韓国・尹大統領ならご褒美
二月一日に亡くなられた作家の石原慎太郎元東京都知事の妻、石原典子さんが八日、まるで夫の後を追うようにして亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
慎太郎氏は執筆中、一切の生活音を許さないような方だったそうですから、四人の息子を育てながら典子さんはさぞ苦労なさったことでしょう。が、こうしてみますと、やはり典子さんの慎太郎氏に対する尊敬と深い愛情が感じられるものです。
奇しくも本日発売の文藝春秋三月号に、慎太郎氏の絶筆『死への道程』が掲載されています。少し拝読しましたが、そこには美しくも恐ろしい文章がありました。
余命宣告の瞬間を「死に関するいかなる自己撞着も赦さない」と表したことで、私には慎太郎氏が「やり残したこと」の自己認識があったせいだと感じます。
それは恐らく、現行憲法(占領憲法)を「憲法」のまま放置しては「死んでも死にきれない」と語った、あの「無効確認のこと」だったに違いありません。
いや、わが国には、私たちの暮らしには、あまりにもやり残されたままのことが多いのです。
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の企画展は、領土・主権展示館(東京都千代田区霞が関3丁目8−1 虎の門三井ビルディング1階)にて開かれています。慎太郎氏の文章を拝借すれば「コロナ騒ぎに幻惑され」ることなく、是非訪れていただきたいものです。
さて、韓国KBSの報道番組が48.6%の得票で国民の力の尹錫悦(ユン・ソギョル)候補の当選を報じています(午前六時現在)。与党・共に民主党の北朝鮮工作員は、大接戦の末に47.8%の得票で敗れました。
前回の大統領選挙と同様、北朝鮮の工作によって選挙そのものが不正操作され、李在明候補の当選ということにされてしまう可能性が高かっただけに、不正しきれないほど尹氏に対する国民的期待が集まっていたと考えられます。
日米両政府は、尹次期大統領の就任と同時に「韓国パッシング」を緩めるでしょう。わが国は、それでも韓国の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)がなくならないため慎重に段階を踏むべきですが、尹大統領の態度次第では韓国の経済危機が救われるかもしれません。
そして、歴代最凶の北朝鮮工作員政権を樹立した文在寅現大統領の惨殺刑(逮捕はおろか、自殺に見せかけられる惨めな死)が決定しました。
彼もまた、彼が殺した盧武鉉元大統領のように「遺体は(のちのち棄損されたくないので)焼いて海へ撒いてくれ」と書き遺すのでしょうか。
或いは、もう既に顔面蒼白でさらに呆けが進行する文氏の処理は、自然に任されるかもしれません。今度、彼に矢を放つのは任鍾晳特別補佐官だったりして。