自民と旧社会党系で変える

皇紀2676年(平成28年)3月2日

 http://www.sankei.com/politics/news/160301/plt160301……
 ▲産經新聞:独身男性市長に「早く結婚を」 社民女性市議を戒告 秋田・大館市議会

 はい、報道各社は必ず絶対に逃れることなく、必要以上に大騒ぎしてください。

 かつて東京都議会で、野党系の女性議員に自民党の男性議員が「早く結婚しろ」と野次っただけで連日大騒ぎしたのですから、人権を何より重んじる社民党の女性議員が男性市長に向かって「未婚の市長とは議論できない。結婚を」とまで吐いてしまったことは、かつての事例より悪質という判断になるはずです。

 とてもくだらない。秋田県大館市の保育士不足について議論する上で、未婚で子供のいない人に「同じ土俵に上がってこないで」と叩きつけるのは、想像力の著しい欠如を表しています。

 政治家は、全ての職業を体験してなるものでもありません。中小企業の社員として働いたことのない者に対して「日本経済を語るな」と言ってしまえばおしまいです。「未婚で自身に子供がいないから子供を育てる大変さが分からない」と決めつけるような政治家に、それこそ政治家になってもらいたくありません。

 昨日記事は、放送・電波法のそもそもの問題を提示しましたが、なぜ私が「七人の男が一人の女を虐め」というような書き方をしたかと申せば、さだめし都議会の自民党男性議員を叩いたようには地方議会の社民党女性議員を責め立てないというような風潮が、報道各社にあるからです。

 地方議会だから騒がないということもないでしょうし、同質の問題でも相手によって態度を変えるというのは、私たち視聴者や購読者が自由にやってよいことなのであって、報じる側がそれをやってはいけません

 昨日記事の懸案でも本当は男女の問題ではなく、平岡秀夫元副総務相は「反日派」の民主党閣僚でしたが、高市早苗総務相は保守派の自民党閣僚であり、反日派の七人には不都合だからです。ならば彼らはそう言えばよいのです。「高市さんが言ったから嫌なんだ、僕たちが弾圧されるように思うんだ」と。

 正体や本音を隠して偽善者ぶるから主義主張に一貫性のない暴力的な会見になったのです。

スポンサードリンク

『自民と旧社会党系で変える』に1件のコメント

  1. 心配性:

    安倍総理が国会で、花粉症に関する答弁を行ったようですが、次の様な「捏造」も患者に対する「人権問題」ですよね?

    最もネアンデルタールに近いのは日本人? 免疫システムに残る人類の歴史http://sciencenews.co.jp/2016/02/22/post-1042/

    確か、日本人の“ネアンデルタール度数”(混血の割合)は、他のユーラシア人と大差ないはずです。
    「免疫」に関する特定の遺伝子に関して日本人の間で多く見られる、と外国の研究者が言っているだけだと思いますが。
    「お前は遺伝子レベルで問題がある!」というのは、ヘイトスピーチの中でも最も深刻なもので、かつてヨーロッパのある国がこれをやって問題になりました。