世界の異変…何か起こる?

皇紀2671年(平成23年)2月10日

 http://modernsurvivalblog.com/current-events-economics-politics/all-ambassadors-called-back-to-washington/
 ▲modernsurvivalblog.com:All Ambassadors Called Back to Washington!

 先週、米国民が「スーパーボウル」観戦に夢中になっている間に、決して大きく報道されることなく、そして公式には国務省内の重要事項(在外公館の効率化課題)に関する会議だった(米国務省公式より)とされながらも、ほぼ全ての在外米国大使が本国に呼び戻されたというのです。これは確かに前例のないことで、さまざまな憶測を呼ぶことでしょう。

 http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889……
 ▲日本經濟新聞:中国はインフレに勝てるか

 中共の中国人民銀行は、わずか3ヶ月の間に3度も金利の引き上げを断行しました。これまで人民元の切り上げ幅も微小でままならないのは、そもそも「地方主権」の官僚主導腐敗例の典型のごとく地方の首長や共産党書記らがいわゆる「通貨発行権」を持っているようなもので、おのおの勝手な判断で人民銀行に札を刷らせてきたため、もはや中央が人民元の流通量を把握出来ていないためではないでしょうか。

 本来なら中共は「悪質な」為替操作国で経済制裁の対象になるはずですが、強力な軍事力を背景に膨張する経済力が各国の利用価値そのものであり、許されてきました。これは最もわが国に欠けている中共のしたたかさの表れでもあります。

 それでもいつまで中共はもつでしょうか。中川昭一元財務相は、平成23年以降の中共に気をつけるよう私たちに言い遺して亡くなられましたが、何か起こると言われて何も起こらないのはよくあることです。

 先の話にしてもそうですが、この報告者は、米国政府が負債処理に関して新しい国際基軸通貨を設ける準備に入ったとか、ドルの切り下げ、中共が抱える米国の負債に関する深刻な議論をしたといった予想をしています。或いは新たな戦争が始まってしまうのか、それが前例のない大使呼び戻しの理由になるのかどうかは分かりません。

 6月には沖縄県石垣市尖閣諸島に中共船が大挙して押し寄せ、不法上陸・占拠するのではないかという話も、軍事力をもたない「ことにしている」日本政府の軟弱外交がかえって戦争の火種になってしまう可能性さえあり、本当にそれが起こるかどうかは分からないにせよ、世界平和を希求するとしてきたわが国の出鱈目が露呈することになるでしょう。

 ですから、どんな時も「わが国はどうあるべきか」「わが国はどういう国なのか」を心に持っておくことが大切です。今や世界唯一の皇室がおわす日本が果たす役割を自覚しないからこそ、ともすれば中共や北朝鮮、韓国の崩壊をただ夢想したり、米国に振り回される政治を嘆いて終わらなければなりません。それらにはほぼ何の意味もないのです。

◎2月11日は建国記念の日です。暦の変動により、明治6年に定められた紀元節に基づき、占領統治期に奪われたこの祝日は、昭和41年に復原されました。紀元節とは、初代神武天皇が橿原宮でご即位なされた日です。ブログの更新は都合によりお休みしますが、皆様でお祝いしましょう。

統一地方選直前!2・13「日本よ、たちあがれ!」第二回決起集会
 http://www.shinhoshu.com/2011/01/post-173.html
▲詳細は上記リンク記事をご参照下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

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『世界の異変…何か起こる?』に1件のコメント

  1. 心神:

    なんか・・もう~めちゃくちゃですな?
    偽札の噂やら、このままインフレを加速させようが、バブル崩壊になろうが結局のところ、どれだけのデモがおころうとも中共政府はなんともなかったりして・・(笑)