自創連立より自維連立へ

皇紀2672年(平成24年)12月12日

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121210/k10014……
 ▲NHK:石原代表“憲法改正で自民に協力も”

 十日記事(八日作成)の続きになります。日本維新の会の石原慎太郎代表は十日、東京都内での街頭演説で自民党との連立に改めて言及しました。連立の前提は「占領憲法(日本国憲法)の扱い」です。

 これに創価学会(公明党)の山口那津男雇われ……もとい、代表が早速「ならば自民党との連立解消もありうる」と発言しました。目的はこれです。自創(公)連立政権の再来など誰にも歓迎されません。

 石原代表は都知事時代に「そぐわぬ人(占領憲法)とは別れろ」と発言し、私たちが土屋敬之都議会議員らに提出した議会への無効請願を取り上げようと尽力されました。よって占領憲法の改正では国家の生命継承本能(いわゆる「国体」)が弱体化することを知っています。

 それでも党是で莫迦の一つ覚えのように「改憲」しか言わない自民党を誘い出し、安倍晋三総裁らとの共通点を見つけ出して「変えるなら一緒にやろう」と選挙の真っ只中に、しかも一介の大阪市長が各地で自民党批判を吐き散らかしている中で、思い切って言われたのです。

 自民党には西田昌司参議院議員がおられます。本物の皇室典範を取り戻すことが決して自民党にできないことではありません。私が懇願したように、石原代表が目指すべき本当の「大同団結」とはこうあっていただかねばならないのです。そう、あの「小異を捨てて」とは、決して大阪の首長連中などと組むことが最終目的ではなかったのです。

 さてその時、国会に誰が必要ですか。石原代表と西田議員だけではとても足りません。皇族を公務員扱いにし、祭祀を捨てて国を滅ぼす気でいる現行政府を変えるには、皆様、おのずと必要な人材が見えてくるはずです。

 山口代表の発言に組織としての重みがまったくないのが気になりますが、後任代表が誰になろうと本当に創価学会をつまみ出すには「占領憲法はこのままにしない」「君たちの顔など二度と目にしたくない」と言えば一発でしょう。これでよいのです。

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『自創連立より自維連立へ』に3件のコメント

  1. 大阪のおばば:

    今、憲法改正や破棄は声に出して言えますが、これまでだったらマスコミに袋叩きになっていたのではないでしょうか?露払い、そう言う意味で石原代表や橋本市長の役割は大きいと思います。遠藤先生は保守哲学の支柱をなされて居られますので正論を述べられる立場であることはよくわかりますし大切ですが、それだけで政権を奪還できるものでもないと思いますし憲法破棄ができるとも思えません。まずは数をとらないと何もできません。自民党の中にも保守でない人もいるやもしれませんし、国民も色々です。選挙が終わりましても一人でも多くの人に憲法をわかりやすく支持してもらえるよう活動されますことを陰ながら応援しています。

  2. 大阪のおばば:

    私の住んでいる町は創価学会員が多い所であちらこちらに公明党候補者のポスターだらけでしたが、今日見ると殆どのポスターが除去され山口代表と安倍総裁が握手しているポスターも安倍総裁一人のポスターに変えられていました。また民主党候補のポスターも殆ど見かけなくなり、見かけるのは共産党候補のみです。投票日までわずか数日で突然の変化に何か大きな動きがあったのではないかと思われます。

  3. 読者:

     今回のエントリーと関連することですが、
     いま焦点は「憲法改正」のみに絞られている事が気になります。
     それも重要ですが(特に『9条のみ改正論』のマヤカシも俎上に上げねばなりません)民法・刑法もまた然り、です。とりわけ刑法ですが削除された「不敬罪」の復活を主張します。
     宗教団体を偽装した反日組織たる創価学会は長年「不敬罪を適用された事」を売り物にし、その指導者という人物は「俺こそが国主」と平然と主張しています。
     不敬罪が無くなった為にこのような「不逞の輩」が増長したのでは…
    と考えます。復活し再適用第一号としなければなりません。私見ですが。
    追伸
    総選挙を前にまたしても脱原発派による「福島県民イジメ」が始まりました。風評被害をこれ以上煽る事は許されません。
    参考ブログは本日の記事を御一読下さい。
    なお12/5記事ではブログ主の実家である食堂にての「安部総裁来訪記」
    を読む事ができます。写真をクリックすると拡大されます。