岸田首相「逆張り」の正体

皇紀2682年(令和4年)1月14日

オミクロン株濃厚接触者の待機 14日間から短縮を検討へ 岸田首相

 岸田文雄首相は13日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染者と濃厚接触した人の待機期間について、「必要に応じて柔軟な対応を検討したい」と述べ、現在の14日間からの短縮を検討する考えを示した。…

(毎日新聞社)

 十二日記事に対する読者のご指摘通り、思い返せば私の岸田文雄首相への「ご祝儀相場」は、自民党総裁選挙の投開票から林芳正一年生衆議院議員を外相にするといい出したわずか数日で終了しています。

 何年も前からその無能を指摘し続け、多くの読者の困惑(「なぜそこまで批判するのか?」との声を多数いただく)を誘った林外相の任命こそ、岸田首相の国際社会の潮流(人権蹂躙・侵略上等の中共を排除)を無視した「逆張り」が既に始まっていたのです。

 ようやく林外相の無能を疑う者はもう誰もいなくなったと思っていますが、報道権力の末端が面白がってきた岸田首相の「反安倍」的態度は、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)対応にも表れました。

 八日記事では、安倍晋三元首相が武漢ウイルスの感染症法上の分類変更を再度提言したことをわざわざ取り上げましたが、安倍元首相は、任期中にも五類感染症相当への変更が妥当だと主張しています。

 ここでも当時そのことは取り上げましたが、確か「反安倍」のお歴歴がいうには安倍首相をとことん「忖度」する「システム」になっていたはずの霞が関・厚生労働省がこれをはねのけました。

 製薬利権の外にあり、厚労官僚の天下りを一切受けつけていない富士フイルム富山化学工業のアビガン(ファビピラビル)の特例承認にしても、厚労省は安倍首相の指示を無視し続けています。

 ここへきて岸田首相は、分類変更をあろうことか「現実的でない」と否定したのも、安倍元首相に対するまるで「怨」に憑りつかれた霊体か、或いは反抗期の中学生にも似た「逆張り」なのでしょうか。

 安倍元首相の提言は、変異を繰り返して弱毒化したオミクロン株を前にしてむしろ極めて現実的であり、医療体制保健行政負担を軽減するためにも必要不可欠な判断です。

 いつまでも「濃厚接触者」などと騒ぎ続けるのも非現実的で、これは厚労省が医療機関に勤務継続可能の通知を出しましたが、私たち国民については、十日間だの七日間だのと莫迦が寄って話し合いの結論も出せず、再び不安に駆られ始めた国民の顔色を伺っています。

 このような状況下では、まず政治が国民の不安を取り除くことこそ責務なのであり、東京都の小池百合子知事にしても「感染は止める。社会は止めない」といいながら「首都直下型地震相当の」などと強烈にオミクロン株禍を煽るのですから、今さらながら政治家として完全に失格です。

 ほとんど風邪と同じ軽症者をどんどん入院させていれば、あっという間に病床は埋まるのであり、そうして「はい、マンボウです」とダボハゼが社会を止める限り、私たち国民の暮らしはズタズタに引き裂かれ続けます。

 二日とおかない記者会見でこうも発言がバラバラなのは、小池都知事が恐怖を表現することについ身もだえしてしまう異常な性質なのか、それとも製薬利権から「煽れ」と指示されているのか、つまり病気か利権か、またはその両方が原因でしょう。

 岸田首相に私たち国民の不安を安心に替える能力はありません。「成長と分配」を掲げたくせに盛大に失敗する今後の責任の一切は、彼が政治的死をもって償うほかないのです。

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『岸田首相「逆張り」の正体』に2件のコメント

  1. ノンポリではいられない:

     この岸田首相の「逆張り」が、マスコミが支持率調査で援護射撃する要因になっているのでしょうね。でも、そろそろマスコミの援護が虚しい位にメッキが剝れてきてると思います。

     目立ちたがり屋の小池都知事がコロナ対応について2類から5類への変更を求めているとのこと。また政府が都知事から突かれた形ですね。岸田首相の曖昧な対応を見透かしたようなパフォーマンスに政府はまたも右往左往することでしょう。

  2. ナポレオン・ソロ:

    ソロです。
    >>炙り出される自民党内の内訌
    固より10年前迄は、安倍・麻生さん達改革派は党内の少数派でしたから、敵が多いのは当然で、現在の9年間の執政を経て党内の最大派閥の領袖となった状態は想像だに出来なかったでしょう、中川さんが生きておられたら、と思うと今の人材枯渇状態は、悔しいですね。

    まぁ9年間も政権が維持出来たのは、日本の戦後体制の実質的な米国側の支配者だったD/R「=ディビッド・ロックフェラー」と、部下のズビグニュー・ブレジンスキーやヘンイー・キッシンジャーの国際っ金融資本内でのクーデター未遂事件の過程で起ったリーマン・ショックで、D/Rの手駒として働いていた財務省・外務省・総務省・法務省も一斉にD/R支配体制から解放されましたからね。

    この時に割を食ったのが、D/Rから次期首相と指名されていた石破茂やその取り巻きの竹下・青木の「山陰勢力」でしょう、以後は転がり落ちて、今や自民党の粗大生ごみとして腐臭を放っていますが、D/Rチームの作戦は共産シナを大陸島の覇者にして、そのシナを支配する事だった。

    だから、日本の指導者は原則「イエスマン」でなくてはならず、少なくとも「日本の戦後体制からの脱却」なんて自分の足元を切り崩す様な小僧共は邪魔な人材でしかなかった、その分、前の小泉純一郎は、クーデターの肝になる、島民資金の郵貯1500兆円を解放したのだから勲一等の勲章ものだった、その男の推薦だからと安倍さんⓑを無条件に認めたのだった。

    処が、安倍さん就任するやいきなり、彼がライフ・ワークにしている北線のらち問題の解決にキモぇある朝鮮総連への合法的攻撃を行って、総連は忽ち半身不随で機能しなくなったすると、ロシアへのパイプである北線のチャンネルがキレると色々秘密がばれて不都合な事態が起きるので、D/Rは安倍さんの失脚・早期退陣を下命した。

    後はご存じでしょうが、これで米国の民主党も共和党もD/Rの傘下にあることが分かった。 米国でさえそうなら、65年も支配下にあった日本は完全に属国、植民地状態であったのは言うまでもない、岸田も林も財務官僚時代を過ごしているのだから、隷属意識が骨身に沁みているだろう

    然し、帝王のD/Rもブレジンアウイーも既に泉下の人ですからね、命令を仰ぐ人がいない、岸田が「聞く耳を持っている」といったが、早い話、人の意見だけを組み立てて自分の政策にする際にに官僚時分から長けていたが、官僚時代はそれが「色んな意見をD/Rの下命に沿った形に上手に取りまとめる才能」に見えていただけの話だろう、つまり固より主体的な思考は出来ないのだ。

    こうした思考傾向が官僚全てに蔓延しているのなら、安倍以前は米国主導、安倍以降は政治家主導だが、元官僚集団の派閥の宏池会を率いる岸田が安倍以前に返そうとしているという事だと思いますね、緑の狸BBAも大臣が石破派だった厚労省も反安倍で一致しているんでしょう。

    でも、世界潮流を読めないのは致命的ですね。

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