河野談話検証結果、発表へ

皇紀2674年(平成26年)6月19日

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140617/plc140617……
 ▲産經新聞:河野談話すり合わせ「日本が要請」 韓国側当事者、初の証言 交渉認め「案文提示あった」

 中韓の一部報道(新華社や中央日報)がそろって、わが国政府がいわゆる「河野談話」の検証結果を二十日、衆議院予算委員会の理事会に発表するといえば、「日本は韓国と断交する気か」などと非難しました。

 韓国の政官民をあげた「反日」にうんざりしている方からは、「そうです」という答えが返ってきそうですが、むろん政府にそのようなつもりはありません。

 なぜなら今回の検証は、談話の詳細な作成・発表過程に限定されており、日韓双方の外交文書の類いを一方的に公開してしまうものではないからです。

 韓国外交部の報道官は十七日、談話の作成にすら韓国側は関与していないという意味のことを強弁していますが、ならば黙ってみていればよいでしょう。これは、私たちの政府が犯した罪を暴く第一歩となる作業なのです。間違えないでください。

 にもかかわらず、中韓がそろって慌てるさまは、まるでやましい隠しごとがバレるのを恐れているかのようで、韓国外交部がいくら否定しても、すでに趙世暎元外交部東北亜州局長が事前すり合わせの事実を認めてしまっています。

 日韓外交上のやりとりを日本側が発表することへの反発にしても、私たちはさんざんそこでの約束を破られているのであり、自分たちの過ちを自分たちで検証し、国民がそれを知ることを、中韓に非難されるいわれはありません。

 もう一度申しますが、この検証は、韓国を「悪」に仕立てるものではなく、いかに日本政治(一部の政治家)がいい加減かを明らかにするものです。人権も日本との外交関係も無視して「親日罪」を裁くような韓国の作業とは、まったく違います。

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