公平中立も思いやりもない

皇紀2675年(平成27年)9月8日

 野田聖子前自民党総務会長は、推薦人二十人すらも集められませんでした。当然です。

 さて、八月二十九日記事「国連総長が抗日行事出席へ」で取り上げた連合国(俗称=国際連合)の潘基文事務総長の非中立・不公平な行いに対し、ご本人の回答がこちらです。

 http://www.sankei.com/world/news/150905/wor150905……
 ▲産經新聞:潘国連総長「国連は中立ではなく公平」と反論 抗日行事出席を正当化

 確かに私は初めから「公平・中立を欠く」と批判していますが、潘事務総長は自分たちに求められている性質を「中立ではなく公平」と述べ、すなわち第二次世界大戦戦勝国集団「連合国」として言っているのか、氏自身が訳の分からないことを言っているだけなのか、わが国は徹底的に追及しなければなりません。責め方は変わりますが前者でも後者でも大問題だからです。

 菅義偉内閣官房長官は七日、再度「『公平・公正』というのは当たり前だ。言葉遊びをしているような感じにさえ聞こえる」と批判しました。ここは曖昧にしないほうがよいので徹底的に抗議しておきましょう。

 続いては九月四日記事「TBSブルーリボンを冒涜」の件で、れっきとした参議院議員の反応がこちらです。

 http://www.sankei.com/politics/news/150907/plt150907……
 ▲産經新聞:民主・有田芳生氏が「武藤議員や在特会もつけてる」とTBSを擁護

 恐らく有田芳生議員に何を言っても「暖簾に腕押し」なのかもしれませんし、この方の議員になってからの発言だけでも「異常か、または矛盾を一瞬で指摘できる程度のもの」ばかりなので、抗議の値打ちすらないのかもしれません。

 しかし、有田議員に欠けているのは拉致事件被害者とそのご家族の視点と彼らへの配慮です。国会議員がこの有り様では、よほど有田議員のほうが「利己的」なのではないでしょうか。

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