大人のデモと餓鬼のデモ

皇紀2678年(平成30年)3月26日

「銃のない世界に」 全米各地で異例の大規模集会 若者主役の銃規制運動

【ワシントン=上塚真由、加納宏幸】米フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で先月、17人が死亡した銃乱射事件を受け、同校の生徒らの呼び…

(産経ニュース)

 米保守派の共和党を支えるのが全米ライフル協会ですが、対するリベラル派の民主党支持者に銃規制を訴える米国民が多く、日米では「保守」の根本が全く違っているせいもあり、私はむしろリベラルの主張に賛同してきました。特に今もって忘れられない服部剛丈さん(当時十七歳)の死をきっかけに、米国開拓建国の血の歴史を知った上で、また他国の内政に干渉してはならないのですが、それでもやはり銃規制を進めてほしいと願っています。

 二十四日に開かれた首都ワシントンD.C.のデモには、その映像を見て圧倒されましたが、数十万人もが整然と道路を埋め尽くし、なぜ銃規制を訴えるのかについても、理路整然と複数の人たちが語り上げたのです。

 それに引き換え、わが国の首相官邸前に陣取った数十人のデモは、相も変わらず太鼓をたたいて下手な歌を唄い、ただ「安倍辞めろ」しかいえない幼稚極まりない恥さらしの集いでしかなく、とてもまともな「デモンストレーション」とは申せません。そのくせ「私たち」ではなく「国民の怒りを」などと、到底日本国民を代表しえない連中が居丈高に叫ぶさまは、ひたすら不快でしかないのです。

 これがわが国に於ける「ミンシュシュギ」の実態であり、朝日新聞社の元記者が枝葉末節を持ち出し、いわゆる「慰安婦記事捏造訴訟」で自らの主張を勝ち誇る有り様(二十三日、札幌地方裁判所にて)を見ても、つくづくわが国の政治と報道は幼稚なのだと思い知らされます。

 私たちにその自覚がなければ、彼らに簡単に煽られてしまうでしょう。決して騙されてはならないのです。

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『大人のデモと餓鬼のデモ』に2件のコメント

  1. 心配性:

    いまだに「政権交代のチャンス到来」と喜び、デモをする人が多いようですが、「政権交代」した後に何をしたいのか聞いてみたいですね。
    私はそれよりも、安倍政権が推し進めようとしている「電波オークション」(メディア改革)に関心が有ります。

    南海トラフと言えば、「宝永地震」と「富士山宝永噴火」について触れないわけには生きません。

    【鬼怒川堤防決壊】民主・枝野氏 「スーパー堤防の事業仕分けは全く関係ない!」
    http://www.sankei.com/politics/news/150914/plt1509140009-n1.html

    1707年(宝永4)、マグニチュード8・4と推定される巨大地震が発生し、大津波が、房総半島から九州に至る太平洋沿岸の地域を襲い、死者約2万人、家屋の倒壊約6万、流出約2万という大きな被害をもたらしました。
    更に、この年は、富士山も噴火し、静岡・山梨に大量の灰を降らせ、江戸の町でも数センチの降灰が確認されたそうです。

    くどいようですが、長期にわたる「コンクリートから人へ」のやり過ぎが、災害の犠牲者数を大幅に増やし、経済を低迷させ、少子高齢化を極端に推し進める結果につながりはしなかったどうか、改めて検証が必要だと思います。

  2. きよしこ:

    各種の世論調査で安倍昭恵夫人を証人喚問すべきとの意見がとても多いのですが、これは昭恵夫人を疑っているというより、「さっさと証人喚問でも何でもして早くこの問題を終わらせてほしい」との考えの現れではないでしょうか?試しに(法的に可能か否かは存じませんが)籠池氏の証人喚問を再度行うべきかを尋ねればよいのですが、何故しないのでしょう?昭恵夫人に対するそれよりも高い数字になるからに決まっています。安倍政権を倒し、死んでも既得権益を守りたい報道権力の連中は真相究明などどうでもよく、穀潰しでしかない野党と結託して時間稼ぎに奔走しているのです。これが我々の心を蝕む苛立ちの正体です。米国における銃の規制も喫緊の課題ですが、我が国に於いても「日本語の上手い外国人」と共産主義者による政治活動を妥協なく規制してほしいものです。