子宮頸癌ワクチンに待った

皇紀2673年(平成25年)6月15日

 http://sankei.jp.msn.com/life/news/130614/bdy130614……
 ▲産經新聞:子宮頸がんワクチン「接種の勧奨せず」 厚労省専門部会

 厚生労働省厚生科学審議会の専門部会(自治医科大学小児科教授の桃井真里子座長)は十四日、重篤な副反応の発症報告が相次ぐ二種類の子宮頸癌ワクチンについて、「積極的に接種を薦めることは控える」と結論づけました。しかし、予防接種法に基づく定期接種の対象からは外さず、実質的な無料接種は続きます。

 このワクチンは、英国グラクソ・スミスクラインが開発したサーバリックスと、米国メルク・アンド・カンパニー(日本ではMSD=旧万有製薬)が開発したガーダシルです。

 政府の方針により女子中学生にまで定期接種を強要した結果、通学困難に陥るほどの副反応が複数報告されている件は、三月十八日記事でも申しました。そう、これはもう立派な「強要」なのです。

 何度もお断りしておきますが、一部で「断種ワクチン」と指摘されたことについては、当時英国の薬学界で多数の臨床試験をもってその事実は確認されておらず、断定出来ないことを私は認めましたが、同時にあらゆる予防ワクチンに確実性はなく、副反応の出る可能性があるため、基本的に性行為によって感染すると考えられているヒト乳頭腫(パピローマ)ウイルス発症の予防ワクチンを児童・生徒にまで定期接種することに反対しました。

 もう一度申します。これらは唯一癌の発症を予防出来るワクチンと謳われていますが、その保証はどこにもありません。性交の体験前に接種させることで発症を予防する効果を保証するものではないのです。

 子宮頸癌の問題は、発症した女性にとって病状そのもの以上に屈辱的だとの指摘がありますが、夫との性交だけで感染する可能性はあり、複数の男性とみだりに性交することで感染するものというのは認識に間違いがあります

 恐らくこの誤りを解かない限り、推進派は「女性の人権」を盾に「定期無料接種の強要」を政府に強要し続けるでしょう。子宮頸癌ワクチンを女子児童・生徒にまで接種させることと、女性の人権は何の関係もありません。

 原則として、特に児童・生徒をいわゆる「薬漬け」にすべきではなく、政府財政の観点からも定期無料接種を推進すべきではないのです。厚労省があともう一歩踏み出す決断をするよう、これからも各所にお願いしてまいります。

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『子宮頸癌ワクチンに待った』に2件のコメント

  1. matu:

    平成25年3月28日の厚生労働委員会にて はたともこ(生活の党)氏が質問しています。要約します。
    一般女性の50%以上は一度は感染する。その内90%以上は自然排出され、がん化するのは0.1~0.5%。
    軽度異形成時に適切な治療を施せば100%完治する。このワクチン(HPVワクチン)の日本人女性への効能は1%未満。つまり、99.9%以上の女性には必要のないもの。 副作用については、インフルエンザワクチンに比して、重篤反応が40倍。まだ、不明な点が多く危険。定期健診で十分対応できる。

    児童生徒に対しては、正しい道徳教育性教育こそが必要です。
    なぜこのような効果のないもの、健康を害するものを行政が税金を使って推進するのか。何らかの悪意敵意の現れであるとみなすしかないでしょう。
    政府を含めて他の「公正と信義に信頼して」いてはダメということですね。。

  2. miku:

    ワクチンや健康診断・ドッグなどが医者や医療従事者の
    食い扶持になっている以上
    がん検診やワクチンが危険であり、全く意味がないことは

    「死んでも医者が口にできない事実」です

    そもそも
    子宮頸がんだけでなくガンにかかる確率は
    交通事故よりよっぽど低いという事実

    急性をのぞき、殆どのガンが生活習慣病である事実を知れば

    「ガンなどおそるるに足らず」
    です