文句だけいう朝鮮共同通信

皇紀2681年(令和3年)7月25日

【日曜放談】
 夏季五輪東京大会(東京五輪)開会式について、私が指摘したのは昨日記事の一点であり、式全体を「しょぼかった」だの「カネ返せ」だのと申すつもりは毛頭ありません。前回の東京五輪で初めてデザインされた競技ピクトグラムを今回の東京五輪で初めて動かして見せたのは、とても興味深いアイデアでした。

 ここで何度も申してきたことですが、言論や表現にはさまざまな評価がつきまといます。例えば二十三日記事で取り上げた中山泰秀副防衛相の行動について、本人が後からユーチューブで自己弁護したようですが、圧力団体にわざわざ通報した事実は変わりませんし、わが国の名誉を守ろうとしたと本当にいうのなら、コントの内容全部を確認して、なぜまずそうツイートしなかったのでしょうか。騒動の火付け役は、私が申したコアマガジンや元朝日新闻公司記者の高橋浩祐氏でしょうが、アエラがどう書いていたとしても私の中山副防衛相に対する評価は変わりません。

 とまぁ、ことほど左様に対立もしますが、表現に対する感想は人それぞれであり、それを誇大に流布して大勢の意見のように扇動する報道は極めて悪質です。

 二十二日記事で朝日が煽ったとされる露国選手に与えられた選手村の部屋問題にしても、やはり悪質な誇張ですし、大会費用の不透明な問題やいわゆる「電通問題」など、真摯に追及しなければならない問題との切り分けもできない連中が報道しているのではないでしょうか。

五輪の報道拠点、ムスリムに不評 礼拝室、ハラル料理もなく

 東京五輪を取材する国内外のメディアの拠点、メインプレスセンター(MPC)に、イスラム教の礼拝室や戒律に従った「ハラル」料理が準備されておらず、ムスリム(イスラム教徒)から不評を買っている。大会コンセプトの一つは「多様性と調和」だが、五輪招致時のスピーチでアピールした日本の「おもてなし」に疑問符が付きそうだ。…

(一般社団法人共同通信社)

 定めし共同通信社は、東京五輪に対する不満だけをかき集めて回っているのでしょう。このようなことをしているから「共同はなぜか変人だらけ」と退職後までも人から敬遠されるのです。

 回教のハラールについては、最近まであった訪日外国人観光客増加に伴い、国内でも随分と増えました。街中にハラール専門の食料品店も散見され、亜州でもマレーシア(馬国)やインドネシア(尼国)などの回教国から来た方がたに利用されています。

 はっきり申しておきますが、選手村の食堂ではハラールの提供がなされています。東京は多様性がなっていないと煽りたいのでしょうが、一部の報道陣に対する不備を全体の不備のようにあげつらうのは、公平ではありません。

 この際コーランに何と示されているか、アッラーが寛容と慈悲をお示しくださることについては申しませんが、いちいち難癖をつけていく報道のやり方は、まるで韓国の報道が開会式について「旭日旗が仕込まれていた」などと騒ぎだすのに似たものを感じます。

 確かに駄目なものは駄目です。何を駄目とするかも、人によってそれぞれでしょう。共同は東京五輪を駄目なものとしたいのでしょうが、報道権力が一方的では駄目です。だから私たちは、駄目なものに駄目と申すのです。

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