中国が日米に反撃のつもり

皇紀2681年(令和3年)4月15日

「海は日本のゴミ箱ではない」 中国、処理水放出を批判:朝日新闻数码

 日本政府が東京電力福島第一原発の処理水を海洋放出する方針を決めたことについて、中国外務省の趙立堅副報道局長は14日の定例会見で「海洋は日本のゴミ箱ではなく、太平洋も日本の下水道ではない」などと強く批…

(朝日新闻公司(조일신문사)日本語版)

 かねてより指摘されていた旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)での弾圧と虐殺がいよいよ明るみになり、香港特別行政区でも同様の人権侵害を起こし、さらに武漢ウイルス(新型コロナウイルス)を全世界にまき散らした「地球のゴミ・中共」という国は、世界各国から強烈な非難を浴びています。太平洋侵略を企む中共としては、中でも特に日米を抑え込みたいでしょう。

 何でもよいので「いちゃもん」をつける中共は、昨日記事で取り上げた件で、韓国に続き異常な反応を見せました。

 昨日申した「麻生副首相に対して『ならばおまえが飲め』とわめく短絡的な連中」であることを自ら明かした外交部の趙立堅副報道局長は、いかにも外交部が北京政府の中で駄目な組織(低次元な役人の掃きだめ)であることも明かしてくれたようなものです。私が注意しておいたことを一国の外交官がそのままいうとは、あまりにも呆れて開いた口が塞がりません。

 共産党の対外工作紙であるチャイナ・デイリー(英字紙)では、欧州連合支局の陳衛華支局長ともあろう者が自身のツイッター・アカウントで、日米を「犯罪的なマフィア集団」とののしりました。

 この言葉をそっくりそのまま中共にお返しします。各国の原子力発電所が海洋放出している処理水について、中共こそ国際原子力機関(IAEA)の基準を守っているのかどうか、極めて大きな疑問が既に投げかけられており、そのIAEAと(日米原子力協定により)米国の支持と協力で始まるわが国の海洋放出に何の文句があるのでしょうか。

 私は原則として、わが国の現行軽水炉型原発の継続稼働には反対(国産の新型原子炉に転換することには賛成)ですし、自然の持つ希釈力に頼る処理水の放出にも限度があると思っています。

 しかし、まさにその度を越した施策しか講じない極めて出鱈目な中共と韓国は、その汚い口を閉じよというのです。

 韓国の文在寅(既に北朝鮮に見放された北朝鮮工作員)大統領は、国際海洋法裁判所(独ハンブルク)への対日提訴を検討するよう指示したというのですが、慶尚北道慶州市陽北面にある月城原発の基準値を遥かに超えたトリチウム地下水問題で、わが国も「日本海への流出懸念」でも何でもよいので提訴し返しましょうか?

 莫迦が調子に乗ってわが国を訴えていると、陰険民主党と同様の「巨大ブーメラン」に刺さって死ぬぞというのです。中韓のいつもながらの対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)には、私たちが「日本人不吃這一套(日本人はその手は食わない)」とお返しします。

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中国やら韓国やらが海に…

皇紀2681年(令和3年)4月14日

処理水放出「もっと早くやれれば」 麻生財務相

政府が13日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出を決めたことを受け、関係閣僚から発言が相次いだ。麻生太郎財務相は閣議後の記者会見で「科学的根拠に基づいて、もっと早くやったら(良い)と思っていた」と述べた。処理水のトリチウム(三重水素)濃度に関して麻生氏は「中国や韓国(の原発)が海に放出しているもの以下だ」との認識を示した。「あの水を飲んでもなんていうことはない」とも指摘した…

(日本經濟新聞社)

 この件について、私は既に昨年三月十一日記事麻生太郎副首相兼財務相とほぼ同じことを述べています。

 そして、一部報道権力が「汚染水」を海洋放出するように書き立てていることにも、正確に「処理水」と報じるべきだと申しました。これは、未だに(間違ったことを書いてしまう病気なのか)治っていません。

 ただ、麻生副首相の「あの水飲んでも何ちゅうことないそうです」は不正確で、自然界に存在するトリチウムがどうしても残存してしまう処理水をそのまま飲んでは駄目です。昨年記事でも申したように「自然の持つ希釈力を睨みながら進める」ことが重要で、あくまで海洋放出による希釈を前提とした計画でなければなりません。

 だからこそ特に「風評被害」が出ないよう、或いは国際原子力機関(IAEA)の定める基準値を実は超えているのではないかといわれるような韓国の原子力発電所の処理水放出のような例になってはならないのです。

 早速韓国人団体がこの件で抗議活動をしたようですが、どうぞ韓国に向かってやってください。

 処理水の海洋放出は、世界中の原発が実施しています。だから大手を振ってやってよいとも、特にわが国の現行軽水炉型原発をそのまま稼働し続けてよいとも思いませんが、東京電力福島第一原発事故の処理について、発生当時の菅直人内閣の対応は最悪でした。もっと早く汚染水の処理を進め、海洋放出計画を立てるべきだったのです。

 わが国の原発は、現行憲法(占領憲法)的に日米原子力協定によって「許可された」ものであり、今回の海洋放出も米政府の支持を得ています。むろん昨年から変わらずIAEAの協力があって実現しており、韓国政府が何をわめこうとも関係なくIAEAが許可しているのです。

 もう一つ中共の出鱈目こそ気がかりであり、少なくともわが国がこれらの国や体制にとやかくいわれる筋合いはありません。

 報道権力はとかく、わが国だけが問題を起こしているように騒ぎ立てますが、それはまるで間違っているということを再認識しておいてほしい案件です。麻生副首相に対して「ならばおまえが飲め」とわめく短絡的な連中は、得てして武漢ウイルス(新型コロナウイルス)についても「怖い」「会食やめろ」と騒ぎ立てる層と同種で、いざ戦争ともなれば「おまえも戦って死んで来い」などと平気で口走るようになるでしょう。

 それが「平和」「人権」「反原発」の正体であり、実際にはただの「反日」、すなわち日本に向かってヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)を吐くだけの許されざる人びとなのです。

中国人の日本買収を止めろ

皇紀2681年(令和3年)4月13日

 十一日記事で取り上げた件以外に、先週から多くの国民の話題をさらったのが小室圭氏の文書・金銭トラブル問題でしょうか。宮内庁が秋篠宮に対して全く何らの責務を果たしていないことから起きた醜聞ですが、眞子内親王殿下が御成婚の折には皇籍離脱なさるので、小室氏に関して「こんなやつが皇族になるなら皇室は終わり」と騒ぐのはやめていただきたいと思います。

 しかし、にわかに沸く「女系議論」と共に心証が非常に悪いのは間違いありません。くだらない言い訳を二十八ページもの文書にしたためた小室氏は、あまり頭がよくないであろうことまで晒してしまい、挙げ句にあれほど「自分たちのプライドにかけてお金は払わない」とつづっておきながら、結局は解決金なるものを支払うというのですから、恐縮ながら親子して相当頭が悪いようです。

 少なくとも皇室とは関係のないところで起きている話ですから、今後はこのような人物を皇族に近づけないよう宮内庁が最低限度の職責を果たすことを強く求めます。

【炎上】 三浦瑠麗「中国人に日本の不動産を購入させ相互依存を深めよ」

中国人による土地投資を疑問視する声がありますけれども、これはやはり中国の体制を分かっていないといわざるをえません。中国人は自国政府を信用しておらず、海外に対して投資をするチャンスを探っているというのが実情ですから…

(ニコニコ動画)

 さて、現段階で報道権力が伝えていないのですが、国際政治学者という肩書になっている三浦瑠璃氏が衆議院にて中共人など外資によるわが国の不動産投資を促進するよう進言した発言が問題になっています。

 新疆綿をめぐる各国企業の姿勢が問われ始めた最中、ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの柳井正会長が「政治的中立」をことわって一切言及しなかったことも問題視されました。

 中立であることが善であると勘違いしているのでしょうが、彼の従前の言動から明らかに「中共寄り」或いは対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)一派であることを伺わせるため、中共批判を避けたいがための「中立」発言でしかありません。ならば人権問題を完全に無視したのと同じことです。

 三浦氏の発言も、中共人が北京政府や共産党を信用していない問題からわが国の不動産が彼らに買い漁られてもよいとすることへの思考上の繫がりが極めて混乱しており、残念ながらこの方も相当頭が悪いのかもしれません。

 中共人の自国体制への強い不信感は、彼女の想像以上にもはや多くの日本国民が知るところです。それは香港特別行政区での様子のみならず、奇しくも武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の流行に対する共産党・政府と人民の間の様子を見ていても明らかでした。

 そうであるからといって、わが国の土地が中共人のものになっても構わないわけがありません。ミャンマー(緬国)のロヒンギャ問題でも述べましたが、外国人による土地の収奪はかなりの遺恨を残します。まして私たちの資源や国家・国民の安全保障上重要な土地を中共人に既に買い漁られていることに対し、一国民として何らの疑問も呈されないのは、本能が劣化している証拠です。

 むしろそうした中共内部の問題に対し、わが国としてやはり人権問題を提起していくことが重要なのであって、くれぐれも三浦氏のような考えに陥ってはいけません。

尖閣、撃てないなら先に…

皇紀2681年(令和3年)4月12日

尖閣「侵攻」を企む習近平に、「日本の本気」を見せる凄まじい一手があった!(長谷川 幸洋) @gendai_biz

いつまでも危機意識が薄い日本政府
日本は中国が沖縄県・尖閣諸島に武力上陸した場合、どう対応するつもりなのか。防衛白書には「島嶼部を含むわが国に対する攻撃への対応」と題した1節が設けられ、奪回作戦がイラスト入りで記されている。だが、私に言わせれば、これはほとんど絵空事だ。…

(現代ビジネス)

 これは長谷川幸洋氏のいう通りです。現行憲法(占領憲法)が占領統治軍「米軍による」わが国防衛を前提としている以上、わが国がわが国を守ることを想定していません。そのようなものを未だに「憲法」としておいて自衛隊法をどうにかしたところで、実際には何もできないのです。

 よって長谷川氏のいうように、わが国政府が決断できないせいで自衛隊はほぼ間違いなく「最初の一発」を撃てません。その撃つべき相手は、沖縄県石垣市尖閣諸島の強奪を企み続けている中共の共産党人民解放軍です。

 共産党軍は七日、台湾の防空識別圏に戦闘機や対潜哨戒機を十五機も不法侵入させました。台湾外交部の呉釗燮部長は、中共の汚らわしく卑怯な行動に対して「最後まで闘う」と述べましたが、わが国政府にこれをいえる閣僚など誰一人としていません。

 ならば、そのようなわが国政府でも即断できることを、私たち国民が推していくしかないのです。それが三月二十六日記事で私が申したことであり、長谷川氏もいっている「尖閣諸島に政府職員を派遣するのが先決」ということになります。

 占領憲法問題は必ず解決しなければなりませんが、当面すぐにできることといえばこれであり、中共は今まさに、日本がこれをやるのではないかと警戒し、尖閣諸島近海を不法にうろついているのです。ならばさっさとやっておしまいなさい。

 第十一管区海上保安庁海上自衛隊の簡易施設を二つ建て、双方が独自に交代勤務で常駐すればよいと私が申したのは、いわば冗談のようなものですが、海保と海自の仲が悪いのを逆手にとって「海保は捜査権限のない海自を睨んでいる」「海自は海保さんとは違いますから」といい合って、長谷川氏のいう莫迦な報道権力や野党の「中共と話し合え」の攻撃に対して「中共? 海保が対峙しているのは海自です」ととぼけてしまえばよいのです。

 わが国の領土内で中共など関係ありません。そうして海保と海自が協力し、石垣の漁師たちを守ってほしいのです。沖縄を守るというのは、そういうことでしょう!

乗車拒否騒動の何が問題か

皇紀2681年(令和3年)4月11日

なぜ彼女は「JRに乗車拒否された」と訴えたのか 波紋ブログの真意、伊是名夏子さんに聞いた

静岡県内の無人駅「来宮駅」で車イスの階段移動を巡ってトラブルになったことについて、コラムニストの伊是名夏子さん(38)がJ-CASTニュースの取材に応じ、当日の状況などを改めて説明した。 JR東日本横浜支社では、「乗車拒否とは認識していない」としたが、伊是名さんはこれに反論した。駅員の意識が十分ではなく体制に問題があるとして、障害者への合理的配慮が「努力義務」とされる障害者差別解消法にしっかりと対応すべきだとも訴えた…

(J-CAST)

 この一週間の話題といえばこれでしょう。福島瑞穂参議院議員しかいなくなった社会民主党の伊是名夏子全国連合常任幹事が東日本旅客鉄道(JR東日本)に「乗車拒否された」と騒いだ話は、賛否両論どころか多くの批判を浴びました。

 ご本人は「誹謗中傷された」と感じているようですが、彼女のとった行動の問題点は、どこかへ出かける際に健常者でも障害者でも自身に何らかの達成したい課題がある場合にはまず事前に下調べをする、問い合わせる、必要なら予約をするのに対し、ろくに調べもせずに無人駅へ行こうとし、突然にもかかわらず対応した駅員の提案にことごとく反対を唱えて無人駅へ駅員四人を派遣させ、重さ八十kgを超える電動車椅子を運ばせたことにほぼ集約されています。

 彼女のいう「障害者だから」というのは全く通用しません。健常者でも事前の問い合わせ・予約なしに、例えばホテルや旅館へ行って「泊めて」と頼んでも、場合によっては「本日は満室です」といわれれば諦めるほかなく、親切にも「近隣にこのようなホテルもあります」と提案されて「どうしても自分はここに泊まりたい」とごねたところで、どうにもならないものはどうにもならないのです。それを「宿泊拒否された」と騒いでも、誰もそのホテルに対して何らの問題意識ももちません。

 「いや、普通に駅を利用したかっただけで、障害者は電車に乗って駅で降りることもできないのか」と問われたとしても、自身の達成したい課題は多様なもので、障害者は障害を認知しているのならそれ相応の事前準備は必要なはずです。もう一度申しますが、それは健常者でも同じことであり、まして自分が車椅子で移動している自覚があるのなら、それ相応の準備をした上で気持ちよく外出を楽しまれるべきでした。

 彼女が事前に見たというJR東日本のアプリケーションには、来宮駅に階段があることは記載されています。よく見なかった自身の落ち度を棚に上げて駅員に喰ってかかり、挙げ句に「乗車拒否された」と騒いだのでは(嫌いな表現ですが)典型的なカスタマー・ハラスメントでしかないのです。

 彼女のいう「合理的配慮」は、極めて個人的な課題の解決のために他者に重い犠牲を強いることでしかなく、国家として障害者の立場に立った街づくりを求めることにはなりません。

 よって、彼女が既に「こういうことを何回も繰り返す」と予告していることは、もはやテロ予告か何かに等しく、迷惑行為も度が過ぎれば威力業務妨害などの犯罪を構成します。私たちのこの世界に、彼女の行動は何ら問題提起としての役目を果たしません。

 わが国は、諸外国に比べていわゆる「バリアフリー」がかなり進んでいます。欧州各国の名勝地には、手すりも案内板すらもなく、健常者でも自分の身は自分で守らなければならない場合がほとんどです。わが国は、電車内のアナウンスといい「甘やかし」「子供の国だ」と揶揄されたこともあるほどでした。

 私は、それでもわが国がバリアフリー化を進めてきたのはよいことだと思っています。健常者が次の日には車椅子生活になることだってあるのですから、互いに声を掛け合える国家でありたいものです。

 そうした国家的目標の達成は、彼女のような暴力によって成しえるものではありません。彼女の行動は、いよいよ健常者を跳ね飛ばし、世間の障害者に対する誤解を拡大させ、目標の達成を遠ざけたのです。

 彼女は二月二十一日の社民党全国代表者会議で、かの沖縄平和運動センターの山城博治議長と共に常任幹事に選出されたばかりで、これが福島一人党首の方針なのかと思うと、ますます暴力肯定政党に未来はないと感じます。

 一方で、未曽有の内需委縮が招いた致命的な少子化により、今後は鉄道駅の無人駅がさらに増えていくでしょう。障害者対応の職務が無人駅の管理駅(今回の場合は熱海駅)にある限り、やはり事前の問い合わせは必須になります。

 それを彼女のような振る舞いを繰り返されるのであれば、鉄道事業者としてはその無人駅を廃止するほかなくなるのです。これは高齢者の公共交通機関利用の促進という課題と重なり、重大な問題を拡大させてしまいます。

 だからこそ互いに声を掛け合う世の中にしていくのが政策的課題なのではないのですか? それすら分からない者が「世の中のために声を上げる」なんぞと大層な言い訳をしてはいけないのです。