民進党が選挙報道に圧力

皇紀2676年(平成28年)7月10日

 大量虐殺が行われたポル・ポト政権下のカンボジア(柬国)を舞台にした映画『キリング・フィールド』の基になったザ・ニュー・ヨーク・タイムズ元記者のシドニー・シャンバーグ氏が九日、亡くなられました。衷心よりお悔やみを申し上げます。

 本作は、カンヌ国際映画祭最高映画賞(パルム・ドール)を受賞した映画『ミッション』のローランド・ジョフィ監督作品で、シドニー氏の役を人気テレビシリーズ『LAW & ORDER』のサム・ウォーターストンが演じましたが、朝日新聞社記者(当時)の本多勝一氏に激しく批判されました。

 なぜなら本多氏は、ポル・ポトと柬共産党による独裁を支持していたからであり、むしろシャンバーグ氏のほうを批判して虐殺の事実もなかったと(のちに撤回)しています。

 確かに本作の描写には、クメール・ルージュに対する説明の不十分な点などが見受けられますが、映画の主題は、シャンバーグ氏と現地の報道写真家となるディス・プラン氏(演じたハイン・S・ニョールがアカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞)のとてつもない友情であり、本多氏の批判は、映画評論としても全く的外れでした。

 自らの思想信条を優先し、柬国で起きていた虐殺にも目を瞑るような記者が騒ぐ「反日」歴史観が、いかに出鱈目なものであり、私たちが鵜呑みにしてはならない類いのものであるか、今一度注意深く見直すきっかけにもして下さい。

 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900270&g=pol
 ▲時事通信:民進、風刺漫画で新聞社に抗議=「岡田氏が選挙棄権の印象」

 さて、本日は参議院議員選挙の投開票日です。今一度申しますが、私たち日本人のこころを込めて投票してください。

 その最中、民進党が文書でメディアに圧力をかけました。いえ、通常このような場合を「圧力」とは言わないはずですが、自民党が同種の抗議をした際に民進党(旧民主党)ら野党が「圧力」と言ったので、圧力をかけたことになります。

 しかもその対象が東京新聞(中日新聞社)であり、風刺画に対してです。この程度のことにも我慢ならず、野党応援団の一報道企業に文句を言ってしまう政党は、二度と政権を獲る資格がありません。

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『民進党が選挙報道に圧力』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    今日は手短に。

    中日新聞も民進党も、この際だから仲良く消えてしまえ。