公安「沖縄で日本分断…」

皇紀2676年(平成28年)12月24日

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161222/k100108157……
 ▲日本放送協会(NHK):サイバー攻撃手法が多様化 警戒強化を 公安調査庁

 公安調査庁は二十二日、最新の「内外情勢の回顧と展望」を公表しました。二十三日現在、ウェブサイトへの更新はまだですが、そのうち資料の閲覧が可能になると思います。

 その中で最も危惧すべきは、ここで何度も指摘してきた通り中共共産党が沖縄県を舞台に「日本分断工作」を仕掛けていることです。公調がこの事実を資料に盛り込みました。

 今夏には、米連邦議会の対中政策諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」も、中共共産党が沖縄県内で日米を離反させる工作に当たっているとする報告書を提出しています。

 これらの警告には、確かな証拠があり、例えば本年六月中旬に「琉球・沖縄最先端問題国際学術会議」なる国際会議が北京市内で開かれ、中国戦略・管理研究会(※名称のまま)や北京大学歴史学部、北京市中日文化交流史研究会が主催し、福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事がよく口にする沖縄の「自己決定権」や在日米軍基地問題、独立などについて話し合われました。

 わが国のことを勝手に中共で煽り立てていないで、武力で制圧した旧東トルキスタンやチベットの問題について、自分たちの所業を悔い改める国際会議でも開けばいかがでしょうか。出鱈目なことをでっち上げてそれらしく騒ぎ立てようと画策するより、中共共産党は、目の前の現実を直視すべきだと申しているのです。

 それができないのは、急速に中共から排除(或いはヘイト)され始めている韓国も同様でしょう。

 http://www.sankei.com/politics/news/161222/plt161222……
 ▲産經新聞:韓国軍の竹島上陸、岸田文雄外相「受け入れられない」

 島根県隠岐郡隠岐の島町竹島に、韓国軍が訓練名目で不法上陸しました。竹島は現在、官有地ですから、次期大統領候補の一人が「日本は敵性国家」などと吐き捨てるような対日ヘイトスピーチ国の軍隊が勝手に上がってきた以上、現行憲法(占領憲法)が邪魔しなければ「近づくな」と事前に示せたはずです。

 つまり、この騒ぎと憎悪と対立は、占領憲法をやめれば決して起きません。占領憲法がヘイトスピーチを生み出しています。

 しかしながら韓国軍は、不法上陸で挑発する相手を間違えているでしょう。国家情報院の李炳浩院長は二十三日、北朝鮮の核実験について「いつでも可能な状態を維持」との分析を示しましたが、いきなりソウル特別市に短距離弾道弾が撃ち込まれるかもしれないのです。

 朴槿恵大統領に対する弾劾騒動以降、北朝鮮がまるで静かになったことを不気味に感じてすらいないのなら、やはりこのような「敵性国家」と軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結してもわが国の得るところは何もないでしょう。文句を言われただけ、むしろ有害でした。

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『公安「沖縄で日本分断…」』に1件のコメント

  1. 心配性:

    英語もけっこうですが、日本全国の小学校・中学校・高校などで「琉球語」の授業を義務化したらよいと思いますね。

    「琉球語」は、標準日本語に慣れた人間にとっては、世界で最も学びやすい言葉です。
    何といっても「同族言語」ですから。

    殆どの本土住民が、2~3か月真面目に勉強するだけで、‟琉球語ペラペラ”になると言われています。
    また、半年経っても上達しない場合は、学ぶ意欲に著しく欠けるか、「外国人」かのどちらかだろうと言われています。

    「琉球語は福建語の影響を強く受けた系統不明の孤立言語」だの、「琉球語は日本語と似ているが、それよりもオーストロネシア語に近い」とのたまう工作員や、琉球語と朝鮮語の「近さ」について熱く語ろうとする活動家には難しいかも知れませんが。

    日本語はその特徴として、語彙の面で古典中国語の絶大な影響が見られる一方で、朝鮮語の影響があまり感じられません。

    7千年前に分岐したのか、8千年前に分岐したのか、実際のところ、日本語とどういう関係にあるのかいまいちよく分からない朝鮮語ですが、日本語と琉球語のグループに割り込もうとする人が後を絶ちません。
    「扶余語族」だの「韓日ー琉球語族」だのといって、なんとかして、日本語と琉球語の仲間に入れて欲しいと割り込んで来るのです。
    中国共産党とは別の意味で、なにか怖いです。

    こういう胡散臭い「工作」に対抗し、論破する為にも、授業で「琉球語」を学ぶ事は良い事かも知れません。
    同時に、沖縄の歴史や伝統文化や神話などについて知識を深める事も重要になるでしょう。
    学校の授業では一瞬サラッと流すだけらしいですが、縄文・弥生時代についても、様々な角度からじっくりと学ぶのがよいのかも知れません。
    その際先生の「政治色」を授業に反映させない事が大事ですね。