NHKこの種のことだけは

皇紀2682年(令和4年)1月11日

NHKが五輪関連番組で不適切字幕、謝罪

NHKは9日、昨年12月26日に放送(30日に再放送)したBS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五輪」後編の字幕の一部に、不適切な内容があったとして謝罪した。…

(産經新聞社)

 私は、日本放送協会(NHK)の番組を一切見ていないのですが、旧年末にこの部分(五輪反対デモの参加者が「お金をもらった」と打ち明けた字幕)の報道は目にしていました。

 しかし、ここでは全く取り上げませんでした。結果的に事実関係の確認を怠った不適切な字幕とのことでしたが、私にしてみれば「何を今さら」という話だったからです。

 夏季五輪東京大会(東京五輪)に反対して街頭にまで出ていた層の人びとは、ほぼそのまま極左暴力集団の危険思想支持派であり、それは例えば安倍晋三元首相に対して「アベ政治を許さない」などとわめき散らしていた、或いは未だに「アベガー」と揶揄されるほど何もかも安倍元首相のせいにして実は安倍元首相に執着する淋しい連中と同列でしょう。

 ですから、私も東京五輪の開催に疑問を呈したことが何度もありましたが、決してこのような恥ずかしい人びとと行動を共にすることはありませんでした。わが国の現行軽水炉型原子力発電に対する疑問と、そうであっても「反原発」デモには到底加われない理由も同じです。

 かつて出鱈目な中共の毒入り食品問題が起きた際、大阪市内で中共の危険を呼びかけるデモをいくつかの保守系団体と共催しましたが、その場に某労働組合出身の「元左翼」の方がたが数名参加してくださり、デモ後の懇親会で「左翼デモは労組から日当が出る」という話は伺っていました。確かここでも取り上げたはずです。

 以降、何度かそのことに言及してきましたので、ついにNHKが放送したという衝撃はあったものの取り上げなかったわけですが、一体どのような経緯でNHKが「デモの参加者」を「デモに参加したかっただけで参加したかどうかは分からない人」と訂正することになったのでしょうか。

 さだめし視聴者からの問い合わせやSNS上の疑問の声に応えたというより、局内で番組に対する異議が唱えられたからに違いありません。

 NHKには、日本共産党員創価学会信者がそれぞれ互助会のようなものを組織しているという話はよく知られていますが、熱烈な屈中の徒が局員にほどほどおり、番組の対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を主導している場合があるといわれています。

 番組によってその濃淡があるのは、屈中の徒がどれだけ制作に関与しているかによるのでしょうが、非党員・非信者が制作すれば「デモに日当が出た」という当たり前の情報を盛り込むことができ、そうでなければその情報は隠蔽されてしまうのです。

 事実関係の確認を怠った例は、これまでにもいわゆる「慰安婦(朝鮮人妓生が日本人遊女と同じく軍の衛生管理の庇護下で商売していただけの話)」や「昭和十二年南京事件(蒋介石の国民革命軍による日本人ら虐殺の昭和二年南京事件ではなく、旧日本軍が人口約二十万人の南京市で三十万人を虐殺したとされる虚妄)」について、NHKは果たしてどうだったでしょうか。

 こればかりは、一放送局の検証に頼るのは酷かもしれませんが、少なくとも歴史的事実を確認できない問題について、対日ヘイト側の主張のみを断定的に放送してきたヘイト犯罪を反省することは一度もありませんでした。

 にもかかわらず今回の対応の迅速だったことと申せば、いかにもNHKに公共放送としての機能などないと断じて異論はないのです。

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『NHKこの種のことだけは』に3件のコメント

  1. 自由貿易反対:

    >事実関係の確認を怠った例
    軍艦島とされる映像も付け加えましょう。

  2. 日本を愛する日本人からひと言!:

     明けましておめでとうございます。いつも党のPRをさせていただいて申し訳ありません。
    参政党が参院選へ向けて12/22に出馬記者会見しました。今回全国区比例で出馬するのは吉野敏明氏、神谷宗幣氏、松田学氏、赤尾由美氏、武田邦彦氏の5名で全国45選挙区にできるだけ多くの候補者を送るため現在公募を推進中です。
     昨日の産経朝刊では参院選の立候補者が紹介されていましたが出馬会見しているにもかかわらず参政党の候補者はスルーされていました。やはり産経もDSグループなのかなあ~。
    【LIVE配信】参政党 参議院選挙予定候補者の発表会見 – YouTube
    https://www.youtube.com/watch?v=aCmdzbFr3cI    以上

  3. ナポレオン・ソロ:

    ソロです。
    >>放送法改正に際してのNHK解体・再編
    この事案は私も知っていましたが、100人程度の会社の組合長を10年やったので、デモに参加すれば日当が出る位は当たり前の感覚が有りましたから、取り上げなくても別段何とも思いませんが、やっぱりNHK内でも創価学会と共産党が徒党を組んで居るのかと暗然とした気持ちになりましたね。当然キャスティングにも反映しているのでしょうね。

    私が昨日の日付で書いたコメントに「米国の愛国チームに拠る世界の共産主義者撲滅運動が始まっている」のですから、当然NHKは寧ろ狙い撃ちされるでしょうね、只、旗幟の識別は「シナage」で創価学会員と共産党員を区別する必要はありませんから、楽ですが、菅さんの例を「敵」認識したDIAの判断力には懐疑的ですね。

    他所の国の旗幟の判定は斯くも難しいのかと思います、昨年副大統領だった男が土壇場で裏切った事は、やっぱりブルータスの国を手本にしている国やなぁ、とガッカリしましたが、実は前から怪しいと思っていたんです。 まぁ顔に出ない人は洋の東西を問わず誤解され易いですね。

    この内部告発とも受け取れる現象が、NHKに良識派がいるのか? と言う仄かな期待を抱かせますが、内部に外務省と同じ様な集団が、既に出来上がって居れば、行政者が改革を通り越して、イキナリ解体・再編の段階を提示したのだろうと思います、然も、この計画をかいたのは、誰有ろう安倍政権で2度も総務大臣に就任した高市さんですしね。

    まぁ、外部でのシナ排除の趨勢が伝わって動揺が生まれて居れば、若手中心に内部改革の狼煙が上がる可能性はありますね、唯問題はNHKの外郭団体にMHKのOBが沢山いて、媚シナ派と繋がって居る可能性があり、それが「国民をNHKから護る党」を「中折れ」させたのではないかと私は訝っています。どぅも総務省も伏魔殿の様ですね