柄)をどこまで説明できますか、と。これが旧年の締めくくりに私が問いかけたことであり、私たちの無知・無力もまたマッチポンプのように不安を増大させています。
高度人材と言いながら、用が済めば「辞めてください」に終わり、その後どうなるかは、立法・行政・企業の知ったことではありません。本当にそのような政策に、私たちがこの手を染めてもよいのですか? 人間を何だと思っているのでしょうか。
単に「反日国の中共人が大量に来るからやめて」というだけでなく、私たちの自信と真の人権意識が問われており、政府のこの方針にとても賛成できません。皆さんと共に力を合わせて反対します。ご協力ください。
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皇紀2677年(平成29年)1月2日
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/77699
▲沖縄タイムス:沖縄県内の教員病休率、9年連続ワースト 全国平均の3倍以上
私は、旧年の締めくくりに「個人の勝手」を見直そうと申しましたが、これは一体どういうことでしょうか。
沖縄県内の「日本分断宣伝機関紙」こと沖縄タイムスは、沖縄県内公立学校教員の2・96%もが病気休職した理由を、そのうち精神疾患によるものが四割だったことを挙げ、厳しい勤務実態にあると説明しました。
確かにそれは、一理あるでしょう。個人の勝手が蔓延すれば小さなクレームが大きな負担となり、教員にものしかかります。親が自らの不出来を棚に上げて教員に教育の全てを押しつける昨今の傾向があり、教員の精神的負担が増し始めているのは、なにも沖縄県内に限ったことではありません。
しかし、真面目に取り組もうとする人たちが先に職場で倒れていく現象は、行政機関のみならず企業でもあり、私塾の教師もいわば「サービス企業」の社員ですから、一年のうち何度か病気で倒れます。私もストレスからくる難聴になったり、不整脈を起こしてうずくまったりしました。
その時、必ずほかの社員(教師)が時間割を組み替えるなどして援護するものです。そのようにして助け合える職場を作っていくことが、個人の勝手の蔓延を食い止めます。
ところが、以前から申していますように民進党・社民党系の日本教職員組合(日教組)や、日本共産党系の全日本教職員組合(全教)の政治活動にのめり込んでいる一部教員は、この助け合いの輪に加わろうとしません。
「活動で忙しい」「教育労働者としての権利」などと語って何かと担当を回避し、結局は組合活動に参加しない教員だけで部活動の顧問や中間・期末テストの作成などに当たります。これが超過勤務になっていくのです。
もっと疑いの目を向ければ、精神疾患が病休の口実に利用されやすく、本当に苦しんでいる人たちを尻目に「だるい」「しんどい」を演出して職場(学校)を抜け出し、沖縄県内で起こされているどの「活動」に参加しているやら分かったものではありません。
沖縄県下で特に多いというのであれば、ジャーナリズムとしてまずそこを疑うべきです。この類いの個人の勝手を、決して許してはなりません。
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皇紀2677年(平成29年)1月1日
本日は、早朝に宮中で四方拝が執り行われた四方節です。
現行典範(占領典範)に置き換えられた占領統治期以降、皇室令も奪われ、未だ天皇陛下に御返しできていないため、今や多くの国民がこう呼ばなくなりましたが、一年のうちの四大節の一つであり、宮中では今なお生きています。つまり、皇室典範(正統典範)をいつでも御返しできる状態にあるのです。
さて、基督教グレゴリオ暦のことではございますが、とりあえず「新年あけましておめでとうございます」と申しておきましょう。
皆さんが本年も健やかにお過ごしになりますよう、心より祈念しております。
また、旧年中は、格別のご支援を賜り、ありがとうございました。本年も何卒よろしくお願いします。
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皇紀2676年(平成28年)12月31日
あくまで基督教グレゴリオ暦でのことですが、平成二十八年も本日で最後となりました。本年もさまざまなことがあり、それらを振り返って報道も締めています。まだ何が起こるか分かりませんが、皆さん、よいお年を。
私事を申せば、これまで政府への政策提言が研究所、或いは協会としてのものだったのに対し、本年は、まず事前に勉強会を開き、参加された方がたの問題提起を盛り込んだ政策提言集として主たる国会議員に送付できたことは、大変有意義でした。今後も継続したいと思っています。
来年は、さらに多くの方がたのご意見を拝聴できるよう、また皆さんのご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。
しかしながら本年も実に多くの才能を失いました。
まずは、中東各国や欧州各国、南亜・東南亜各国で破壊活動(テロ)の犠牲になった方がた、中共や北朝鮮の圧政に苦しめられた方がた、米国で銃犯罪に遭われた方がた、そして熊本地震や糸魚川大火などで被災された方がたに、改めて衷心よりお悔やみを申し上げます。
至上のもののように扱われ始めた個人の勝手な思考が細菌やウイルスのように猛威を振るい、米国ではゲイクラブが、わが国では障害者施設が襲撃されました。それは、私たちの身の回りの「クレーム」という小さな現象にも表れており、大量殺戮者を異形の存在として片づけることができません。
わが国の刑法犯検挙は、警察の不断の努力によりほぼ確実なものとなり、凶悪犯罪が減り続けているのに対し、漠然たる国家の将来に対する不安は、単に経済不安や過熱化した報道がもたらすもののみならず、私たち自身が密かに自覚する「個人の勝手」が拡大していることにより生み出されていると申せましょう。
私は、あまり宗教行為に興味がありませんが、大晦日の除夜の鐘がうるさいからといって中止(昼間に振り替え)になるようでは、わが国の将来に多くの国民が不安を抱くのも無理はありません。
つまり、自己の思い通り静かになったことを「よかった」と思うより、「これからどうなってしまうのだろう」と思う人のほうが圧倒的に多いのです。そのくせ、自分は別のことで無理を通して道理を引っ込めさせようとはしていまいか、と。
これまでの数えきれない多くの命が紡いできたものを、現世の一個人がいとも簡単に破壊してしまえる世の中は、まさにテロが横行する世界そのものです。
保守派が「伝統」と呼び、反日派がそれを破壊しようとするわが国に、実は「革新」「リベラル」などありません。なくてよいという人がいるかもしれませんが、健全な政策論争がなかなか起きないのは、ここに病巣があると思ってよいでしょう。保守派の言う「伝統」も、怪しいものだったりします。
私たちは、外国人にわが国のことをどこまで説明できますか?
私が海外に出て、或いは海外から人を招いて、最も多くの時間を割くのが国柄の説明です。歴史に詳しくなくても構いません。できることは、わが国での多くの命の営みを思い起こすことです。
歴史に名を遺した人びとだけが歴史を作ってきたのではありません。私たちに姿の見えぬ先人たちが作ってきたのです。後世に於いて現世の私たちは、一体何と言われることになるでしょうか。
来年、もし私たちが抱える不安を少しでも払拭できるとするならば、デフレ脱却の経済政策を促し、無秩序な外国からの労働力輸入(いわば「日本の植民地化」)をやめさせることなどを提言するほかに、私たち自身が個人の勝手を見直すことで果たせるかもしれません。
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皇紀2676年(平成28年)12月30日
いよいよ年の瀬に及んでもなお、哀しい訃報がやみません。二十八日記事で女優のキャリー・フィッシャーさんが二十七日に亡くなられたと申しましたが、その翌日、母親で映画『雨に唄えば』に出演したデビー・レイノルズさんが脳梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。
また、黒澤明監督の映画『影武者』『乱』や五社英雄監督の『吉原炎上』『肉体の門』、石井隆監督の『GONIN』シリーズなどで人気を博した根津甚八さんが二十九日、東京都内の病院で亡くなられました。交通事故や闘病が重なり、六年前に役者をやめておられましたが昨年、石井監督の熱望に応えて『GONINサーガ』(シリーズ三作目)に出演されたのが最後になりました。
衷心よりお悔やみを申し上げます。
http://www.sankei.com/world/news/161229/wor161229……
▲産經新聞:【靖国参拝】中国「断固とした反対」、韓国「慨嘆を禁じ得ない」
さて、民進党職員に向かって「今日が仕事納めのはずなのに(中略)こんな日程をありがとう」と嫌味を言って二十九日に新潟県糸魚川市の大火被災地を訪問した蓮舫代表は、現地で焼き討ちに遭うこともなく無事「嫌嫌視察」を終えたのでしょうか。報道各社がこの問題発言を一切取り上げなかったため、嫌嫌来られたとも知らなかった市民が多かったのでしょう。
一事が万事この調子で他人を中傷する能力しかない政治家は、決して多くの支持を集められません。自民党に若者の支持が集まる中(今後はもっと次世代のことも考えた政策の打ち出し方をすべし)、民進党支持者の高齢化(新規開拓不能)が著しく深刻らしいのもうなづけます。
一方、連合国(俗称=国際連合)の潘基文事務総長が三十一日でようやく去ってくれるのを前に、ご本人は米国のドナルド・トランプ次期大統領との会談を切望し調整させていたらしいのですが、どうやら安倍晋三首相とは会ったトランプ氏に拒絶されて終わるようです。
自らの職責を忘れて権力の甘い汁だけを吸った政治家は、ことほど左様に哀れな末路を辿ります。彼の地獄は、次期大統領選挙をめぐって既に始まった混乱の渦中にある韓国へ帰ってなお続くことになるのでしょうか。
そこで、防衛省職員に申します。
中韓は揃って、安倍首相のいわゆる「真珠湾訪問」にも「謝罪がない」「反省がない」「われわれに謝ってはじめて先の大戦が終わる」などと誹謗中傷しました。
防衛相が靖國神社を参拝しようがしまいが、この有り様だったのです。いくら稲田朋美防衛相の靖國参拝を妨害したかったとはいえ「中韓との関係」を語って参拝を最も批判したがるというのは、防衛省としていかがなものでしょうか。
八月十七日記事でも申しましたが、防衛省が最も大臣の靖國参拝を嫌がるのです。このことを皆さんもよく覚えておいてください。
本来であれば安倍首相も靖國を参拝し、真珠湾訪問について、祀られし御霊にご報告してもよかったはずですが、敵・味方を超えた招魂を貫徹するには、未来永劫の平和を願って靖國(むろん合祀のされ方に問題は残っていますが)にも参拝して何が悪いものですか。
稲田防衛相は、まさかの辻元清美衆議院議員に不参拝を追及された際、支持者に向けて国会で悔し泣きしてみせたのがあまり効果なく、一部で批判すらされたのを気にしていたのでしょう。
敢えて厳しく申しますが、靖國神社がこのような政治家の「支持者集めの道具」にされるのを、中韓の「反日」に迎合する人たちが許してしまっています。それこそ非難されるべき姿勢です。平和運動を叫ぶ人たちが平和を道具にしてはいけません。
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