菅直人元首相は認知症か?
既にご存知の通り私は、日本維新の会も立憲民主党も全く評価していませんので、まさに「目糞鼻糞の地獄絵図」でしかありませんが、流石はテレビ東京が「二人の口論」を全て公開しています。試しにご覧ください。
維新の馬場伸幸幹事長は、せめて年長者である立民の菅直人最高顧問(元首相)に対して言葉を選びながら丁寧に話していますが、菅元首相のほうは、さかんに「それは話のすり替えで」と自身こそ話をすり替えてまともに答えない場面が多く、抗議の内容が明確であるにもかかわらず「お帰り下さい」と強く叫ぶ場面も見られました。
残念ながら菅元首相は、恐らく前頭葉の委縮がかなり進行していると思われます。これはその典型的な症状です。
橋下徹元大阪府知事・大阪市長が維新の顧問から何から全て辞し、情報番組のコメンテーターをやっているという周知の事実も覚えていないのか、維新の「研究」をしているというわりには、現在誰が代表で誰が代表代行なのかも分かっていません。
馬場幹事長が提示した抗議内容はともかく、彼が退室した後で菅元首相が記者団に、大阪府下での第四十九回衆議院議員総選挙の結果を「或る意味で異常ともいえる状況」と発言したのも問題です。
「独占された」とか「勝ちまくられた」というならまだしも、あれを「異常」というなら、旧民主党が政権を強奪した時の選挙結果こそ「異常」でしたし、私たち国民(私は一度も旧民主系に投票したことなどありませんが)は大いに反省しています。
このツイートに至っては、自分たちが事業仕分けで科学技術分野の研究予算を切り捨てたことさえ記憶にないようです。
わが国経済の低迷要因は、まず明らかに新しい産業の成長戦略を明示しなかったこと、財政出動を著しく渋ったこと、そして消費税の導入と繰り返された税率の引き上げでしょう。
温厚だった人物が高齢になって突然きつい言葉を使うようになったり、少しのことで怒り出すようになると認知症の前期であり、まず前頭葉の委縮が原因です。
ただでさえ自己本位な人物だっただけに、菅元首相は始末に負えません。もう二度と表舞台に立たせてはならず、「元首相」の肩書も使わせないようにしましょう。