皇紀2680年(令和2年)8月20日
そういえば、タイ(泰王国)バンコク都パトゥムワン区にある伊勢丹が今月三十一日をもって閉店するため、只今絶賛店じまいセール中です。以前から何度となく申しているように、特に近年の経営方針が頓珍漢なこと極まりない伊勢丹は、泰王国進出から二十八年で幕を下ろします。
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)とは関係なく、入居していた巨大商業施設「センタンワー(セントラル・ワールド)」を運営するセントラル・パッタナー社との契約を更新できなかったゆえの撤退です。私が初めてここを訪れたのは、思えば出店から六年目の夏でしたが、既に流行っているとはいえない状態で、同じ状況だった「エラワンそごう」は、そごう本体の破綻と同時に「アマリンそごう」ともども散りました。
その点、最初からバンコク都民に馴染んだ「バンコク東急百貨店」は、雑多な商店の巨大集合体といえる「マー・ブンクローン(MBK)」に入居して成功をおさめ続けています。
かつては大丸もありましたが、日本の「空気を読めない」百貨店はこれで、すべて姿を消すことになりました。さて、進出から二年弱の「サヤーム高島屋」は、東急と共にいつまでもつでしょうか。
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さて、中共の習近平国家主席は、壮絶な派閥争いに加えて地方を統制できていない現状にかなり疲弊しているようですが、それでも対米強硬路線だけは確定したようで、まさに香港の次は台湾を攻撃する方針を固めました。
それは、文字通りの攻撃であり、米軍もそれを察知して先回りしています。共産党人民解放軍は目下、恐れおののいて何もできないどころか失態すら繰り広げていますが、今後はどうなるか分かりません。
習主席は、米国の同盟国とも関係を徹底的に切ります。つまり、もうわが国との友好関係を維持する気はありません。よって、先日来申し上げているように韓国の文在寅北朝鮮工作員に揺さぶりをかけ、中共につくよう恫喝し、米国のドナルド・トランプ大統領は、その報告を受けて先進七か国首脳会議(G7)に文工作員をわざと招こうとしていたのです。
わが国政府は、もう二度と習主席を国賓で招く必要はありません。彼らはとっくに、日本との対決姿勢を取り始めることにしているのです。
首相官邸も自民党も、早く手を引きましょう。さもなくばとんだ恥をかくことになります。
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皇紀2680年(令和2年)8月19日
二日記事についてもう一言。
この記事の意味が分からない莫迦がいました。すなわち、中共の習近平国家主席が現在何を企んでいるか、まるで予測も理解もできないくせに頓珍漢な東亜外交を語ろうとする惨めな者です。
習主席の来日は、少なくとも年内に「中共側から」ありえないとの返事が届いています。しかし、習主席は韓国を訪問し、青瓦台(大統領官邸)の側近たちに総出で逃げられた文在寅北朝鮮工作員に喝を入れようとしているのです。
だからこそ米国発信で韓国の参加が提案されたわけで、当初反対していた独国が賛成に転じたのも、中共と距離を置き始めた彼らなりの思惑があり、英国も賛成を口にし始めるかもしれません。
よってあの表題としたのであり、わが国は欧米各国が賛成し始めても一切焦ったり悔しがったりする必要はなく、むしろ文大統領に肉薄して中共包囲網への参加・不参加をはっきりさせればよいでしょう。
恐らく文大統領はそこを濁すはずですから、濁した途端に文政権打倒の方針をG7(先進七か国)で固めてしまえばよいだけです。
文政権は韓半島(朝鮮半島)を赤化統一し、韓国国民を北朝鮮に売り飛ばす過去最悪の体制ですから、このまま野放しにしてはいけないのです。
そして、いよいよ中共の共産党人民解放軍による沖縄県石垣市尖閣諸島侵略作戦が激烈化したのを前に、米軍の本気を見た共産党軍が(いつもは「行け」というくせに)漁民たちに「尖閣へ近づくな」と通告しました。
これが国防の成果であり、本来は自国の力を中心に他国との協調で実現すべきものです。それがひっくり返っているわが国は実に情けないのですが、だからこそ中共側につくような者の排除ぐらいは自国でしなければならないと思います。
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皇紀2680年(令和2年)8月18日
十日記事で申したように、やはりどう見ても安倍晋三首相の様子がおかしかったため、慶應義塾大学病院へ向かったという報が入った昨日、二つの可能性を考えました。
一つは、既に伝えられている通り麻生太郎副首相兼財務相が首相代行し、そのまま安倍内閣が退陣するというものです。
もう一つは、九月下旬から十月初旬に衆議院解散総選挙があるかもしれないということです。
むろん安倍首相が任期を全うするかもしれませんが、体調がかなり悪いのは事実であり、無理を強いる必要はありません。
この期に於いても、まるで人の不幸を祈るように「安倍首相はただでさえコロナ禍なのに検査で病院へ行く迷惑な奴」や「いっそ早く死ねばいいのに」といった「反安倍」の下人どもが蠅のごとく湧いているそうですが、私も嫌いな政治家のことをゴミのように扱うので気持ちは分かりますが、対象となる政治家が健康なうちに「死ね」というのと、本当に具合が悪そうだったり入院したりした時に「死ね」というのは、日本人なら分かると思いますが全く違います。
その違いもお分かりにならないということは、その下人どもの出自が知れるでしょう。
いずれにしても、私たちの首相が倒れそうな今、いよいよ本格的に「次」を考えなくてはならなくなりました。具体的に誰ということはもう申しませんが、さぞや皆さんがお考えを巡らせることでしょう。
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皇紀2680年(令和2年)8月17日
イスラエルとUAE(アラブ首長国連邦)の国交回復に一言。
これは明らかに、米国のドナルド・トランプ政権が推すシオニスト新造国家イスラエルと、伝統国家イラン(義国)との対立を鮮明にするもので、しかしながらイスラエルとUAEも一筋縄ではいかない関係ですから、今後どうなるか極めて不透明です。
今日の中東の混乱の引き金を引いたのは、英国と米国ですが、わが国はあくまで日義関係を維持すべきであり、安易にイスラエル側についてはいけません。
短期的にはイスラエル(米国側)についたほうがよさそうに見えるでしょうが、UAEは必ず裏口で「違う話」をするでしょうし、わが国の資源政策から考えてそこは、その「違う話」につきあう余地をもっておいたほうがよいでしょう。
義国に対しても同じで、中共の接近を許さないためにもわが国が対話を継続すべきで、さもなければかえってわが国の手に負えない混乱に巻き込まれるだけです。米国の無理難題にすべてつき合いきれません。
どうも安倍政権は、イスラエルにくっつきたがるので危険です。私が申すほど距離を置くのは難しいにしても、わが国から見た彼らとの関係性を熟考していただきたい。
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皇紀2680年(令和2年)8月16日
十一日記事に関連して一言。
結局、安倍内閣から靖國神社を参拝したのは、入閣してもしなくても毎年参拝している高市早苗総務相と、萩生田光一文部科学相、親に倣っているだけの小泉進次郎環境相だけでした。
別に八月十五日は参拝すべき日ではありませんが、つくづく天皇陛下の御親拝を賜れないよう政治問題化させた自民党と靖國神社自身がいけません。
もう一度申しますが、赤紙一枚で国民を戦地へ送って死なせた政府の代表が玉串料を奉納しておしまいというのは、つまるところ赤紙一枚で国民を死なせたのと同じ態度です。戦地に散った国民の御霊を招魂し、感謝するということを決してしない行政権力は、何度でも国民を殺して平気でしょう。
自称左翼活動家は、なぜそう叫ばないのですか? 国民の命が大事だといいながら、最も粗末に扱っている、或いは扱うよう行政権力をも恫喝する、そのためには中共と韓国を利用するというのは、リベラルを標榜する左翼の思想としてあるまじきことです。だからそんな人たちは、左翼ではありません。ただの対日ヘイトスピーカー(日本憎悪差別主義者)です。
祖先に感謝するということに、それぞれの家族や個人の考えは別にして、本来政治の左右が口を差し挟む余地などありません。いよいよ「お盆」の最終日。こうして命が繋がっていることにまず感謝したい。
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