全大使を呼び戻して起きた

皇紀2671年(平成23年)3月6日

 先週、世界遺産吉水神社の佐藤素心宮司が会長を務めておられる「錦の御旗けんむの会」様主催の「第7回『憲法無効論 公開講座』静岡大会」に来賓でお招きいただいた際、会場にお越しになっていた或る方から、このようなことを言われました。

 ほぼ全ての在外米国大使が本国に呼び戻されてから、一気に突国(チュニジア)の動きが中東にまで飛び火しましたね。そこで打ち合わせがあったのでしょう。

 http://endokentaro.shinhoshu.com/2011/02/post1833/
 ▲遠藤健太郎オフィシャルブログ:世界の異変…何か起こる?(本年2月10日記事)

 この方はいつも私のブログを読んで下さっていたのですが、米国では一社小記事のみで、日米ともに全く報じなかったと言ってもよい「全米国大使呼び戻し」の異常事態に着目しておられたそうです。

 私も、結果として現下の北阿・中東の混乱の背後で米投資銀行「ゴールドマン・サックス」の投機資金が飛び交っているとの話を聞き、思い返せば1月20日に事実上突国政府が崩壊したのを端緒に、2月11日の埃国ホスニー・ムバラク大統領の辞任や、今なお続いている利比亜(リビア)の政権打倒について2月上旬、米国務省が大使たちを呼び戻してまで話し合っていた可能性はある、と思っていました。

 2月28日記事では、実験的で失敗作だった社会主義や共産主義よりもよいと私たちが信じてきた資本主義は、賭博・博打経済の思想に他ならないということを指摘しましたが、売国奴で守銭奴というのは、まさしく人間の生命をも賭博(主として投機)のネタに換えて悦に入る人たちのことです。

 これは一部の賭博師によって国が滅びかねませんから、全世界各国が「國體」を考えた時、著しくそれに反すると誰もが分かるでしょう。

 かつて伊丹十三監督のお話を伺える絶好の機会を得た時、氏が「共産主義は論外だったにせよ、民主主義や資本主義も欠陥だらけであり、しかし今はこれしかないという消極的選択でやっている。いつかもっとよい時代が来ると願う」という意味のことを話して下さったのを、私は今さらながら思い出すのです。

 賭博師たちと結託した米国の意図は何でしょうか。米政府内のどこが主導し、何を到着点として以色列(イスラエル=世界中のユダヤ人にとって祖国でも何でもない国)を脅しているのでしょうか。

 そもそも、このような売国奴と守銭奴の思惑で国が倒れ、人が死に、資源の争奪戦争を勃発させてさらに人が死に、自然が破壊されることを、おかしいと思わなくなってはいけません。

 これは「わが國體を守る」とするからこそ申せるのであって、何の基軸もなくわめくだけの反戦運動に動機づけも目標達成後の世界観もないということに、是非ともお気づき願いたいと思います。

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『全大使を呼び戻して起きた』に3件のコメント

  1. matu:

    結局、「共産主義も資本主義も同じ」なんですよ。
    「社会主義も民主主義も同じ」と言っても良いでしょうね。
    その時の一部の傲慢な人間が独裁出来るような仕組みになっているんです。
    一種のカルト宗教のようなものです。
    皆が自由だとか平等だとかそんなこと普通に考えたってありえないでしょう、というか人間は不平等だから美しいのではありませんか。男も女も全く平等なんて・・。親も子も全く平等なんて・・。国を護る人も私生活しか考えない人も平等なんて・・。おかしいですよね。
    ありもしないものを さも大切なもののように振りかざして洗脳するんです。古くからの伝統や秩序を壊すのに都合がいいですね。すると無責任な政治やが腕をふるいやすいんですよ。
    「共産主義よりましだろ」なんていうのは、詐欺ですね。「民主主義しかないだろ」
    ってもう洗脳しているんです。二つのものを提示してどちらかしかないかのように洗脳するのは彼らの常とう手段です。日本にはどちらにも当てはまらない「悠久の基軸」があります。だからこの基軸は彼らにとって邪魔な秩序=敵ですね。どおりで先の大戦でソ連もアメリカも手を結んだわけです。
    詐欺には気をつけましょう。我が国はいまだ占領下にあります。

  2. 心神:

    ユダヤ教にとって最高権威の天使ルシファーが、キリスト教にとって堕天使悪魔の象徴という事はもう何世紀も前に、ひょっとして彼らの中で何かがあったのでしょうか?(小説の世界のようです。笑)

    国境を隔て、世界を観て、手中に収める野心的な発想はキリスト教で云うところの、ルシファー悪魔に似てますよね。

    ホリエモンのような人間にとって、国境は単なる商売道具で関係ないのですかね‥
    15世紀頃から続く植民地政策も、今日の新自由主義なる格差政策も、主人と奴隷の構図で、とても神(仕事)に仕えるとは言い難いですね。

  3. matu:

    心神さま
    事実は小説よりも奇なり  と申しますからね。
    現行の1ドル札に堂々とルシファーの目は描かれていますね。先の大戦を引き起こしたルーズベルト大統領によって。
    この悪の目は世界中を駆け巡り支配を誇示しています。1776の数字も独立宣言の意味ではないとのことです。
    タルムードでは、それ以外の我々は人間ではありません。奴隷です。