維新の裏を暴露してしまえ

皇紀2679年(令和元年)5月20日

 丸山穂高衆議院議員へ

 おおよその想いは十六日記事で申しましたが、犯罪容疑で逮捕されたわけでもないのに議員辞職勧告とは、単に「戦争」という言葉に脊髄反射しているだけの野党各党の反応が異常に過ぎます。それは、私たち多くの国民も同様です。日ごろから「言論の自由」をわめく人たちほど、自分の気に喰わない言論は徹底的に弾圧します。

 略称を「大阪」か「同和」に変えてもらいたい、維新の精神のかけらもない日本ナントカの会に対し、丸山代議士は党の裏を少しずつ暴露してください。何度も申しますがこの会は、もともと自民党だった松井一郎代表と浅田均政務調査会長が大阪府下の同和利権を持ち逃げし、橋下徹元大阪市長を担ぎ上げて作った出鱈目な政党です。

 どうせ「やり返す」とおっしゃるなら、そのぐらいのことをおやりになってはいかがでしょうか。私は非難しませんし、むしろ支持します。わが国政治の惨状を見る限り、ナントカ民主党をはじめとする腐った政党を一つずつ潰して整理しなければなりません。

 ただ、飲酒はもうやめましょう。政治家の「お酒の失敗」については、故・中川昭一元財務相の「命を懸けたご遺言(最期のお姿)」を思い出してください。あんな悔しい思いを、私は二度としたくありません。勉強熱心で正直な政治家が「酒に嵌り、酒で罠に嵌められる」ところをこれ以上見たくないのです。

池袋暴走の元院長が退院 警視庁が任意聴取 「申し訳ない」

 東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)が18日、東京都新宿区内の病院を退院し、警視庁目白署で任意の事情聴取を受けた。19日で事故から1カ月。警視庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑での立件を視野に…

(産經新聞社)

 さて、もう一つ。平成三十一年四月二十七日記事で「上級国民」との国民的非難を浴びていることに言及したこの事故。未だに飯塚幸三聴取対象者が安倍晋三首相の「元秘書の親」だか何だかだと信じ込んでいる人がいます。

 それ、大嘘ですから! ナントカ民主党だか何だかの莫迦議員までもがインターネット上でその嘘を拡散させ、のちに撤回するという恥をさらしています。まだまだ学校法人森友学園の件に続き「アベガー」を繰り返す「アベノセイダーズ」が数多いるようです。騙されている人がいたらすぐに教えてあげてください。

 それより、この事故が私たちに示しているのは、現在は高齢者がオートマティック・トランスミッション(オートマ、AT)車を運転し始めた初期段階にあるということです。彼らはかつて、主にマニュアル・トランスミッション(マニュアル、MT)車を運転していた世代です。

 まして進化してきたトヨタのプリウスなどは、パーキング・ブレーキ(サイドブレーキ)がそもそもサイドになく、またクリープ(ブレーキから足を離しただけで前に進む)現象がきつめに出やすいという特徴があります。

 よって事故を起こした高齢者の口から「アクセルは踏んでいなかった」「急に発進した」といった言葉が出てくるのでしょう。先日、子供たちを守ろうと身を呈した保育士さんが乗用車にひかれてしまった事故でも、六十五歳の容疑者はそう供述しています。

 つまり、道具を扱いなれていない人たちが事故を頻発させているのであり、AT車の教習も受けて免許証を取得した感覚とは違っていることにハタと気がつきました。今の車と昔の車とでは、もはや別物と申して過言ではありません。高齢になっても全く新しい道具を扱えるか否か、よく考えてから路上に出るよう心掛けたいものです。

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『維新の裏を暴露してしまえ』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    今回の「丸山発言」と池袋における痛ましい交通事故に共通することは、当事者でも何でもない第三者(特に報道権力)が「しゃしゃり出」て問題の本質を意図的に攪乱させ、結果的に被害者(元島民らや事故の被害者)を置き去りにしていることです。丸山氏の過ちは酒での「前科」がありながら公務で酒を口にし(飲まされた可能性も否定できませんが)、「戦争という言葉は使いたくない」と元島民の方が仰っているにもかかわらず「でも戦争しないとどうしようもなくないですか?」と、あまりにも当事者が抱える歴史的背景への配慮を欠いた発言をしたことだと思います。このデリカシーの無さ(というより酒癖の悪さ)では議員を続けていくことは個人的には難しい(いつか再び酒絡みの問題を起こす)と思いますし、議員としての資質は全く否定しませんが、例えば彼に近しい元経産省の宇佐美典也氏も言うように一旦職を辞して断酒治療に専念すべきだと思います。しかし、目前に控えた参院選へのイメージ低下を避ける(もともと良いイメージなんて無いクセに!)ために報道権力やナントカ民主党らと結託して言論弾圧に加担し、あろうことか露国大使館に出向いて謝罪外交までしでかした「大阪選挙互助会」の愚かさには心底辟易します。もうこれで「維新ごっこ」も終わりです。都構想も頓挫するでしょう。勇敢な発言をする議員たちを程度の低い言論に「忖度」して追放しまくった報いです。致命的に外交センスに欠けることが露見した政治屋集団になど誰が政治権力を預けるものですか。「改憲」が終わればこんな政党は必要ありません。大阪の有権者もそろそろ本当の賢さを取り戻してください。

    ずっと前に作家の西村幸祐氏が「高齢者にはMT車だけ運転させれば事故は激減する」といった旨のツイートをしていて「どういうこと?」と思っていましたが、本日の記事を拝見して合点がいきました。MTとATの技術的な差異は詳しく分かりませんが、たしかに私の周囲(特に高齢者)はATよりもMTの方が運転しやすいと話す人が多いです。MTに慣れた人がATを運転すれば「車が勝手に暴走した」という感覚を覚えてしまうのは仕方ないことかもしれません。いずれにせよ自動運転技術の開発と高齢の運転手による事故を防ぐための法整備は急務です。報道機関も飯塚元院長に「なぜ事故は起きたと思いますか?」などと馬鹿な質問をする暇があったら(被害者や遺族が本当にそんな事を望んでいるとでも思っているのか?)、小さい脳味噌をフル稼働させて提案の一つでも出してみろ!