菅政権の経験で安倍政権に

皇紀2676年(平成28年)4月18日

 https://youtu.be/l_P38NRoCJM
 ▲遠藤健太郎第2研究室:安倍政権で 報道の自由度 落ちた? Press freedom

 本日午後六時、上記動画を配信します。お時間があればご覧ください。

 さて、昨日記事で言及した慶長伏見地震によって破壊された断層帯が、約四百年の時を経て阪神淡路大震災を引き起こしたとする学説が存在します。文禄五年の一連の地震は、その年のうちに元号を慶長へと改めさせ、その九年後の二月三日(慶長十年十二月十六日)、一説には南海トラフを震源とする慶長地震へと発展しました。

 この地震で大規模な津波が発生し、房総半島から九州にかけて被害が広がったと言われています。慶長地震から六年後には、東日本大震災のような慶長三陸地震が発生するなど、まさに慶長年間の約二十年は、巨大地震が頻発した時代でした。

 平成年間もまた、それが巡ってきたのかもしれません。私たちの感覚では、五年や十年、まして四百年という時の流れはあまりにも長いものですが、地球にしてみれば一瞬です。

 民進党は十七日、熊本地震被災地支援について党会合を開き、岡田克也代表が「東日本大震災の経験を生かして政府に提言していく」と決めたそうですが、これは何かの悪い冗談でしょうか。

 大臣や長官が自らパニックを起こし、避難所にいた被災者を激怒させ、おのおの勝手に「ガソリンをプールに」とか、被災県知事に向かって「自分(知事ごとき)が入ってからお客さん(大臣様)を呼べ」とか、ついでに報道各社に「書いたら終わりだから」と言論統制の圧力をかけることまで忘れずに、とでも助言するつもりですか? 安倍内閣にとって、全ての被災者にとって迷惑だから引っ込んでいてください

 またいつどこで大きな地震が起きるか分からないのです。

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『菅政権の経験で安倍政権に』に1件のコメント

  1. 心配性:

    古文書は真面目に調べるべきです。

    東日本大震災の後、ネットで近世の地震や津波に関する資料を調べていましたが、例えば、関東地方の太平洋岸の漁村で、漁船が何艘やられたとか、民家が何軒流されたとか、死者がどれだけ出たとか、日本人は昔から「記録魔」ですからきちんと記録が残っていたりします。

    「近代観測史上例のない地震」であったとしても、江戸時代やそれ以前の文献にはきちんと記されています。

    ちゃんと調べて、耐震化や津波対策を怠らなければ何という事もないのですが、日本人は生真面目で勤勉である一方、同時に「事なかれ主義」でもあり「喉元過ぎれば熱さを忘れる」性質でもありますので、今後「強靭化」を怠ったツケは、国民の双肩に重くのしかかって来る事でしょう。

    左派も「南京プロパガンダ」や「慰安婦プロパガンダ」には熱心でも、本当の意味で自国の歴史に興味が無いので、歴史の教訓を現代に全く生かせないのですよね。
    それで「慰安婦の祟り」(by韓国人)だとか、「神々の怒り」だとか、はたまた「人工地震」だのとオカルトに走るわけです。

    私の親族は、多くが太平洋岸の地域に集中して住んでいます。
    改憲などよりも、経済再生や国土強靭化に期待して与党に投票したのですが、このまま国家が何もしなければ一族滅亡してしまいます(苦笑)