私たち国民が争点をつくる

皇紀2674年(平成26年)11月22日

 http://www.recordchina.co.jp/a97792.html
 ▲レコードチャイナ:在日中国人、円安に悲鳴=「帰国も考えている」―中国メディア

 一昨日記事昨日記事の続きですが、「莫迦(自公連立)と人間の屑(民主党など)なら莫迦のほうがはるかにまし」と申したのは、安倍晋三首相が「円高・デフレ(給与・物価下落)」の現状を問題視し、対策を打つとした方針は、何も間違っていないからです。

 にもかかわらず、何度でも申しますが、円高・デフレ対策とは逆行するような増税・財政再建優先策に出るようなことを口にするから、私たち国民がその是非を争点にしよう、と提言しているのです。

 安倍首相が衆議院解散総選挙の勝敗ラインを「自公で過半数」と低く設定した理由は、(伊吹文明議長の朗読にも問題はあったが)万歳のタイミングを間違えるような一年生議員の多さに辟易しているところがあるせいでしょうが、少なくとも自公安倍政権が退陣するような結果にはなりません。

 今からそう断言してはいけませんが、昨日も申したように、民主党が再び政権を強奪できる環境にはまったくないのです。

 韓国の一部報道では、安倍政権が倒れるよう希望する記事が配信されていますが、仮にも自公安倍政権に口を挟む勢力の拡大を望むとするなら、憲法論議における次世代の党と太陽の党の台頭、および消費税問題を見据えて日本共産党の議席微増が求められる程度で、韓国報道が期待するような民主党の再台頭などありえません。

 それにしましても、どこまで民主党はわが国を中韓に売り飛ばしてきたのでしょう。彼らからの愛され方があまりに異様です。もはや日本の政党ではありません。

 筋から外れた現状ではなく、もともとの安倍首相の経済政策(アベノミクス)の基本的考えが正しいと申せるのは、円高是正を進めれば進めるほど「単なる腰かけで、私たちと融和する気などないカネ目当ての在日中共人や在日韓国人」がわが国から出て行かざるを得なくなるというのも一つの理由です。

 また、重ねて申しますが、円安に振れるだけで税収は増えるのです。これに対し、民主党の海江田万里代表らは、アベノミクスに代わる政策案を一切口にできていません。そもそも増税を言い出した民主党は、手も足も出ないのです。

 だからこそ、安倍首相は勝負に出なくてはいけません。私たちがそれを促さない限り、公明党と組み続けて国土交通相のポストを手放し、経済特区利用で移民政策に手を出し始めた自民党に、中共に打ち勝つ日本を実現することはできないのです。戦争の話などしていません。豊かで安全な私たち国民の暮らしの話をしているのです。

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『私たち国民が争点をつくる』に3件のコメント

  1. :

    今回の選挙は難しいと思いました。
    現状、外交面では及第点の安倍さんを支持したいのですが、消費税の景気条項削除を入れてしまったので、これでは財務省にNOの1票を投じるつもりでも、結局財務省の「次回増税時期には景気が悪くてもやるからね」にYESを投じることになってしまいますね。

    しかし、例えば今回の増税を29年に延期しますよ、と言っておいて、実際にその時期が来ても景気が悪かったらまた「景気条項削除」を削除する争点で解散選挙できないですかね。で、それまでに財務省から力を奪ってしまえばいいですし。それって素人考えですか?

    いずれにしても今回の選挙で民主と社民が壊滅することを祈ります。

    それにしても、中国へのODAやら外国人への生活保護やら留学費用やらの諸々の無駄使いを失くすことの方が先ではないかと思いますが。財務省は取ることばかり考えて、支出内容には頓着ないですね。それらの費用は大したことがないと思っているのでしょうか?
    しかし納税者から見れば、無駄使いを失くしてから増税、というのが当たり前の感覚なんですがね。

  2. naga:

    連日の熱のこもったブログ更新、お疲れ様です。かなり煽情的な文章も散見され、読者としては驚きを隠せないでいますが、感想などを。

    ■財務省(国税庁)についてですが、徴税を道具にして自らの思惑を通すことのみを考えている傲慢さと、自らの誤謬を上手く正すことができないプライドの高さに大きな問題があるのではないか、という長年の疑問があります。もちろん特定のどなたかが悪いというのではなくて、組織としてこうした風土や体質がきちんと是正されてこなかったことが原因なわけですけれども。
    ※こうした問題がいっこうに改善されないのは何故なのか?という部分に私は興味を持つほうなので、こちらのブログの趣旨にはそぐわない感想かもしれません。

    ■かつて与謝野元財相が主張していたと記憶していますが、社会保障を目的とした消費税増税という文言は、超高齢化社会かつ給与所得者が減少傾向にある(≒年金生活者や非正規雇用者の増加)現状では相応の説得力を感じてはいます。言いかえれば私などはもともとそのくらい税金についての知識や興味がないわけで(不遜ですが、おそらくは元財相も本来はそれに近いタイプのかたなのではないかと感じてはいます(笑)、かろうじて興味があるとすれば、省益のためにカネを動かすことばかり考えているようだけれども、その原資を増やす方法についてはどうして考えないのか?秀才や英才の集まりがエリート官僚や国会議員なのではないのか??という積年の疑問にまつわる領域だったりはします。

    ■会社員も自営業者のように毎年確定申告をするようになれば、税金や税金の使途に幅広い関心は集まりやすくなるでしょうし、こうした財務省と省庁の問題はゆるやかな過程を経て改善されるのではないか。業務の煩雑さを考慮すればかつてならばありえなかったのでしょうが、スマートフォンやタブレットというツールからでもインターネットが使用できるようになった現在では検討されてもよいのではないか。最近ではそんなふうにも考えています。

    ■一年半後だか何だかにまた消費税増税が実施されるとすれば、それまでの間に高額の消費はまた増えるのでしょう。庶民の発想では不動産やクルマ以上の高額消費の方法は思いつきませんが…。
    ただし、こうした消費はあくまでも一時的なものでしょうし、そうした財力などまったく持ち合わせていない個人としては、もうなるようになればいいという投げやりな気持ちが先行してはいます(笑)

    稚拙な印象と思いつきばかりですが、何かの参考になれば幸いです。

  3. 栄二:

    第一次安倍政権からの応援者です。

    遠藤健太郎先生、毎日更新 楽しみにしております。
    何故か今の安倍政権支持者は、安倍政権がやるのであればなんでもいいと、政策にものをいう人間を排除する傾向があるとおもいます。経済政策は日本の心臓部です、これが間違えば我々の為に英霊となった靖国神社の御霊も複合的な勝者の法則により、今より叩かれる結果となるでしょう。
    政権奪取前、総理経済ブレーンが増税否定を断固と言っていたことは今無視ですか?(笑)
    『是を是、非を非とするこれを知という!!』盲進宗教的支持は天下の大患たるこの今、ただ足を引っ張る存在です。

    戦後体制からの真の脱却をはかるのであれば、この言い方も寂しいですが→日本派日本国民は議論を重ねるべきであり根本的な真実を追求するべきなんだと思います。

    遠藤健太郎先生
    配信に手加減はいらないと思います。『天下の大患は、其の大患たる所以を知らざるに在り。 苟も大患の大患たる所以を知れば、寧んぞ之れが計を為さざるを得んや』

    ケントギルバートさん、素晴らしいですね(笑)
    http://s.ameblo.jp/workingkent/entry-11955207909.html

    天皇弥栄