朝日新聞社はいつも曲解

皇紀2673年(平成25年)5月20日

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130514-OYT……
 ▲讀賣新聞:従軍慰安婦問題、河野談話で曲解広まる

 いわゆる「慰安婦問題」について、私たちのほとんどが「よく分からない」という認識の中、大阪市の橋下徹市長が「従軍」慰安婦の存在を前提とした発言に及び、私が指摘したような正しい部分と著しく間違った部分の精査もせずにこれが批判の対象となれば、やはり多くの人が「日本は間違いを犯したのかも知れない」と考えるようになるでしょう。

 讀賣新聞社は十四日、朝日新聞社による致命的な誤報が端緒で「河野談話」の発表に至り、何ら証拠もないまま今日に至ってなお日韓対立が続いている原因となった事実を記事にして配信しました。

 このような指摘は、既知の事実であっても目下のような状況だからこそ必要です。あたかも朝鮮人女性を無理やり連れ出して売春婦に仕立てたような話は、最初に著した作家の吉田清治氏による創作だったと判明しています。本人ものちに「本に真実を書いても何の利益もない」などと認めているのです。

 彼や朝日新聞社、さらには河野洋平元官房長官のやったことは、韓国済州市民や郷土史家らからも異論が出たように、わが国に於ける軽薄な商魂や政治的保身がもたらした朝鮮人女性への侮辱以外の何ものでもありません。安倍晋三首相は、この線で新たな談話を発表すればよいのです。

 それでも朝日新聞社は曲解記事を配信し続けています。

 http://www.asahi.com/international/update/0516/TKY……
 ▲朝日新聞:橋下氏発言を非難する米政府当局者のコメント(全文)
 http://www.state.gov/r/pa/prs/dpb/2013/05/209511.htm#JAPAN……
 ▲米国務省(U.S.Department of State):Daily Press Briefing [JAPAN] Mayor Hashimoto’s Comments

 米国務省のジェン・サキ新報道官が橋下市長の発言に対して「outrageous and offensive(乱暴で非礼)」と批判したのは事実ですが、彼女が慰安婦問題の認識を適切に継承していることが分かるのは、慰安婦について「性的な目的で連れて行かれた女性たち」ではなく「…these women who were trafficked for sexual purposes…(性的な目的で売買されたこれらの女性)」と述べていることです。

 この「traffic」とは、例えば「human traffic(人身売買)」や「drug traffic(麻薬取引)」といった場合に用いる単語であり、決して「連れて行かれる」という意味ではありません。国際的にはむしろ当時の朝鮮半島で人身売買があったことのほうが重大な問題であり、米政府はこれまでも慰安婦の「従軍強制」を認めていないことがこの発言で分かります。

 サキ報道官に質問をしたのも朝日新聞社の大島隆記者ですが、「Hi, my name is Takashi from Japanese newspaper Asahi.」と挨拶されて、よもや植村隆記者を思い出したほど或る意味知日派の米国人はその場にいなかったかもしれませんが、私たちは日韓両国の先人たちの「真の名誉」を守るべく、慰安婦関連報道が出鱈目であったことを喧伝しなければならないのです。

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『朝日新聞社はいつも曲解』に5件のコメント

  1. ネオ:

    朝日新聞のように捏造だらけの記事を書き、反日丸出しの新聞社がなんで日本の新聞社の双璧の1つなのか不思議でなりません。そんな反日国賊新聞を取り続ける日本人がいるってことですよね。そういう人たちってテレビ番しか見ないんじゃないでしょうか。またそういう新聞社に入ってデタラメな記事を書き続けられる社員もたいしたものです(笑).

  2. 篠の目:

    米国での記者会見のようすがネットで見られる時代になったのを喜んでいます。

    サキ報道官の態度はフェアで冷静そのもの、かえって朝日の記者および日本での報道の異様さが際立ちました。「日本人として恥ずかしい」の一言です。

    橋下氏の稚拙さ、いかがわしさを肌で感じている日本国民は少なくなく、なぜこんな人間が将来の総理候補などと注目されるのかと首をひねっているはず。

    しかしそれ以上に、事の本質をコンパクトに明らかにしてさっさと切り上げればよさそうなものなのに、日米韓中など関係国の反応を小出しにするだけの日本国内の報道のありかたに苛立ちをおぼえる、その心情もまた広く共有されているでしょう。

    仕事柄、若くこの件についてあまり知らない世代に接するのですが、戦後利得者としての大手マスコミの商売スタンスという、おもしろくもない我が国の問題点について話さざるを得ませんが、ことが国民としての「認識」のありかた、われ一人のそれでなく、商品としての「報道そのもの」にかかわるため、大人としてなすべき指摘をこれまで同様粛々としつつ、正直なところ内心「またか・・・」とうんざりさせられています。

    庭の手入れ、警察の暴力集団への手入れ同様、「ゴンベが種まきゃカラスがほじくる。三度に一度は追わねばなるまい」とイメージしつつ、またも繰り返された光景をやり過ごしつつあります。

    冒頭に書いたように、不毛な感情を伴いつつ躍起になって説明せずとも、正しい第一次情報に多くの人が触れられやすくなりつつある環境の変化を、「好転」とよろこびます。

  3. 愛信:

    年商数千万円で生活保護受給 韓国人のクラブ経営者逮捕 警視庁
    http://misakihibiki.jugem.jp/?day=20130520

    このような例は大阪の繁華街の朝鮮人の売春婦みたいにウヨウヨある。反日売国テレビ局・マスコミが
    隠蔽して報道しないで、もみ消しているので愛国系日本人の目にも耳にも入って来ない。 
    我々愛国系日本人の奉仕活動は支那朝鮮に支配された反日売国テレビ局・マスコミの清掃作業より始めよう。

    詳細は
    【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
    http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
    【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

    ps:
    通名制度の悪用をなくせ!デモin新大久保・通名報道の常習犯NHKが取材・レイシストしばき隊

    http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5068.html

  4. 読者:

    遠藤様も読者の皆様も昭和62年5月3日に起きた
    「朝日新聞阪神支局襲撃事件」(いわゆる赤報隊事件。未解決のまま時効)はご記憶と思います。
     事件直後に朝日新聞は送られてきた「声明文」の全文を公開しましたが、後に一部をこっそり削除し現在に至ります。それを以下に記します。
    「本当の暴力は、暴力の形をしていない。日本を滅ぼす為に朝日が撒き散らしてきた嘘の報道は、正真正銘の暴力ではないのか?」
     
     というくだりです。これはまさに本質を突いているがゆえに隠す必要があったと思うのです。朝日のみならず東大・岩波等々すべてに当てはまります。
     物理的暴力は裁かれても、ペンの暴力は裁かれてきませんでした。「社会正義・人権・リベラル」を名乗れば暴力の本性すら一般国民には気づかれなかったのです。
     今回、痛感いたしました。もはや我々若手真正保守の手で今度という今度こそこの「永久の反日運動体」の骨を拾ってやらねばならない、と。
     参考ブログは19日(現時点で最新記事。更新されていればカレンダーをクリックして下さい)の記事をご一読下されば幸いです。

  5. hide:

    今回の件、色々頭に来ますが、特にこのお二人。
    意図的な誤訳を世界に発信し、母国日本を貶めようとするこのお二人。
    許し難い。

    AP 山口真理記者
    Osaka Mayor Toru Hashimoto Says Sex Slaves Comments May Have Lacked ‘International Sensitivity’
    http://www.huffingtonpost.com/2013/05/16/toru-hashimoto-international-sensitivity_n_3285372.html

    AP マルコム・フォスター記者
    Toru Hashimoto, Osaka Mayor, Says Forced Prostitution Of Asian Women During World War II Was Necessary
    http://www.huffingtonpost.com/2013/05/14/toru-hashimoto-osaka-mayor-japan-sex-slaves_n_3270698.html
    「AP通信社に入社した時の目標は、APの特派員として日本に帰ってくることだった。」
    http://www.kkc.or.jp/plaza/magazine/201001_26.html