首里城再建という問題

皇紀2679年(令和元年)11月5日

 首里城。米軍に焼きはらわれ、またも「再建」という話になっています。

 結構ではありますが、管理は沖縄県であり、県の委託業者です。極めて異例ながら国家規模の再建計画が立てられ、平成の三十年間がまるまる再建期間でした。そして、本年一月にほぼ完成し、管理は国(政府)から県に移っています。

 ということは、一義的には県の管理責任が問われ、次の再建計画は県が主体にならねばいけません。それを確認もしないで安倍晋三首相は、一も二もなく「国が主体的に再建を」と表明してしまいました。

 これは私は、少なからず違う話ではないかと思います。例えば大阪城も、私の故郷にある(米軍に焼かれる前は国宝だった)和歌山城も、再建は県民・市民の寄付で賄われました。首里城の場合も、もう政府がほぼ全額を拠出すべきではありません。

 県の責任をあいまいにしたまま政府主体で再建されても、また数十年後には自分たちで焼いてしまうでしょう。全くの無駄であり、ならば東日本大震災後の(占領憲法たる現行憲法下ではやむをえないが)進まぬ復興や、或いは令和元年台風被害の再建を急ぐべきです。

 文化的施設の重要性を前提としても、沖縄県の責任が宙に浮いたままでは駄目なのです。

スポンサードリンク

『首里城再建という問題』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    安倍首相の認識がどのようなものであるかは分かりませんが、政府として「国ではなく県主体で」とは言いたくても言えないのが実情でしょう。何せ沖縄は知事はもちろんメディアも完全に「沖縄に基地負担を押し付ける国が再建でもカネを出すのが当然だ」という結論を作り出すのに躍起なのですから。彼らは管理責任云々以前にどうやって責任を回避するかばかり考えています。その証拠に

    https://twitter.com/theokinawatimes/status/1190725330681516032?s=19

    一体どこまで性根が腐っていればこんな醜悪な記事が書けるのでしょうか?政府も形だけ支援は表明しながら適当に理由をつけてどんどん先伸ばしにすればよいのです。オール沖縄(自称)はただでさえ辺野古への基地移設を対日ヘイト外国人まで利用して妨害しているのですから。

  2. おつかれ48:

    私も同感です。県知事は、火事がようやく鎮火したその当日に再建を目指していくなんて言ってましたが、その前に原因の究明でしょって思いました。火事が起きたことに対する怒りや悲しみがあの発言や行動からはちっとも感じられず、まるで他人ごとか、もしくは火事が起きることを知っていたんじゃないかとさえ感じ取れました。沖縄の方にはこんな言い方悪いかもしれませんが、首里城は燃えるべくして燃え尽きた、と思います。人間誰しも失敗するものですから不注意で火事が起きることもあるでしょうし、注意していても火事が起きる場合だってあります。再建するのであればまずは県の責任で対処する姿勢を見せるべきですし、100年がかりでも沖縄県で再建するべきです。今のままでは寄付もできません。また燃えてしまうでしょうから。

コメントをどうぞ