旧民主党のような岸田内閣

皇紀2682年(令和4年)1月12日

国公立大、2次試験で合否判定を 共通テスト受験できぬ場合―文科省:時事ドットコム

末松信介文部科学相は11日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスに感染するなどして大学入学共通テストの本試験も追試験も受けられなかった受験生への救済策として、国公立大の2次試験のみで合否判定するよう、各大学に要請すると発表した。共通テストを利用する私立大にも、個別入試での判定を要請する。…

(時事通信社)

 文部科学省の国公立大学入学試験に関する方針が迷走しています。すべては不必要な武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱のせいなのですが、文科官僚の無能というより岸田官邸がその原因なのです。

 目下感染流行に入った新規変異株・オミクロン株は、端的に申して肺ではなく咽頭付近の侵入に留まるため、症状はほぼ風邪に似て重症化せず、新規感染者数だけで一日十万人以上を数える英国でさえ保健省が国民の行動制限などの措置を不要としました。

 にもかかわらず何度でも同じ慌て方をする莫迦な沖縄県知事らに煽られるがごとく岸田文雄首相は、蔓延防止の措置を広島・山口・沖縄各県に命じ、関係省庁に関連の指示を出しています。

 その中で、まず文科省がオミクロン株の「濃厚接触者」とされた生徒を受験不可とする通知を出し、これがすぐに撤回されたのを覚えていますか?

 この件については、大蔵省・財務省出身の高橋洋一元内閣参事官も現代ビジネスに記事を書いていますが、事前に文科省から首相官邸に連絡がなかったはずなどありません。

 岸田首相や松野博一内閣官房長官らの耳に一旦入りながら、批判が出るや否や官邸が一方的に通知をひっくり返す指示を新たに出した結果があの混乱でした。昨日のこの通知も、今週末(十五、十六日)にはもう本試験を実施する大学側にしてみればあまりに急すぎます。

 官僚主導ではなく政治主導といえば聞こえはよいですが、事前通知の段階で適切な指示を官僚に出せない岸田内閣は、まるで鳩山・菅直人・野田の三代続いた旧民主党政権のようです。

 高橋氏の指摘にもありますが、国土交通省も国際航空便の新規予約停止の一件でやられています。動いて批判されるなら「何もしない」という得意分野(前例主義)に堕ちていく官僚組織を前に、恐らく岸田内閣はこれからさらに迷走していくに違いありません。旧民主党政権がそうでした。

 それでも岸田内閣の支持率が上昇しています。報道権力も異様なほど岸田内閣の迷走をまるで報じません。

 九日記事で取り上げたような記者たちだからこそ岸田内閣は擁護されているのでしょうが、これが安倍晋三元首相や次期首相が高市早苗自民党政務調査会長だった場合、どれほど「ないこと、ないこと」ばかり書かれることでしょう。

 私たち国民の多くは、そうした歪んだ報道権力の策謀に弄ばれてきたわけですが、国民の不安を取り除く政治をせず、ひたすら不安を煽るだけの愚策に奔り、自分たちの思いつきだけで動いて官僚をうまく使うこともできない岸田内閣は、もはや自民党政権として失格です。

 東京都の築地旧市場から豊洲市場に移転する際、小池百合子都知事が「安全だが安心できない」などと煽って一方的に移転を遅延させ、都の財政を浪費した問題もそうでしたが、国民を安心させるのが政治家の仕事ではありませんか。これは官僚には出来ません。

 中共の侵略行為、韓国の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)暴走、北朝鮮の弾道弾や露国との講和不達成(大東亜戦争が終わっていない)といった不安材料の中で、いかに国民を安心させ、経済も外交・安全保障も安全をとりにいくかが政治家の肩にかかっているのです。

 その自覚が全くないように見える岸田首相は、既にその自覚を語る高市政調会長に一刻も早く政権を譲ったほうがよいでしょう。

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『旧民主党のような岸田内閣』に2件のコメント

  1. 藤井:

    個人的には「ルーピー」と評された鳩山内閣を思い出しますね>岸田内閣

  2. ナポレオン・ソロ:

    ソロです。
    >>100日を迎えた岸田政権の論評
    未だたった100日しか経って居ないのに、早くも論評を求める声が上がる事自体が異例だと思いますが、本来誕生3ヶ月はご祝儀期間で、褒めるべき点が上がってくるのが普通ですが、どっこい、世界情勢は緊迫の極めにあるから、少なくとも、国家の防衛に注力しン明ければならないのに、それが無いので、批判塗れになりますね。

    是は私が思うに、彼が総裁選に立候補した動機自体が、安倍政権以来の日本国の焦眉の急である戦後体制から脱却、即ち「国家主権の完全回復」「あらゆる面での自力防衛力の達成」「国際舞台での主導的役割を果たす」事では無く、自分が継承した派閥「宏池会」の再生に軸足を置いたモノだからです。

    だから就任早々に殊もあろうに派閥のNo.2を外務大臣にしたカが、是は最早現在の世界のトレンドであるシナ排除に対する真向からの否定であり、その真意を疑う様な政策で、日本を台湾防衛の要と位置付けていた米豪印のクアッドのメンバー国は、当惑したでしょう、殊に軍の司令塔であるDIAは忽ち彼を「敵」認識したでしょうね。

    この就任直後の一連の媚シナ姿勢だけでも、遠藤さんがご指摘になられる「政治家の使命」である「国民を安心」させる処か不安の真っただ中に陥仕込んでも、改める様子は微塵もないのでは、問題点を履き違えて居る時点で総理失格です、流石「中国地方」の議員の本質である、公の利益より私の目先の利益を優先して愧じない事大主義的な面がでましたね。

    今が国際的に安定している局面にあるのなら彼の採った行動も許されるでしょうが、今は「開戦前夜」と言ってもおかしく無い、世界中で自国の旗幟に神経質になっている最中なのに、余りに無神経過ぎて「正気の沙汰か?」と、呆れられて居るのが実情だろう。

    マスゴミのオミクロン株へのバカ騒ぎ対応の継続も為すがママだが、おそらくNHK辺りが、米欧の感染者が150~200万人/日台になり記録的なパンデミック様相を呈し始めたので、相対的に緊張感が潜在化したのを是幸いに思っているのだろうが、DIAの不信感は日を追って深まっているだろうから、その裡とんでも無いスキャンダルが出て来るでしょう。

    この人や林氏をみていると、戦前の日本型エリートの官僚は、既に神話化していると思い真すね、何拠り、安倍・麻生氏双方とも、高い偏差値の大学出身ではないが、この9年間の在位期間に成し遂げた結果は「日本を世界の孤児にする」処か、米国の「バデイ」として欠かせない地位を築いて、反米国家の窓口的役割を果たしている。

    岸田氏は安倍政権の外務大臣を2期連続で務め、党の政調会長も経験して安倍政権ではち中枢に近い人材と目されて居たのに,蓋を開けてみれば見事に腐って居るのに、本人はそれにすら気が付いて居無いのだから、もぅ危険極まり無いと言うしかない、一刻も早く取り除かねばならないとの米国愛国チームとの相互認識は出来上がって居るだろう。