南京の本で共同通信が誤報

皇紀2674年(平成26年)5月11日

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140509/amr140509……
 ▲産經新聞:南京虐殺否定を翻訳者が無断加筆 ベストセラーの著者が修正要求

 この報道は、共同通信社によって配信されたものです。産經新聞社記事の末筆に「(共同)」とあるように、これは産經記者による取材記事ではありません。

 http://www.shodensha.co.jp/kokuchi/kokuchi.pdf
 ▲祥伝社:お知らせ『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』に関する各社報道について(PDF)

 米ザ・ニュー・ヨーク・タイムズのヘンリー・スコット・ストークス元東京支局長が、祥伝社から出版された自著について、日本軍による「『南京大虐殺』はなかった」と主張した部分は、無断で翻訳者の藤田裕行氏が書き加えたものだった、と報じたのは共同通信社です。

 これに対し、著者が「誤り」と反論、「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。大虐殺という言葉は、起きたことを正しく表現していない。もともと、それは中華民国政府のプロパガンダだった」との見解を改めて表明しました。祥伝社のウェブサイトに掲載されています。

 英国人記者によって暴かれた過去のプロパガンダの正体は、現在の中華人民共和国にとって極めて不都合なものだったに違いありません。何とかして、この著者か翻訳者、或いは出版物そのものの社会的信用を失墜させようという思惑があったのでしょうが、共同記者はなぜこれに加担したのでしょうか。

 共同が北朝鮮の平壌に支社を開設できたとき、やはりその経緯に不審な点があったという指摘もありましたが、このような記事は「出してしまえばこっちのもの」という考えのもと、以後十分な「(本当の意味での)歴史修正」の材料になるものです。

 最も迷惑を被ったのは、神道家の藤田氏でしょう。下手をすれば氏に出版関係の仕事が入らなくなるかもしれません。この手の記事は、誤報であってもそれだけの威力を持ち、この場合は人と国の名誉を奪います。

 忘れてならないのは、日中戦争に於ける南京陥落に関し、人口約二十万の都市で三十万人以上が日本軍に殺されたという説と、そのような事実はなかったしありえないという説が、今も存在していることです。

『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』

ヘンリー・S・ストークス=著 藤田裕行=訳

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『南京の本で共同通信が誤報』に2件のコメント

  1. やっぴー:

    昔から朝日、ここ数年NHK、そして今共同も牙を剥き出しにしてきた。
    此間の中国訴訟で企業側が賠償に応じるとか勝手な憶測記事を書いたり、
    ケネディ大使のNHK拒否報道も百田氏に依れば出鱈目だという。

    己の政治思想を優先して公共媒体に捏造記事を書いても全く恥じない連中。
    こういう輩がメディアの大半を支配してるのだとしたら末恐ろしいことと思う。

  2. arima:

     論争があるということで多くの人々が関心を持ち、事実を知りたいと思うようになるのはよいことではないでしょうか。 韓国の慰安婦の問題も、検証をすると言ったら、火病を起こしました。 検証するなということ自体が、自分は嘘吐きだということを裏書きしたことになります。 
     おぞましい映画が作られて、反論もせずに、過去へと遠ざかってしまうよりは、衆人環視のもとで大乱闘をやることが、今の我が国にとっては、最も望ましいことであり、邪悪なペテン師どもにとっては逃げの闘いであり、良い兆候なのではないでしょうか。 
     韓国・シナのおぞましい過去の事実も徹底的に世界中に拡散出来る機会になれば良いと思います。韓国の誣告罪の驚くべき数字を世界中に大声で知らせてやりたいです。