また毎日新聞に侮日記事が

皇紀2676年(平成28年)10月10日

 本日は、体育の日です。しかも昭和四十一年制定当初の十日であり、三十九年の東京夏季五輪大会開会式に由来します。決して「晴れの特異日」というわけではないそうですが、本日も札幌や那覇を除いて全国的にほぼ晴れの予報です。

 しかしタイ(泰国)には、暗雲が立ち込めています。ラーマ九世プーミポンアドゥンラヤデート国王陛下の御体調が一時悪化したとのことで、王宮は九日夜、医師団の声明を発表しました。

 現国王陛下にもしものことがあった場合、泰国で何が起きるか分かりません(こちらの動画または記事を参照)。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000007……
 ▲毎日新聞:ノーベル賞 日本人の女性研究者が出ない理由

 さて、この記事がなぜか毎日新聞社自社サイトにないのですが、明治大学の藤田結子教授のレポートとして、要は「受賞者(夫)を陰で支える妻という構図を、報道各社が美談にして書き立てるのは、性別役割分担の標準化をしている」「女性研究者の割合は英国三十八%、米国三十四%に対し、わが国は十五%にとどまっている」「研究者の労働時間を減らし、男性研究者の意識改革を促せ」というものです。

 女性がこのようなことを言っているから、女性教授から受賞者が出ないのでしょう。

 私があまり信用しない応用系の研究で、何かが「ありまぁす」と言った女性研究者があのようなことにならなければ、受賞の機会を将来得ることになったかもしれません。報道各社が彼女を持ち上げたのも事実です。

 いずれにしても研究者であれ、その人を支えた家族であれ、立派だと思った人について「立派だ」と言うことが「性差別的」とまでののしられるとは存じ上げませんでした。

 http://mainichi.jp/articles/20161001/ddf/041/040/01……
 ▲毎日新聞:ノーベル賞 気になる 権威大好き?日本人 「西洋に認められたい」願望 低迷する経済…国民に自信

 因みに自社サイトには、この記事がありましたから、とにかくどのようなことにも「侮日」を投入しないと平常ではいられなくなったのが毎日新聞社であり、ノーベル賞にまで性差別の議論を持ち込んで日本を攻撃しようという報道権力に、そもそも美談を書く能力などあるのでしょうか。

 まして研究者の「働き方改革」なんぞむしろ安倍政権的で、とても信用できません。もちろん一概には申せませんが、彼ら受賞者は、たとえ「勤務終了です。帰ってください」と告げても帰らないほど研究に没頭したからこそ、その成果が評価されるに至ったに違いありません。

 脇目もふらず研究に没頭する女性がいてもおかしくないですし、数多の女性作家には、既にそのような方もおられるでしょう。それは個人の自由であり、現代女性の在り方を偏ったほうへ標準化しようとしているのは、失礼ながら藤田教授のほうではないでしょうか。

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『また毎日新聞に侮日記事が』に3件のコメント

  1. 心配性:

    >ノーベル賞 気になる 権威大好き?日本人 「西洋に認められたい」願望 

    嬉しい時は、素直に「嬉しい」と喜ぶべきですね。
    喜びの感情を強引に押し殺すなど、無理は体によくないです。

    勿論、「西洋に認められたい願望」(欧米を意識した動き)は、別に保守派の専売特許ではありません。

    沖縄の人々、ルーツは「日本由来」 南方系説を否定
    http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/44163

    ご存知の通り、3万年前はともかくとして、現在の沖縄の人々の大部分は、ある古い時期に九州から南下した人々の子孫だと思われます。
    その為、本土住民との遺伝子の面での特徴的な共通性はもとより、言語的にも、琉球語と日本語が「姉妹語」である事が完全に証明されているのでしょう。
    ですから、近年国内外に広まりつつある「沖縄先住民論」には、激しい違和感を覚えるのです。
    「なんか違うだろう・・・」と。

    特に、米軍基地問題に関係し、直接関係が無いと思われる「先住民論」や「独立論」が国連やアメリカで宣伝され、人民日報系『環球時報』などが「中華民族は琉球独立を応援しなくてはならない!」と叫ぶ事に至っては、全く意味不明、基地を減らす事には役立たないと感じます。

    本土においても、米軍基地がこのまま沖縄に集中し続ける事を歓迎する人は殆どいないでしょう。
    基地の返還を着々と進め、可能な限り縮小して行く、この点において、沖縄を含む大方の日本国民の意見は完全に一致しているはずです。

    仮に意味不明な「先住民論」や「独立論」や「反日宣伝」が、一部の外国人(中国政府や韓国の活動家)に‶大受け”したとしても、何の力にもならず、基地が減るわけではありません。
    いくら、欧米の左翼メディアや外国人活動家にチヤホヤされたとしても、本土の日本人(まり「身内」)の『共感』を失い、怒りを買うばかりなら、基地なんて減らせませんよ。

  2. やす:

    こういう女性が~みたいな問題って性差別ではなくて、物質至上主義の考えからきているんですよ
    何かをするに当たっての見返りを求めるのは当然であり、何故それが男性だけなのかとか、いくら妻が夫を支えた所で、ノーベル賞をもらえるわけではないので、結果的に男性ばかり特をしているのではないかとか、そういうせこい考えしかできない西洋の悪い合理主義的ですよ
    夫を支えるのも、研究に没頭するのも男女関係なく個人の自由ですし、特に日本の女性達がそんなに男女の差別を感じている人が多いのかと考えるとそうは思えませんし、少数意見を大きく取り上げるのが左翼新聞のやり方で、合理主義は特に日本の伝統を破壊するだけでなく、人をロボットにしてしまいます
    ロボットにならないためにも教育改革が必要だと思います

  3. コメコパン:

    いつも興味深く拝見しています。
    パソナの竹中平蔵CEOが目論んだ外国人の家政婦を必要とするのは、まさにこんな独身社会人の女性ではないでしょうか?
    NHKの連ドラ「とと姉ちゃん」でも、仕事を辞めて家庭に入った次女が外で働く長女や三女を支えています。
    「男は仕事、女は家庭」は男女差別だと言いますが、そう言う人に独身が多いのはなぜでしょう?
    私は子供ができて主婦になり、今は家事と両立できる程度のパートですが、主婦の一番大変なところは、一人で家族それぞれの予定に合わせて食事などを準備するところです。子供をきちんと育てることが一番大事だと思っています。私の周りでも、そういう母親は多いです。子供や家庭を放ってまで、仕事に邁進したいと思う女性がどれほどいるか、私には疑問です。