慰安婦報道というヘイト

皇紀2674年(平成26年)12月25日

 http://www.sankei.com/entertainments/news/141224/ent141224……
 ▲産經新聞:朝日、「吉田証言」記事2本取り消し 挺身隊との混同も訂正
 http://www.sankei.com/entertainments/news/141001/ent141001……
 ▲産經新聞:TBS社長「偏っていない」 過去の「吉田証言」報道で

 今さらですが、朝日新聞社によるいわゆる「従軍」慰安婦報道の記事取り消しは、これで計十八本に及びました。

 八月のお詫びなき訂正「検証」記事掲載の折にも指摘しましたが、故・吉田清治氏が吐いた「朝鮮人狩り」という嘘や、女子挺身隊との悪意ある混同は、本当に今さらながらの過ちの認定です。

 昨日記事で第三者委員会のことに少し触れましたが、東京放送(TBS)などもこの日韓対立扇動に加担しており、最も政治家や活動家の言動も含めれば、決して朝日だけの責任ではありません。

 しかし、東京大学大学院の林香里教授のように、「朝日の報道よりもそれを否定する政治家たちの発言のほうが国際的(主として日韓関係)に大きな影響を与えた」とする類いの思考でもって、自らの犯した罪を軽減させよう、或いはなかったことにまでしてしまおうとするのを、私たちは許してよいのでしょうか。

 吉田氏の虚言、朝日の虚報、それに盲従した他報道媒体の誤報さえなければ、当初からこれらに疑問を呈してきた私たちが非難や暴言を浴びせられることはなかったのです。東大の教授でありながら、原因と結果の分析能力が皆無なのか、そうまでして「何か」をかばいたかったのでしょう。

 産經新聞社の加藤達也前ソウル支局長を起訴した韓国司法(一体としての政府)も、加藤氏を乗せた車に破壊行為を仕掛けた韓国保守系団体も、吉田氏や朝日をきっかけの一つにして日韓関係の破壊に寄与していることは、申すまでもありません。

 いまだに「日本が悪かったことに変わりはない」と言いはってはばからない日本人、彼らこそが「韓国との関係を悪化させる『ヘイトスピーチ』集団」なのです。

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『慰安婦報道というヘイト』に1件のコメント

  1. 反ヘイト:

    東京大学大学院の林香里
    ものすごい屁理屈ですね。
    要するにデマが世界に拡散するままにしておけと。
    こういう連中が大学の教員をあたりまえにやっているのが日本の不幸ですね。
    竹田という人がテレビで同じように「反論するな」と言う女性に対して反論していて
    「あなたに子どもができて、その子は不倫の子どもだという噂が流れました。
    あなたは反論しないですか?反論するでしょう?それと同じことです」
    日本がいくら世界で誹謗中傷されても平気な感覚というのが
    あまりに異常です。