無能司法またトンデモ判決

皇紀2680年(令和2年)1月29日

被告「障害にもとづく妄想の影響」大阪高裁 淡路島5人刺殺、死刑判決を破棄

 兵庫県洲本市(淡路島)で平成27年3月、男女5人を刺殺したとして殺人罪などに問われた平野達彦被告(45)の控訴審判決公判が27日、大阪高裁で開かれた。村山浩昭裁判長は被告の心神耗弱を認め、求刑通り死刑とした1審神戸地裁の裁判員裁判判決を破棄し、無期懲役を言い渡した…

(産經新聞社)

 最近では、昨年十二月三日記事同六日記事で立て続けにわが国の司法権力おかしな判決を連発させた件を取り上げました。

 路上で無差別に二人も刺し殺しても、家宅侵入の上六人も殺しても、極刑にならないわが国は、事件被告人をまんまと海外逃亡させてしまうのと併せて、まるで「犯罪やりたい放題国家」ではありませんか。

 人を殺しても「麻薬やってました」「頭おかしくなってました」といえば本来相当の量刑を免れ、気に入らないことがあってお金さえあれば国外へ簡単に逃げてしまえるのが、現在のわが国司法権力の有り様なのです。

 上記二件と今回の件は、刑法第三十九条の「心神喪失者の行為は、罰しない」「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」の適用を巡る裁判官たちの判断が狂っているのであり、そもそも法が「罰しない場合がある」でも「減軽できる」でもなく「罰しない」「減軽する」としてしまっていることに著しく問題があるのですから、これは立法権力、すなわち国会が法改正をして「裁判所は今後これに従え、莫迦どもめが」とやるしかありません。

 判決に異議があっても、裁判所に不服申し立てができるのは被告か原告だけですから、これら「トンデモ判決」への国民的批判を高め、運動するには国会へ訴えるのが一番です。

 もし、これら判決を聞いて「日本の司法は終わっている」「すべて国民に平等ではない」といったご感想を持たれていましたら、是非皆さんの地元選出の国会議員(出来るだけ与党の衆議院議員と参議院議員)に文書で直訴なさってください。

 大阪下等裁判所、いや、大阪高等裁判所の村山浩昭裁判長といえば、同十九日記事のような怪しい動きを見せている「大阪の莫迦一派」ですから、法改正で裁判所を封じ込めても裁判官が「ゴミ」だらけではどうしようもないのですが、国民の声を無視した国家権力がどんな目に遭うか、法的に正しい手法で分からせてあげましょう。

 五人もの御霊も、懸命に事件捜査した警察も、起訴した検察も、これでは浮かばれないのです。

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『無能司法またトンデモ判決』に4件のコメント

  1. きよしこ:

    検察や警察の関係者、或いは被害者やその周辺の人が「日本の司法オワタ」ではなく地道に「改めて欲しい」と訴え続けるしかないでしょうね。個人的には死刑制度は「無くて済むならそれに越したことはない」派ですが、こんな理不尽が罷り通るからこそ人権や更正を巡る議論がハチャメチャになるのです。「クスリで頭がおかしくなっていたから減軽」なんて理屈が通る国に誰が住みたい働きたい旅したいと思うでしょうか?

  2. 高橋:

    昨年暮れには出頭してきた殺人犯を不起訴にしたこの事件もありました。
    異常国家日本 ここに極まりですね

    知人殺害の容疑 男性を不起訴 横浜地検川崎支部
    2019年12月24日 21時05分
    ことし9月、川崎市の雑居ビルで知人の頭を踏みつけるなどして殺害したとして逮捕された48歳の男性について、横浜地方検察庁川崎支部は24日不起訴にしました。
    ことし9月、川崎市川崎区にある雑居ビルの階段の踊り場で、36歳の男性が顔から血を流して倒れているのが見つかり、病院で死亡しました。

    警察は男性を押し倒したうえ、頭を踏みつけるなどして殺害したとして、知り合いの48歳の男性を殺人の疑いで逮捕しましたが、横浜地検川崎支部は、その後、処分保留のまま釈放し、任意で捜査を続けていました。

    この男性について、横浜地検川崎支部は24日不起訴としました。

    不起訴にした詳しい理由は明らかにしていません。

  3. 一般ピープル:

    ありがとうございました。
    そのように行動してみす。

  4. 一般ピープル:

    下の件の今後の顛末も気になります。
    ことは刑事事件だけではなく、こういったビジネス案件も及んでいる気がします。
    ※特に中共絡みは要注意

    シャープ、オッポジャパンを特許侵害で提訴 スマホ5機種の販売差し止め要求 – ITmedia NEWS
    https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2001/30/news118.html