【拡散】画期的番組を放送

皇紀2672年(平成24年)4月20日

 http://www.shinhoshu.com/2012/04/post-234.html
 ▲真正保守政策研究所:南出弁護士TV出演のお知らせ

 日本文化チャンネル桜は十九日、真正護憲論と改憲論、護憲論を闘わせる画期的な番組を収録しました。放送は二十一日の土曜日午後八時からです。

 実はこの番組は、真正護憲論を確立した南出喜久治氏による「持ち込み企画」と申しても過言ではないもので、よく水島聡氏が了承されたと思います。このような番組を制作していただいたことにまずは御礼を申し上げ、皆様におかれましては是非ご覧ください。

 しかしながら、特に著名な改憲論者がことごとく出演依頼を退け(日程上のご都合もあったでしょうが)、護憲論者を相手にする時は喜び勇んで登場するにもかかわらず、真正護憲論者に論破されることを恐れて逃げたことは残念でなりません。

 依頼したのに逃げたという方のお名前は全員伺っていますが、私は「ああ、やっぱり」と思っています。そのくせ、陰に隠れて後で文句だけは一人前に吐きたおすのが彼らの特徴であり、それが不毛だからこそ企画された番組にさえ出てきません。

 彼らは占領憲法(日本国憲法)をGHQ(連合国軍総司令官総司令部)に代わっていじりまくり、なぜ占領統治体制を保守しなければならないのかという疑問には一切触れず、その間にもわが皇国が深く傷つき続けるのに「愛国」だの「憂国」だのを厚顔無恥にも今後なお叫んでいくおつもりなのでしょうか。

 私たちは、世に言う「保守派」を信じてよかったことなど一度もありませんでした。近年惜しむらくは麻生太郎政権くらいではなかったでしょうか。私が例えば以前から「国防強化」をうたう民主党の前原誠司政調会長を指して「決して保守ではない」と警告してきましたように、皆の希望を打ち砕くような不正な正体がのちのち明らかになってくるのも、護国の基軸がない政治家にそもそも何らの政治信念もないからです。

 占領憲法の有効を信じる改憲派(または創憲派)と護憲派に護国の基軸はありません。私たちは大日本帝国憲法がすべてだとは申していませんが、わが国の俗に「国家主権」と言われるものを取り戻すためには、まずその基軸としたもの、すなわち大日本帝国憲法を取り戻さねばならないのです。

 それが真正護憲論であり、皇室典範も勅語・勅令も、或いはGHQに違法に臣籍降下させられた十一宮家の皇統復帰も、これでなければ原状回復はかないません。

 占領統治以前の原状回復なくして「日本」が守れますか? 講和のために占領憲法を呑んだ政治判断を先帝陛下が御認めになったからと言って、無効確認をすることが不敬になるなどと思っている改憲保守派こそ、先帝陛下の戦争責任を声高に主張しているようなものです。

 私は来月、神戸市での講演に講師として招かれましたのでまたお話させていただきますが、とにかくこの番組が放送されることを評価してください。第二弾、第三弾と放送を後押しして欲しいのです。よろしくお願いします。

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『【拡散】画期的番組を放送』に1件のコメント

  1. :

    初めまして、
    ついに、南出喜久治氏がチャンネル桜に御出演されましたね。
    この模様が既にニコニコやYOUTUBEに上がっておりましたので拝見させて貰いました。私も南出喜久治さんの真正護憲論が妥当であると思っている者ですが、やはり3時間ではまだまだ時間が足りないといった感じでした。そもそも真正護憲論自体がまだまだ多くの方に周知されていませんのでそこから南出喜久治さんの御話しもしていかねばなりませんし、討論と言うよりはチャンネル桜には真正護憲論の説明コーナーの様なものを新たに作って貰いたいとも思いました。

    そして、宜しければ遠藤さんの今回の放送の感想も教えて頂ければと思います。宜しく御願いを申し上げます。