また長崎で被爆の「騙り」

皇紀2675年(平成27年)8月2日

 http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033785071.html
 ▲NHK:被爆者講話 校長が遮る(長崎県)

 ほぼ一年前の話だというのですが、長崎市の被爆者を名乗る末永浩さんが七月三十一日に会見で、島原市の中学校(全校生徒約三百四十人)で行われた平和学習の場に於いて「日本は悪いことをやった国」「東京電力福島第一原子力発電所の事故」といった無関係な話をし出したら学校長に「やめてください」と遮られた、と語りました。

 何が気に入らないのでしょうか。米軍による原子爆弾投下の惨状を伝え残す大切な機会に、関係のない話を延延とした自分が……悪いとは申しませんが、依頼者の依頼内容に沿わず期待に全く応えなかっただけでしょう。

 そこで、皆さんに思い出していただきたいのです。昨年六月十日記事で、私は公益財団法人長崎平和推進協会(ピースウィング長崎)の被爆講話には出鱈目な部分があり、講話者の中に問題の多い破壊思想活動家(俗に「左翼」または「極左」に分類されるが、いわゆるただの「反日」)が紛れている問題を取り上げました。

 この時に問題となった森口貢さんと末永さんは共にピースウィング長崎の活動家だったのです。だから被爆講話もほどほどに危険な破壊思想をしゃべりだしたのでしょう。森口さんも末永さんも昭和二十年八月九日午前、長崎市にはいなかった人たちなのです。

 被爆を語るのではなく「騙る」のは、彼らの目的が危険な破壊思想を喧伝し、個人の思想を改造してしまおうとするたくらみにあるからに他なりません。

 この学校長は立派でした。日本教職員組合(日教組)の政治活動と親和性の高い危険思想を前に講話を制止してみせたというのは、地域差もありますがなかなかできることではありません。

 広島と長崎の被爆に学ぶ反戦・非核の精神を汚すような行ないは、もう二度とやめていただきたいと思います。

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『また長崎で被爆の「騙り」』に1件のコメント

  1. ゆき:

    ペルシア湾で海賊対策とテロ対策のためバーレン基地に常駐する米軍は、この5月多国籍軍の総司令官に日本の海上自衛隊員を任命した。日本は海賊対策のみに参加している。ウキリクスで日本は米国に盗聴されていた。陸上自衛隊はモスクを設定した米国の訓練場で、米軍と共同訓練をしている。サウジとシーア派の国々との対立、ISとシリアなど紛争の火種は決して小さくならない。日本の海上自衛隊は国会の動き次第で、国民の知らぬ間にテロ対策-中東、アフガンの治安-に従事しているのではないか。