売国連立vs真正日本へ

皇紀2672年(平成24年)4月27日

 http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/……
 ▲AFP通信:小沢元代表に無罪判決、東京地裁

 政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された小沢一郎被告(民主党元代表)に対し、東京地方裁判所が無罪判決を下したことは、二十六日の目玉報道となりました。

 しかし、ほとんどの識者がこの展開を予想していたと思います。私にいたっては元秘書の三人(うち一人は現職の衆議院議員)が逮捕された時から「小沢元代表は逮捕されない」と断言し、強制起訴されても「無罪に決まっている」と申して、実に多くの皆様からご批判を頂戴しました。

 その皆様の心情はお察しします。しかしながら、たとえ産経新聞社が否定しても仮にも形式犯ですから、それで(元秘書としてなどではなく)現職の国会議員が逮捕されれば間違いなく政治的な謀略による「明らかな小沢氏潰し」にしかならないのです。誰もがそうと気づいてしまうような分かり易すぎる状況で「小沢氏逮捕」にまでは踏み切れなかったでしょう。

 すなわち、いわゆる「湾岸戦争に消えた対米拠出金」の一件からしても限りなく怪しい小沢氏(当時自民党幹事長)を失脚させることに最初から失敗していたのです。だからこそ私は「今回の件では小沢氏を潰せない」と申したのであって、無罪判決が下ったからこそ再度お断りしますが、彼の無実を信じたからでも何でもありません。

 にもかかわらず、無罪確定でもないのに民主党執行部は来月八日をめどに小沢元代表の党員資格停止処分を解除させようとしています。

 これで小沢元代表が表舞台に復活するというような論調も見受けられますが、野田内閣の改造時にも申しました通り、すでに野田佳彦首相の眼中に小沢元代表やその愛玩動物(小沢氏から餌をもらって生きているペットのような無価値きわまる議員)たちは入っておらず、今後も無視され続けるでしょう。よって、残りの民主党と自民党、さらには創価学会=公明党が接近していくはずです。

 現状のまま衆議院の解散総選挙となれば、大して勝ちはしない自民党がそれでも第一党になり、敗北して第二党に転落する民主党と、薄気味の悪い学会員に支えられる腐れ政党が普通に連立を組むことさえ考えられましょう。これを「大連立」と言うには、もうおこがましいほどの小さな規模の話になっているはずです。

 いえ、私たちはそうしてやろうと思っています。つまり、まったく新しい別の大きな勢力……占領憲法(日本国憲法)の制定過程に瑕疵があると理解できているのか否かという選択において、理解できている者による大きな政党を作ろう、と。

 言葉は悪いですが、民自公ら「クソみたいな売国連立勢力」と、日本共産党と、私たち「経済も雇用も教育も外交も安保も真正日本の原状回復をまず目指す勢力」という対立を鮮明にし、もう一度皆様に評価してもらおうではないかと考えているのです。

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