ただ統一教会が悪質なだけ
中共に「ごちゃごちゃ」いわれる筋合いは全くありません。それを聞く必要もありません。安倍晋三元首相の訃報に触れてなお誹謗中傷を続けるような連中の言葉にも、耳を傾けるべきではないのです。
いくつかの政策に問題があったことを綴るのは構いません。相手は政治家ですから、それはやむをえないことで、私も改めて少し触れました。しかし、人として、人が亡くなったことを「自業自得」だの何だのというのは、たとえ鳩山由紀夫元首相や菅直人元首相が(失礼ながら)亡くなったとしても私はそのようなことをしません。
死者に鞭打ち、さらにそのご遺体を穢すような世俗は、わが国に存在しないのです。
私がかねて「保守論壇の劣化を招いた」として強烈な批判の対象にしてきた統一教会(世界平和統一家庭連合)の悪辣さは、被害者弁護団の会見で述べられた通りだと思います。
だからといって安倍元首相が暗殺されたことは、決して安倍元首相の自業自得ではありません。昨日記事で申したように、統一教会の詐欺商法(霊感商法)や献金地獄を安倍元首相も問題視し、出来る限り距離を置いていたのは事実です。
その問題意識が希薄だった(秘書が「祝電を送っておきます」といっても特に問題視しなかった)ころをあげつらい続け、最期の最期まで「ズブズブだった」などと中傷することは、故人の名誉にかかわります。私が申すのもおかしいかもしれませんが、確認した当事者として申しますと、本当にやめてください。
では懸案のNGO「天宙平和連合」になぜ安倍元首相はメッセージを寄せたのかと申しますと、まず天宙平和が連合国(俗称=国際連合)の諸機関と公式に連携する非政府組織だった(統一教会がねじ込んだ)からで、昨日記事でも「日米と統一教会の経緯」と断ったように、米国のドナルド・トランプ前大統領もメッセージを寄せることが決まっていたからです。
現に日米両首脳のビデオメッセージが公開されており、別の天宙平和主催イヴェントでは、マイク・ペンス副大統領、マイク・ポンペオ国務長官やマーク・エスパー国防長官(いずれも当時)らが演説もしています。
米共和党と自民党は、「反共」が求められた時代に統一教会を利用し、また統一教会も韓国軍事政権下で認められる存在になるべく「反共」を利用しました。それが全てです。
その実、北朝鮮とも繋がっている統一教会の致命的いかがわしさに何ら変わりはありません。それと安倍元首相は、何の関係もないのです。
あの日、安倍元首相が奈良選挙区へ応援演説に駆けつけたのは、京都選挙区と共に毎日新聞社と日本經濟新聞社が自民党に厳しいように書いたからで、実際に京都では公明党支持者(創価学会員)の約四割もが自民党ではなく日本維新の会候補へ投票しました。
これは、高市早苗政務調査会長が明かして分かったことですが、厳しい情勢を何とかしたいとの想いで「京都に行くから奈良にも行く」と安倍元首相がいってくれたそうなのです。
もう創価学会こそ政界から斬り捨てねばなりません。何度でも申しましょう。カルトは人を幸せにしません。平気で嘘をつき、人を裏切ります。
新興宗教の全てが悪いとは申しませんが、統一教会と創価学会の悪辣さは、頭一つ、いや二つも三つも抜き出ていると申して過言ではありません。
安倍元首相が昭恵夫人と対面できるよう、その時まで生命維持処置をお願いしたのが高市政調会長だと分かり、政治家は政治の都合しか考えないという過酷な世界で、人の真心を感じました。安倍元首相が最期に昭恵夫人の手を握り返したというのも、決して非科学的寓話ではないでしょう。人の最期には、たびたびそのようなことが起きるといいます。
これが本当の信心です。腐ったカルトにいくら献金しても何も救われません。かえすがえすも、こんなものと安倍元首相を強く結びつける暗殺者を生んだ対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)の非人間性が恨めしい。





