自民にお灸効かないならミサイル
【緊急】露カムチャッカ半島で午前八時二十四分、マグニチュード8.8の大地震が発生し、北海道から和歌山県までの太平洋沿岸部と米ハワイ州に津波警報(最大三メートル)が発令されました。該当地域にお住まい、ご旅行の方は、今すぐ高い場所へ避難してください。
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昨日記事で取り上げた経済団体の屈中ぶりですが、進藤孝生会長(日本製鉄相談役)の日中経済協会が来年一月下旬に訪中を計画をし、そこへ日本経済団体連合会(経団連)の筒井義信会長(日本生命保険会長)や日本商工会議所の小林健会頭(三菱商事相談役)が参加することがわかりました。
中共(支那)共産党主席の習近平氏と面会できるよう求めているそうですが、ともすれば年内に死亡したりして……知りませんが。兎にも角にも財界がこのざまでは、内需が回復しないのです。
経済産業省(産業革新機構)主導の「負債企業」であるジャパンディスプレイ(東京都港区)が来年三月に閉鎖する茂原工場(千葉県茂原市)の一部設備を中共企業へ売却するというのも、官民を挙げた「売国」でしかありません。
中共と「関係」することがいかに国民にとって危険か、が全くわかっていないのです。
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最新動画【C国に抗議】実は共産党軍は日本と戦っていない?~日本改革党・せと弘幸候補
さらに二十八日記事で指弾した毎日新聞社の「石破辞めるな世論」の工作記事ですが、同時期の讀賣新聞社と日本テレビ放送網(NNN)の共同世論調査(NNN記事を参照)に加えて産經新聞社とフジテレビジョン(FNN)の世論調査(産經新聞社記事を参照)も出揃い、やはり次期首相にふさわしいのは、高市早苗元経済安全保障担当相が二十二%で首位、石破茂氏がわずか九%と出たため、左翼・極左による世論工作の正体が露わになりました。
しかし、産經の調査結果を細かく見てみますと、あくまで調査に答えた自民党支持層に限りますが、参議院議員選挙の結果を受けてなお左翼野党に配慮してでも自民党(自公連立)政権を維持しようとする、少しきつい言い方ですが「狡猾な」考えを払拭できないようです。
自民党のことだけを考えれば、今や左翼・極左に応援される石破氏を続投させるか、単に「受け」がいいだけの小泉進次郎氏を次期首相にしたほうがよいでしょう。高市元担当相では、間違いなく国会の内外で「荒れる」でしょうし、仮に高市内閣で失敗すれば、もう自民党に後がありません。
私たち国民は、自民党のために「日本国民をやっている」わけではないのです。それを「あなたも国民」であるはずの自民党支持層が理解しておらず、自民党議員までもが勘違いを続けるなら、もはや今この瞬間にもう自民党はおしまいです。
国民の選択は、左傾化した自民党と左翼野党を明確に拒絶しました。保守派の参政党と、保守層にも秋波を送った(半端な人たちですが)国民民主党の大躍進がその結果です。
自民党は、議員も党員も単に支持層も、皆がこの現実を厳粛に受け止めねばなりません。この産經記事は、なお一層自民党に厳しい声が届くことになるものでしょう。
この記事にしてもそうです。和歌山県民は、自民党公認候補の二階伸康氏を再度落選に追い込みました。
その結果を受けて和歌山県町村会(会長=岡本章九度山町長)が今ごろ、当選した元有田市長で無所属の望月良男参議院議員(昨日より)の陣営から「町村会が特定の候補者を積極応援するのはやめてほしい」と願い出られたのを「威圧行為があった」などと言いふらすのは、左翼・極左並みに卑怯・卑劣です。
町村会が二階氏を推したのは周知の事実ですが、かつて兵庫県知事選挙をめぐり、県内の市町村長たちが現知事に対する人格攻撃までして対抗馬を応援したことが問題になり、投開票後に謝罪する羽目になりました。よもや忘れたとは言わせません。
むろん望月議員には、左傾化した自民党に追い出された世耕弘成元経済産業相がついているのも周知の事実ですが、民意に対してこの種の「口汚い工作」を試みる政治家を、私たち国民が「最も嫌う」と政治家自身がよく覚えておくことです。
ことほど左様に、自民党に「お灸」が効かないのなら弾道弾でもお見舞いするほかありませんか? かつて(私は大嫌いだった)宮澤喜一元首相も、或いは党の「死に水」を取る覚悟を決めていた麻生太郎元首相も、私たち国民が据えたお灸を瞬時に理解しました。
なのに岸田文雄氏と石破氏は、それを理解する能力もない、と。阿呆に天下を獲られた国民がこのまま黙って引き下がるわけはないのです。