日本のずさんさ、中国の次

皇紀2680年(令和2年)2月3日

 一月二十七日記事同三十日記事同三十一日記事をお読みになってもまだ分からない方がいらっしゃるようなので、繰り返し申します。

 安倍内閣が「指定感染症」で閣議決定したのなら、緊急時対応として、他国と同様に中共便の全てを運航中止にし、中共人民の全て入国を拒否しなければなりませんでした(もう手遅れです)。

 それをしないから対応が杜撰だというのです。もはや中共と、その中共にカネで牛耳られている「エチオピア保健機関」こと世界保健機関(WHO)のせいで外されっぱなしにされている台湾の次に、わが国は全く対応がなっていません。

 どうしても四月に習近平国家主席を国賓で招きたいのかもしれませんが、この頃には中共全土が地獄と化してるでしょう。北京政府は、事態を隠蔽した湖北省武漢市に対して怒りを露わにしており、とはいえ北京もその隠蔽を知ってて見逃したくせに、まもなく周先旺市長が全責任を背負わされて粛清されます。

 兎にも角にも中共に配慮してよかったことなど、ただの一つもないと何度申し上げれば理解できるのでしょうか。厚生労働省は「観光査証入国の中共人に公費負担で治療することはない」の一点張りで、いくつもの抜け穴について質問しても、これまた「想定していない」「分からない」といった答えしか返ってきません。

 土曜記事では雑に申しましたが、一見理性的な指摘(「外国人の治療費が無料になる」はデマ)がもはやデマであり、報じられていない中共の現状一つとっても、既に武漢市以外の都市で万単位の感染者が公式に発表されています。それを現地駐在の日本国民が目にして耳にしているのです。

 どうしても「中国人を入国拒否にすることは人種差別だ」とでもいいたい旧民主党政権の連中みたいな莫迦どもは、日本人の命を危険にさらしたいのでしょうか。これが逆の立場ならどうですか? 仮に感染爆発したのがわが国だったとして、諸外国の人びとを危険にさらしてまで各国に「日本人の入国拒否に抗議する」とわめいて回りますか?

 いつからそんな身勝手な国になったのですか? 中共人を入国拒否にするから「身勝手」なのではありません。わが国の行政権力は、そのことがまるで分かっていないのです。非常事態を政府が鎮圧できない現行憲法(占領憲法)なんぞを後生大事に抱えているから死ぬんです。

スポンサードリンク

『日本のずさんさ、中国の次』に6件のコメント

  1. きよしこ:

    たかだか「政治資金の不適切な利用」では鬼の首を取ったかのように騒ぐくせに悪質極まる隠蔽と弾圧を繰り返す中共政府には示し合わせたかのようにダンマリを続ける我が国の報道権力は、どこかの元史上最悪の官房長官にして史上最悪の野党第一党党首の言葉を借りれば「中共のポチ」そのものではありませんか。これでよく「政権の忖度がー」などと口にできたものです。

    今回の騒動では、つくづく人命と経済のバランスの重要性を認識させられました。しかし特に「人命最軽視」の中共に対しては我が国の行政も企業も毒牙に掛かったかのように国民の生命を人質にする体質が露になりました。昨日のNHKニュースで仕事で中共に行くという男性が「仕事だから仕方ない」と半ば諦め気味に口にしていたのが忘れられません。

    スジさえ通せば私は習首席の来日も国賓も反対はしませんが、今の中共政府の対応を見ていると今回の新型肺炎さえも平気で「無かったこと」にしかねません。このまま呑気に国賓として来日なんてことになればさすがに日中両国で暴動が起きるでしょう。中共全土が地獄と化そうが知ったことではありません。中共政府幹部は全員苦しみ抜いて地獄に逝けばよいのです。

  2. js:

    政府の対応を擁護して、遠藤氏のような意見をあおりすぎと言っていた人は、日本は法律の壁があるから簡単に入国拒否などできない、などと知ったかぶりをしておりました
    ところが首相が感染者は入れないといった。なんだ、できるんじゃん
    今回、無事に終わるかもしれませんがその際は「ほら俺たちのいう通りだろ。騒ぐ奴が無知なんだよ」とドヤ顔で見下してくるのが分かり切っていて心が痛い
    遠藤氏の立場がオリンピックやテロなども射程に入れた意見であることを彼らは全く理解しないようです

  3. k:

    残念ながら、日本もパデミックは起こると予想しています。何とか阻止しようとしている議員が頑張っているのは知っていますが、超法規的措置を取ってでも、渡航禁止や入国禁止を早急にすべきところを、しなかった。大阪選出の中山某など、「ネットでは様々な情報が出ているが、信ぴょう性を考えると疑問がつく。一次情報が大事で対応する、みなさんは自分でできる事、うがい、手洗いを徹底しましょう」とラジオで言ってました。つまりはWHOの発表に基づいて日本は対応するという事でしょう。
    我が国の政治家や官僚は、日本国民の生命や安全を守るのも「自己責任」で拡大感染の回避するつもりなのか、と。消費税は簡単に増税したり保険料やその他の国民負担は対応が素早いが、自民党の結党精神である憲法改正もやるやる詐欺、拉致被害者奪還もやるやる詐欺。北方領土も竹島も口だけは勇ましいが、法律が枷になってるとわかっていても、動きが鈍い。
    それでも、野党があの体たらくなので、任せられない。嘆かわしい限りです。

  4. 心配性@我は蛮夷なり:

    東京の街は昔から大勢の人で込み合っていましたが、近年更に(外国系含む)人口が増え、グローバル化も著しく進んだと感じます。
    新型コロナ何するものぞ!とマスクを着けずに雑踏を歩く人や、普段通りの出で立ちで電車に乗る人が実に多いので、東京の人々は実際にはあまり恐怖を感じていないように見えました。
    日本の医療水準の高さを信頼しており、「肺炎如き」では死なないという強い自信があるのでしょうか。

  5. 日本を守りたい:

    この問題だけではない、日本政府の対応・政策は 全てが売国的に成る。そうなる理由が明確に在る。長年、議員も官僚も、日本人の血税を使って、中国と半島へ巨額のОDA・経済支援、その際には、キックバックすなわち議員の懐へ血税の一部が渡され、官僚にも女をあてがうなど、様々な「利権」の返礼。この売国の歴史の証拠が 中国・半島の政府には蓄積されているから、日本の議員も官僚も、それを公表されたら、社会的地位を失う。つまり、日本の公務員・公職者が、中国と半島の政府の命令には逆らえない構造が完成している。
     石破茂に至っては、週刊誌にすっぱ抜かれた「北朝鮮に行った時に 女を抱かせろと 自分から おねだり」事件。名誉棄損で裁判を起こしても、勝てないからだろう、ひたすらダンマリ。人の噂も七十五日、とにかく新聞もテレビも反日の仲間だから、石破茂を擁護。他の議員も官僚も、この問題は、「明日は我が身」だから、追求しない。野党は そもそも、反日の仲間だから、石破茂に対しては、絶対支持あるのみ。
     日本政府は もはや 日本人のための政府ではない。その本質が、全ての政策に現れる。中国と半島からの留学生に 毎年 五百億円も与えている。こんな政府は、世界で 日本だけ。
     習近平国家主席への国賓としてのご招待も、日本政府が 取りやめる事など 絶対に出来ない。多数の議員と官僚を「総入れ替え」でもしない限り。

  6. おつかれ48:

    結局、政治家の利権を守るため、はたまた中国に気に入られたいがために日本人の健康と命を差し出していると思ってしまいます。ネットのコメント見ると、皆さんもう政府に期待するのはやめてすでに諦めてしまったかんじをうけます。法律がないから出来ないのか、それともやる気がないのか、中国人の入国規制に反対している人は誰なのか、名前を公表して国民が納得できる説明をしてもらいたいです。このままだと政治家の顔を見るのも嫌になります。