破壊者に邪魔される日本漁

皇紀2675年(平成27年)9月10日

 http://www.sankei.com/life/news/150909/lif150909……
 ▲産經新聞:シー・シェパード創設者 水族館へは行くな 「入場券はイルカへの死刑宣告」

 和歌山県東牟婁郡太地町の町立くじらの博物館が世界動物園水族館協会(WAZA)の一方的な勧告を受け、日本動物園水族館協会(JAZA)を退会したことは、皆さんも既にご存知だと思います。

 私はこうすべきだと考えていましたので、博物館側がよく決断されたと思いますが、そもそも動物園や水族館という一種の商業施設を是とするか否かという問題はともかく、WAZAの勧告自体がイルカ漁の実態と合致しない無知蒙昧なものだったことから、自立が可能なら脱退は何でもないことでした。

 くじらの博物館の強みは、まさに漁師たちとの連携により自前でイルカを調達できることです。ましてこの博物館はわが国の伝統漁を紹介することで保守し、次世代へ伝えていくことが目的の公立施設ですから、よく調べもしない思い込みで破壊活動団体に非難されるいわれはありません。

 国際指名手配中のポール・ワトソン容疑者は、全世界の動物園・水族館を批判しているとしていますが、明らかにわが国への攻撃のみ執拗であり、それがクジラやイルカを頂点とし、その保護者が白人種で、有色人種は底辺にいて殺してもよいというような危険思想に基づいているかの行動様式です。決して許せません。

 他国の「破壊者」に邪魔される漁師たちの苦悩といえば、こちらの記事にも目を通しておいてください。

 http://www.sankei.com/west/news/150910/wst150910……
 ▲産經新聞:中台漁船に押し出される九州漁船団 中国公船の妨害で廃業も

 何度も申してきましたが、私のように陸で生活する者たちがつい見落としがちの辛い現実は、私たちと政府の努力で改善できることです。これが沖縄県近海の漁業の実態なのです。

スポンサードリンク

『破壊者に邪魔される日本漁』に2件のコメント

  1. ねこちん:

    以前、シーシェパードとアディダスがコラボしたことを投稿した者です。

    アディダスグループ お客様窓口
    「確認ができ次第、ご返答申し上げますので、今しばらくお待ちください。
    内容によっては返答までにお時間をいただくことがございます。予めご了承ください。」
    とありましたが・・・

    確認のメールを送ってから2ヶ月経ちましたが、未だに何の連絡もありません。

    アディダス不買です。

  2. 遠藤 健太郎:

     覚えております。シー・シェパード関連では、スポンサー企業などどこも歯切れが悪いです。取り急ぎ、ご報告ありがとうございました。