日本の食品が狙われている
二十一日(ペルー時間二十日)に閉幕した亜州太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、出席できなくなった韓国の朴槿恵大統領に代わって現地入りした黄教安首相は、どうやら日米露中ら主要国首脳の誰にも会えないまま帰国する羽目になっていました。
国益を損じる国政の混乱とはこのことです。北朝鮮は、今ごろほくそ笑んでいることでしょう。
http://www.sankei.com/west/news/161121/wst161121……
▲産經新聞:また中国企業、「紀州」「WAKAYAMA」…今度は「和歌山」で商標出願 県が異議「断固たる姿勢」
最近、和歌山県田辺市や日高郡みなべ町で、名産品の梅干しが大量に盗まれる事件が相次ぎ、挙げ句の果てには中共山東省の食品会社が「和歌山」の文字を含む商標の登録を出願するという暴挙に出たため、和歌山県が中共の商標局に異議申立書を叩きつけました。
実は県が中共に対してこの種の対応をするのは、これまでにも六件あり、いずれも県の異議を認めさせることに成功していますが、かつても他県が同種の被害に遭っています。
和歌山県下で生産される梅干しは、特に「紀州南高梅」などの肉厚で味のよい高級品が多く、最近では蜂蜜漬けといった新しい味わいの提案もあって、わが国随一の特産品であることに間違いありませんが、以前中共に種を分けた過ちが暗い影を落とし、わずかに質の低い中共産南高梅が出回り始めました。
安易で感情的な「友好」を信じて自らの首を絞め、みんなの暮らしを脅かすに堕ちる典型事例です。相和し、相信じ、博愛を衆に及ぼすなど占領統治期以降の日本人すら打ち捨てたものを、どの外国人も第一の信条としているわけがありません。無防備に相手を信じてはいけないのです。
一方、北海道根室振興局管内の標津郡標津町では、さけ・ます増殖事業協会の孵化場から約二百匹もの鮭の腹が割かれてイクラを盗まれたというのです。腹を割かれた鮭は、そのまま施設内や隣接する川に捨てられていました。
これまで聞いたことのない随分荒っぽい犯行です。直感だけで申しますが鮭の恵みに対してこれほど残酷な扱いは、とても日本人の手口とは思えません。わが国の高品質な食材が狙われています。それらを扱う生産者の皆さんは、どうかお気をつけください。